産経の前ソウル支局長が出国禁止を解かれて帰国しました。
嫌なタイプの人だなと思いました。
看板記者の阿比留さんと似たような体臭がしますが、もっとタチが悪いような感じです。
ところで、きょうのサンケイに、米シンクタンクの上級研究員だという女性が社の電話取材に答えたことが、「韓国に真の民主主義はあるか」という記事になっています。
日本の現状を知っている人間ならとても韓国のことなど言えないはずなのにアメリカにいては分からないのでしょうか。
韓国メデイァには、政府に妥協的な調子がうかがえるーー
メデイァへの検閲は危険で、それが始まればどこでそれが終わるのかだれにも分からない。
この状況はまさに「滑りやすい坂」と言っていい。
そっくり日本のことを言っているようです。
まさに、日本のメデイァは「滑りやすい坂」を滑り落ちたではありませんか。
阿比留記者は、いまほど自由にものが言える時代はないと感じているそうですが、冗談がきついですね。
総理と考えや体質が同じだからだというだけのことなのに。
どういう基準で決まるのか知りませんが、言論の自由度ランキングでは日本は61位で韓国は60位だそうです。
その日本が、偉そうに、民主主義や言論の自由の大切さをお説教しているのですから、わたしは恥ずかしくて顔が上げられません。
名指しこそしませんが、菅官房長官は何かというと「日本は法治国家ですから」と暗に中韓を批判するのですが、その菅さんが再稼働差し止めの仮処分の判決を受けてなんと言いましたか。
「原子力規制員会の判断を尊重して再稼働を進める方針に変わりはない」と言ったのです。
さすが、憲法を無視する政権の官房長官です。
とっくに、日本は無法国家になっているのです。
大臣の不祥事が次々露見しているのに、だれも辞めさせられることも辞める気配もありません。
うちわに政策が書かれていたというだけで辞任させられた松島みどりさんは抗議されたらどうですか。
納税し、NHKには受信料を払ってきた国民もその内馬鹿らしくなって法律を無視するようになるかもしれません。
上に遵法精神がないのですから、下がそうなっていくのは自然の摂理です。
米シンクタンクに席を置いていたような人間が帰国して日本の政治に関わっていくのでしょう。
政界、官界はそんな人間ばっかりではありませんか。
独立できないわけです。
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