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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

人の覚悟を本人に代わって他人が言うな!

きのう、防衛省は河野統合幕僚長が訪米時に米軍関係者と会談した内容を記録した資料は、調査の結果存在しないかったことを鴻池参院委員長に報告しました。

これで幕引きするつもりなのでしょうが、それにしても、米軍将官と握手している幕僚長の表情はアメリカさまに喜んでいただける報告ができたことの喜びに溢れていました。

飼い主に「お手」をしているみたいだと言っていた人がいましたが、「みたい」ではなく、あの絵図はまさに「お手」をしているところです。

古庄元海上幕僚長が、この件について「何が問題なのか」法案成立に備えて必要な検討を重ねるのは当然のことだと言っています。

「何が問題なのか」ということが問題なのです。

たしかに、自衛隊は緊急の事態に備えて訓練することは当たり前のことですが、それはあくまでも専守防衛の範囲内のことです。

しかし、自衛隊は明らかに憲法違反の法案にたいして、政府に抗議することも説明を求めることもありませんでした。

わたしはそれが不思議でなりませんでしたが、これら自衛隊上層部の売国ぶりを知るにおよんで漸く納得することができました。

米軍への自衛隊の隷属化、一体化、同化はわたしたちの想像をはるかに超えていたのです。

幕僚長が握手している写真がそのことをあますことなく語っていました。

たとえ、アメリカのアメリカによるアメリカのための戦争法案だと言っても、かれらはそれが何のことか分からないほどに米軍に同化しているのです。

「その何が問題なのだ?」と思っているはずです。


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古庄さんはこんなことも言っています。

「法案でリスクが増えるから辞めるなどと言い出す隊員はほとんどいない。」

「自衛官をバカにするな。」

「隊員はリスクは覚悟の上だ。」


なぜ、あなたが自衛隊員の覚悟を本人に代わって言えるのですか!

人のいのちや覚悟をなぜ他人のあなたが勝手に云々するのですか!

自分は隠居の身でこういう勇ましいことを言う人間をゼッタイ信用してはいけません。

自衛隊員は憲法違反の集団的自衛権のために自衛隊に入ったのではありません。

あくまで専守防衛で、そのために祖国に命を賭けようと宣誓したのです。

幕僚長は、ジブチの自衛隊基地を拠点にして中東での活動範囲を拡大していきたいようなことを言っていました。 

何ノタメニ?!

統合幕僚長はアメリカに訊いてくれましたか。

何のために中東で戦うのかと。

23万の自衛隊員のいのちを預かる最高責任者として、ぜひお聞かせ願いたいと言いましたか。

聞くわけありませんよね。

主人の命令に従い、ご主人に褒めてもらうことが使命だと思っているような人間ですから。


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by michi-no-yuri | 2015-09-08 11:40 | Comments(4)
Commented by ミルキー at 2015-09-08 17:06 x
平和学のガルトゥング博士が来日されました。博士は、「米国はISの掃討作戦にもウクライナ問題にもイギリス以外のEUの同意が得られていない。そこで日本に憲法違反をさせてまでその作戦を手伝わせようとしている」

米国は日本人を戦争に駆り出そうとしています。それも、あの残忍なISと戦わせるというのです。唖然としました。
最近知った、ジブチの基地も、寝耳に水で、いったい、国民の同意を得たのか、と訊きたいです。
南スーダンにもすでに、自衛隊がいるそうですね。
呆れて、何て言っていいかわかりません。
Commented by michi-no-yuri at 2015-09-08 21:42
ミルキーさま

コメントありがとうございます。
自衛隊は東北大災害のすぐ後にスーダンに行ったみたいですね.
日本が大変なときに、、、
わたしは、国際協力とか人道支援という名のもとに、あの辺に足場(拠点)をつくっているように思えてしかたありません。
そのころからすでに自衛隊を中東に投入する下準備をしていたのかもしれませんね。

きょう、記事を書いた後落ち込んでいたのはあることが気になったからです。
たとえば、ある国の軍隊を他国が掌握しているなどということを想像できるでしょうか。
それは占領されているということに外なりません。
しかし、日本がまさにそういうことです。
自衛隊がそれを「よし」としていることに愕然とします。
自衛隊ではないではありませんか!

民族派といわれる人たちが総理私邸に「自衛隊を米軍の傭兵にするな」とデモをかけたというニュースは愉快でした。
民族派は右翼とはまた違うのでしょうか。

ガルトゥング博士の来日は知りませんでした。
「報ステ」なんかで呼んでほしいですね。
Commented by ミルキー at 2015-09-13 01:08 x
ガルトゥング博士のインタビュー動画が公開されています。視聴しましたが、興味深い内容でした。

国際紛争について、外交で解決できるという意見は賛成ですが、戦争は、軍需産業で経済を成り立たせる勢力やその戦争で、国に借金をさせて、莫大な利益を受けてきた一族がいることが原因で起こされている指摘はありません。
この根本的な問題について、博士は認識しているのかどうか、知っていても発言しないのか、疑問に思いました。

2015/08/19 【全編字幕付き!】「積極的平和」の生みの親・ガルトゥング博士に岩上安身が単独インタビュー!「安倍総理は言葉を乱用している」 〜博士の提言する日本の平和的安保政策とは(動画)

ぜひ、視聴して頂きたいのですが、残念ながら、動画のリンクが貼れませんでした。
Commented by michi-no-yuri at 2015-09-13 14:46
ミルキーさま

コメントありがとうございます。
動画は岩上さんのIWJで見られるかもしれませんので探してみます。
おっしゃるように、戦争はそれでお金儲けする人間が始めるのですね。
日露戦争ではロスチャイルドから借金したのですが、それを完済したのが1986年だというのですから驚きです。
お金を借りて、ではなく日本に借金させて戦争させたというのが真相だと思います。
ほんとうに、戦争で死んだ人のことを思うと悔し涙が出てきます。
安保法案に賛成している人たちはこの根本のところが分からないか、分かっていても、中国憎しで戦争したい人もいるようです。
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