人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。

きょうの「wantonのブログ」

「あの時、福島のある町で起こっていた、25人の真実」の記事の転載元の「ウインザー通信」を訪ねたところ、すでに記事は削除されていました。

しかし、この記事をわたしは「薔薇、または陽だまりの猫」というブログで3年以上前に読んでいました。

ところが、この「ウインザー通信」のブログに山本太郎さんの街宣が文字起こしされていて、「文字起こししたい気持ちがフツフツとわいてきて、、」と言っておられることに、そこまで思わなかったわたしは駄目な人間だなと大いに反省させられました。

ブログ主さまの熱き心と凄い労力に感動、感謝して拡散したいと思います。

(文体は所々省略したり変えたりしているということです。)


十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_1245957.jpg


4月19日から始まる、みなさんの地域で行われる選挙、統一地方選挙に興味を持ってほしい。

投票日は26日。(これは、東京地区の日程です)

区議会、市議会、町議会、村議会、いろんなところで選挙がある。

今、国会では連日、暴走が続いている。

安倍政権に変わってからの2年間、暴走の限りを尽くしていると言っても過言ではない。

そんなことはないだろう、と思うかもしれない。

だが、考えてみてほしい。

あなたの生活は少しでも楽になったか?

あなたは今、社会から必要とされているか?

会社に愛されているか?

周りの人たちから、そして社会から、必要とされているような政治が行われているか?

残念ながら、あなたが世の中から求められるような社会は、今の政治からは作られていない。

大企業、大資本のための恩返しだけが行われているといっても過言ではない政治が続いている。


十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_12433973.jpg


消費税、TPP、集団的自衛権、何から何まですべて企業益。

集団的自衛権は関係ないだろう。

いや、そうではない。

イージス艦一隻造るのに2500もの国内企業が関わる。

戦闘機一機造るのにも1300社の国内企業が関わる。

このためにはみなさんの税金をつぎ込み、いろんなところで不安定な状況を作ることが、企業の儲けにつながるということ。

企業が儲けないと俺たちの懐はあたたかくならないだろう。

そう思う人はいるかもしれない。

でも現実を見てほしい。

求人倍率が上がったという、その中身は?

