凄いと思いました。
山本太郎さんのことです。
死を覚悟しないとできない行動です。
ハッキリ、アメリカにNOを突き付けました。
共産党だって遠回しにアメリカの影響を指摘してきましたが、そこまでです。
自民から共産まで「日米同盟は日本外交の基軸」だと念仏のように唱えてきたのです。
どの党からも対米自立の言葉は出てきませんでした。
ひとり、小沢一郎さんだけが、同盟は対等な関係でなければならないと言われただけです。
対等な関係とは、お互い自立した国と国の関係を言います。
相手を刺激しないように配慮した、これが精いっぱいの小沢さんの表現だったのだろうと思います。
独立国として、自主的な政治、外交をしようとした人はすべて葬り去られるか失脚させられました。
田中角栄に始まり、橋本龍太郎、小沢一郎、中川昭一さんなどがそうだったと思います。
そのすべてに共通しているのが、アメリカの手先になって、進んで同胞を嵌めることに協力した日本人がいたことです。
この祖国の裏切者であり売国奴の子孫がまた売国の血を引き継いでいくのです。
太郎さんは、安保法案,TPP、原発再稼働、特定秘密保護法、ODA大綱などなどすべてがアメリカのリクエストだと言われました。
その発言に衝撃を受けたのは、その事実にも増して太郎さんの勇気に対してでした。
しかし、その後わたしは、日本がどれだけアメリカの要求を政治に反映させてきたかを思って絶望的な気分になりました。
男女雇用平等法、派遣法、移民法などもそうです。
TPPなど交渉しなくても、すでにそういう状態ではありませんか。
交渉などは見せかけで、日本なんかどうにでもなると思っているはずです。
日本ってサイテーの国です。
屈辱しかありません。
オリンピックも、「悪意ある意図」から、最初から日本に決まっていたのではないかと思ったりします。
日本ができることが許されているのは施設や運営だけ?
その運営たるや、身内だけで好き勝手して、その揚句に世界に恥をさらしています。
劣化した日本がここに集約された形で表れているのです。
JOCは解体してほしい。
森嘉郎や竹田恒和会長(息子をなんとかしてくれ)の顔など二度と見たくありません。
その前にオリンピック返上です。
(カメラを盗んだかどで起訴された森田選手のそのときの画像を見て、本人だと断言したのはJOCの役員だったそうです!)
反戦、反原発、あべ政治は許さない、では駄目なのです。
モトを断たないと駄目なのです。
太郎さんはそれを言ってくれたのです。
だれも言えなかったことを太郎さんが言った衝撃は大きいものでした。
その衝撃で目を覚ますことが、太郎さんを守り日本を救うことになります。
戦後70年が経過したあとに、奇跡のように忽然と現れた山本太郎の出現をわたしは偶然とは思いません。
だからこそ、わたしたちは目を覚まさなければ後がないのです。
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