わたしは以前から辺野古に固執しているのは、対中戦争を射程にいれた日本政府だと思いそう書いてきました。
アメリカに、県民感情を無視してまで辺野古でなければならない理由はありません。
アメリカが反米感情を警戒し、それが本土に飛び火するのを恐れているのは明らかだからです。
オバマ大統領は「沖縄から海兵隊基地を撤去する用意がある。」と明言しているのです。
しかし、政府はなにがなんでも辺野古に基地をつくるでしょう。
アメリカがなんと言おうと、(本心は反米の)総理は普天間は危険だの一点張りで工事を強行するでしょう。
安倍政権は普天間は危険だという大義名分から対中戦争へと大きく舵を切ったのです。
(中国と戦争しようなんて、気が狂っているとしか思えません。)
きのうも書きましたが、安保法案に賛成している人の多くはその胸中に戦争への憧憬を秘めています。
中國や朝鮮に目にものを見せたいと思っている人たちです。
法案は日本を守るものだとか、戦争はよくない、戦争は悲惨だと言っても駄目ですよ。
下心が透けて見えていますから。
もし、本気で戦争は良くないと思うのなら、どうしたら平和を守ることができるかという思考になるのが自然ではありませんか。
きのうの新聞の広告に、恵隆之介という人の「沖縄よ、甘えるな!」という本が紹介されていましたが、甘えているのはだれでしょうか。
この人は沖縄出身だそうですが、沖縄人でありながら沖縄のこころも分からずに人生を過ごしてきたのですね。
「自立したい」という気持ちがどうして「甘え」なのですか。
人からみたら反米的なことを書いているように見えるわたしですが、その反米は感情的なものではなく、アメリカ国民に向けたものでもなく、ただ「属国」は嫌だという思いだけで書いているのです。
(とはいえ、アメリカに対して言いたいことは山ほどあって一生かけても言い尽くせないでしょう。)
ウィキで見ると、この人元海上自衛隊でした。
ああ、やっぱりと力なく笑うしかありませんでした。
どうして海自はアメリカべったりなのですか。
あなたこそアメリカに甘えているのではありませんか。
紳士然とした風貌と、沖縄出身ということで、「誰も語れなかった沖縄の真実」などと宣伝されたら残念ながら信じてしまう人が多いでしょうね。
こういう人にとっては、基地反対を唱えている者はすべからく左翼ということになります。
反戦も反原発も反TPPも反辺野古も全部左翼の扇動になるのです。
いいでしょう、それなら言いましょう。
あなたたちは、アメリカに魂を売った売国奴であり、利権に目が眩んだ金の亡者だと。
(わたしだって、反対運動の中に活動家や中韓の工作員が混ざっているだろうというくらいの想像はしています。)
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