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谷間の百合

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二十日 その二  インパールの慰安婦。

きのう国会で、「日本のこころ」の中山恭子さんが、蓮池さんの著書には事実と異なることがたくさん書かれていると言われました。
5人を返さないという決断をしたのは当時の安倍副官房長官だったこと、そして、蓮池さん自身は気付いていないかもしれないが、北の工作員に利用されていると言われました。
あの大騒動の中で、だれが何をして何を言ったについては思い違いもあるかもしれませんが、今、もうそんなことはどうでもいいことなのです。
おそらく、北の工作員に利用されているのではと言われた根拠は、蓮池さんが、拉致問題の背景には過去の植民地支配があり、過去の清算をてこにギブアンドテイクで動いていくしかないと言われていることを指しているのだろうと思いました。

話し合いのために中國へ行ってさえ売国奴呼ばわりするいまの日本です。
事実、話し合い=屈服だと思っている人がたくさんいます。
だから、北と交渉することができないのです。
政治家など、何かと言えば外交とは相手あってのことだと言います。
ということは、相手が何を考え、何を欲しているのかを知ることではありませんか。
しかし、日本は自分たちの考えを押し付けるだけで、相手が何をしたいかには一顧だにしません。
お互いに一方通行なのです。

また、経済制裁するそうです。
先日、高村副首相が総理の親書を携えて訪ロしましたが、北との交渉への協力を頼むのかと思いきや、なんと制裁への協力を頼んだというではありませんか。
総理はいつも全力を尽くすと言いますが、していることは制裁だけです。
家族会も同じ希望だということで、脱力します。


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中山恭子さんの夫の成彬さんは救いようのないくらいの右翼脳で、夫唱婦随というところでしょうか。
前々日の国会では総理の日韓合意を批判して
「先祖はむごいことを平気でやったとののしられるような事態を、私たち自身で作ったことを大変残念に思う。」と言われました。

関与どころか軍が主体なのです。
それに、戦争に酷い酷くないはありません。
加害者と被害者がいて、いつその立場が逆転するか分からないのが戦争です。
日本は、自分たちが問われていることだけに応えればいいのです。他国のことをもち出すのは「美しい国」のすることではありません。

1人の兵と4人の慰安婦が写っている写真、右端にお腹の大きな裸足の女性が写っている写真ですが、つい最近、あの写真に写っている女性たちがインパールの慰安婦だと知って驚きました。
軍は食糧や武器を調達する感覚で女性を集めていたのですか。
食糧や武器の補給が困難ななかでも慰安婦だけは集められたのですか。


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by michi-no-yuri | 2016-01-20 13:15 | Comments(0)
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