正社員が減っている。増えているのは非正規。

それによって笑っているのは大企業。

安く、長時間、みなさんを働かせるような環境を、政治にプレッシャーをかけて作っている。


十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_12455540.jpg


実質賃金、19ヶ月連続で低下している。

日本全体の99.7%を占める中小零細企業で働く、6割から7割の人たちが、そのような状況である。

これはもっと加速していく。

長時間労働、低賃金。

経済界が、もっと安い労働力を大量にと、政界にプレッシャーをかけている。

そこに後押しして出てくるのが、外国人労働者の流入。

もうすでに外堀は埋められている。

外国人労働者を大量に流入させた場合、あなたじゃなくてもよくなっていく。

しかも、海外から流入してくる労働者は、人権侵害に及ぶような低賃金で呼ばれる人が多い。

研修生制度であるとか。

この国には、働く人々に人権さえも無いということが、どんどん広がっていこうとしている。

あなたの仕事を、代わりの人がいくらでもいるような状況を作られる。

それが今の政治。

ちゃんと調べてください。政治に向き合ってください。監視してほしい。

あなたが監視しなければ好き放題するのは当然。

大企業から資金提供を受け、組織票をもらった議員たちが、国会の中で好き放題やれば、あなたのための政治など行われるはずがない。

年収200万円以下のワーキングプアが1100万人以上。

貯金ゼロ世帯、31%以上。

貧困率は、6人から7人にひとり。

貧困とは、月々10万2千円以下で暮らす人を、ざっくりと貧困という。

暮らせる?無理だ。


十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_12464573.jpg


政治が変わらなければならない。

でも、今のところの国政、国会は、変わりようがない。

ブレーキが無い。

圧倒的多数を与党が握っている。

野党はだらしがない。ひとつになって与党を引き摺り下ろすようなことをやっていない。

じゃあ、この国政の暴走はいつまで続くのか。

来年2016年の夏、参議院選挙が行われるまで、中の議席を入れ替えることはできない。

あなたがお住まいの町を守っていただきたい。

あなたの町で、あなたの声を、あなたの町の議会に届けて形にできる人たちを、あなたの一票で、そしてあなたがメディアとなって、それを広げてほしい。

国の暴走を止められるのは、もう地方の議会しかない。

まずは、あなたの町を守るために、あなたが統一地方選に興味を持ってほしい。


十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_12505976.jpg


本当にこのままでは大変なことになってしまう。

日本だけではない。

すでに国会は、大企業、大資本にコントロールされている。

どんどん世界中に広がっているグローバリズム。

このグローバリズムから政治を取り返すために、世界中で人々が闘っている。

でも日本ではどうか?

テレビ、新聞から、そのようなことはなかなか伝わってこない。

テレビのスポンサーは誰か、新聞のスポンサーは誰か、企業な。

テレビをつければ、15秒バージョンでコマーシャルが流れる。

新聞を開けば広告が載っている。

新聞社を支えているのは、6割の広告収入。

テレビ局を支えるのも広告収入。

原発のことを、テレビでいろいろ言われるけれども、それに関連する企業たちの責任は問われていない。

東京電力だけではない。

三菱も東芝も日立も、そこに資金提供していく三菱UFJ、みずほ銀行、大林組、鹿島、株主である日本生命、安田生命、その人たちが自分の腹を痛めずに、税金と電気料金から、みなさんを食いものにしてリスクを押し付けている。

原発一基も動かずに550が過ぎた。

エネルギーは足りている。

この現実を多くの人たちに知られてしまえば、原発再稼動ができなくなる。

原発再稼動の必要性はどこにあるのか。

エネルギーではない。

海外に原発を輸出するために、国内の再稼動が必要である。

原発の発電で生まれたゴミを、リサイクルできるという破綻した考え方を維持し続けるために、この原発政策は続けなくてはいけない。

電力会社、そしてそれ以外の原発関連企業を守るために。

それがみなさんの健康、安全を守ってることになるか。

東南海、南海、首都圏直下、すべて連動して地震が起きてもおかしくないような状況。

今日かもしれない、明日かもしれない、1年後かもしれない、いつかはわからないが必ず起こるといわれている。

それに対する備えはできているか。

「安全だとは言わない」と、原子力規制委員長は言っている。

政治的な発言だと。

何も知らないまま、何も起こっていないようなことが日常のように繰り返されるが、政治の場では確実に、みなさんへの裏切りは進行している。

毎日毎日、この国の財産が切り売りされている。


十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_12571212.jpg


政治?俺には関係無い。

とんでもない。

あなたのことなんだ。

今日行われている政治は、明日のあなたの生活に直結している、直撃する。

当然だ。

政治でしか決定できないことが山ほどあるのだから。

国政でブレーキがかけられないなら、あなたの町の政治を変えてほしい。

あなたの町の心ある候補者を知ってほしい。

子どもたちを戦場に送りたくない。

国会の有識者会議では、奨学金を返納していない人、職についていない人たちを、2年間、インターンシップとして防衛省、いわゆる自衛隊、警察、消防などに出すのはどうだ、という話し合いがされている。

経済的徴兵制の話し合いがやんわりと始まっている。

大学生のふたりにひとりが奨学金を受けている。

利息がつくものとつかないものがある。

奨学金を受けている者の7割は、親世帯の収入が減っているので、利息がある方を借りなければ大学に行けない。

それによって儲けている奴らがいる。

年間320億円の利息収入で儲けているのはメガバンク。

年間40億円を超える延滞金で儲けてるのは、日立がやっているような債権回収会社。

首が回らないような奨学金制度、学生ローンを使って企業を儲けさせ、未来を担う若者たちの首を絞めているというような状況。



十三日 その二  続 山本太郎の存在の大きさ。_c0243877_12545615.jpg










×
by michi-no-yuri | 2015-04-13 12:59 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 翁長知事にみる「本気」と「正気」 十三日 その一  山本太郎の存... >>