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谷間の百合

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加藤清正の教え。

加藤清正は非常に用心深い人で、熊本城の築城に際しては敵を防ぐための様々な工夫が凝らされていることを、先日「ブラタモリ」で知ったところでした。
その熊本城の天守閣の瓦が剥がれ石垣が崩れましたが、清正も400年後の異常な地震までは予想できなかったようです。

世の人々は、どちらかと言えば細かいことを気にしない豪放磊落な人物を尊敬し、用心深いと言われる人には、いつもビクビクしている小心者のイメージを持ちがちですが、それは浅薄な人間の見方です。
用心深いということは、責任感が強いということです。
たとえば、いい加減な生き方をしていると、結局は人に迷惑をかける比率が高くなります。
自分のために生きるとはエゴではなく、自分に責任を持つことでもあるのだと思います。


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きょうの「産経抄」に清正のエピソードが紹介されていました。
清正は、いつも常備食、常備金として、米3升に味噌、銀銭300文を腰につけていたそうです。
福島正則が、それでは腰が重かろうとからかうと、清正は「これを見れば、家臣も戦備を怠るまい」と答えたということです。
「表には桜を、裏には栗を」というのが有名な遺訓だというのは初めて知りましたが、つまり、表通りには桜を植えて人の目を喜ばせ、裏には栗を植えて、非常時の領民の食糧とせよということだったのです。
なんとすばらしい領主様でしょうか。
いまの政治家に爪の垢でもと、だれしもが思いますよね。
まったく、国民への責任など薬にしたくもありません。(このごろこのフレーズがすぐ頭に浮かびます。)

東海アマさんが、5年くらい前の備蓄米(真空パック)を食べていると書いておられましたが、実はわたしもそうなのです。
もっと古いかもしれません。
いまではそれが美味しくて、新米などは胃に重く感じられて美味しいと思わなくなりました。
(備蓄できるものはそう多くはなく、もっとも長持ちするのはスパゲッティでしょうか。)
わたしはデリカシーに欠けるのか、お腹さえ満たされれば贅沢は望みません。
どうやら非常時に向いた人間にできているようですw
災害には予想外のことが起きるとしても、備えがあるとないとで生死を分けることもあると思います。


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by michi-no-yuri | 2016-04-17 11:53 | Comments(0)
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