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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

「国民総活躍社会」の本当の意味。

「一億総活躍国民会議」の初会合で、民間議員に選ばれた菊池桃子さんが、ネーミングに「ダメだし」をし、代わりに「ソーシャル・インクルージョン」(社会的包摂)を提案されたということです。

わたしはすばらしいことだと思いました。

菊池さんには、ネーミングはともかくその理念を押し通してほしい。

もし、受け入れられないときは、辞任するくらいの覚悟でやってほしいと思います。

総理は困っているでしょう。

総理の思惑と菊池さんの思いは真逆だからです。

一億総活躍というネーミングは、明らかに、戦前の一億ナントカという戦意高揚のスローガンから思いついたことに間違いありません。

国のために、国民は一丸となって働きなさいということです。

そして、国民が汗水たらして働いた対価はアメリカのフトコロか軍事費にまわるのです。


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詳細は知りませんが、菊池さんのお子さんの一人は障害者だということです。

先日、テレビで、からだに障害を持つ人たちが、口々に安倍政権への不安を語り合っていました。

わたしにはその不安が痛いほど分かります。

安部政権のままでは、その不安は必ず現実のものになります。

戦前は、そういう人々や病弱な人は非国民扱いされたそうです。

社会の邪魔者扱いされることがどれほど辛いことか、それはいまのイジメと同じ構造です。

日本人は優しくありません。

日本人は社会的弱者に冷淡なばかりか、言葉による暴力さえ頻繁に起きているのです。

言葉の暴力はいつか本当の暴力にエスカレートします。

いうなれば、そういう人間の代表が安倍総理です。

それに対して、社会的弱者の最大の味方であり、最後の砦が皇室なのです。


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はなしは違いますが、デンマークの時給の最低賃金は2000円だそうです。

日本で時給が2千円になるとどんなにたくさんの人が喜ぶでしょう。

その喜びが働く喜びとなって社会を活性化させるのではありませんか。

それが総活躍の下地であり前提でなければいけないのです。

もちろん、そんな時給は出せないというところはたくさんあるでしょうが、そこは政府が補填するのです。

人々が喜ぶことで社会が活性化することが何にも代えがたい国の活力です。

安部政権はその反対のことばかりしています。

というのも、総理が輝きたいと思う理想の国は軍事大国だからです。

また、国民を幸福にするのは簡単なことなのに、それができないのは日本が植民地だからです。

貪欲に半永久的に日本から富を搾り取ろうとする人間に支配されているからです。

しかし、わたしには、まだその方がましだったと国民が後で思い知るようなことを総理はしようとしているように思えてなりません。

デンマークという小国は、だれの目にふれなくとも自らそっと輝いています。


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by michi-no-yuri | 2015-10-30 10:49 | Comments(4)
Commented by ツユクサ at 2015-10-30 18:48 x
一億総活躍。何と恐ろしく、馬鹿馬鹿しい言葉でしょうか。
「アリとキリギリス」の童話から、アリは働いてばかりいるイメージがありますが、実際は違います。アリの群れで働いているのは三割だけで、七割は休んでいるそうです。働いているアリだけで群れを作ってみると、七割は休んでしまい、やはり三割の「稼働率」になります。これは群れが生き残るための自然の摂理、自然の知恵なのだと思います。
全員を働かせるのはブラック企業の発想です。一時的に栄えるように見えても、まっしぐらに滅びてゆきます。
日本を一億総玉砕させてはいけません。
Commented by michi-no-yuri at 2015-10-30 23:09
ツユクサさま

コメントありがとうございます。
いいことを教えていただきました。
二人の姉は、働かざる者食うべからずという思想の持ち主で
わたしは反論も出来ず肩身の狭い思いで生きてきましたw
でも、こころの隅では、世の中にはわたしのような働かない人間もいないといけないと思っていました。
わたしは自然の摂理に則っていたのですねw
アリは7割も怠けているのですか。
そんな休んでいるアリなんか見かけたことはありませんけど、巣の中で寝転んでいるのでしょうか。
総活躍って、つまり奴隷化のことですね。
みんなが働いている社会は不気味です。
Commented by ツユクサ at 2015-10-31 14:50 x
私も生物に詳しいわけではないので聞きかじりですが、有名な話らしいです。アリの巣の観察なんて、小学生の頃にやったような気がしますが、普段は外で働くアリしか目に入りませんね。ハキリアリというアリは木の葉を運び込んでキノコを育てるそうです。彼らは人類より遥か昔から「農業」をしていたのです。人類だけが偉いわけではないのです。
Commented by michi-no-yuri at 2015-10-31 17:07
ツユクサさま

コメントありがとうございます。
暇であることがなぜ必要かと言うと、ものを観察することが大事なことだからだと思います。
ほんとうに、現代人は「もの」を観察しません。
さきほど、パソコンの画面を体長2ミリくらいの虫が這いまわっていたのですが、こんな小さな虫でも、意思をもって生きていることがビンビン伝わってきます。
みんな同じいのちだと感じます。
皇后陛下はユスリ蚊を見ていのちのかなしみをうたわれましたが、観察するこころがなければいのちの悲しみは分からないのではないでしょうか。
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