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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

なんの権利があって人の未来を奪うのか!

「マッサン」で、出征を前にした一馬は「怖くて怖くて、今すぐにでも消えてしまいたいような気持だ」と言い、父親も最後の最後に「どんなことをしてでも帰ってこい」と言って息子を抱きしめました。

現実にはこういう場面は皆無だったでしょうが、ほんとうはみんな内心はこうだったのではないかということを描いたのでしょうか。

しかし、お国のためにと勇んで出征していった人間もたくさんいたはずです。

満州事変が始まって国は戦時体制になり、これでもかこれでもかと男の子の血をたぎらせるような教育がなされたからです。

マスコミも出版界も歌謡界もみんな進んで協力し戦争一色に染められていったのではありませんか。

いま当事者の若者が無関心にみえるのも、そういう空気も土壌もないところに急に戦争の言葉が躍り出てきたのですからリアリティがないのは無理もありません。

それにしても、戦争体験者がほとんどいなくなったころに、「いつか来た道」の道筋がつくられようとしているのは偶然でしょうか。


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政府は「新事態法」という名称で、武力攻撃を受けなくても防衛出動ができるようにするそうです。

いったいどうなっているのかと驚愕するばかりです。

この目まぐるしい戦争体制への移行を、ほんとうに牽引しているのはだれだろうと思うことがあります。

最近の高村副総裁の変貌が恐ろしい。

総理は恐いもの知らずで、分からずにやっている感がしますが、高村さんには分かってしているという確信犯の怖さがあります。

どっちも危険で怖いことに変わりありません。


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きのう、総理は現憲法が時代に合わなくなってきていると言いました。

トンデモナイ発言です。

憲法は人類の理念を謳ったものです。

それが時代に合わないと言うのは、あきらかに邪な願望があるからです。

中国の脅威を煽り、イスラムを挑発するためにエジプトまで出かけたりしたのは、すべてアメリカの戦争屋といわれる人間の指示ではありませんか。

戦争屋の野望と総理の幼稚で恐いもの知らずの願望が一致したということでしょう。


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後方支援ということで行ったイラクでしたが、帰国後に28人もの隊員が自殺しました。

自殺の要因は検証されましたか。

佐藤正久さん、あなたには検証の義務があるのではありませんか。

いくら自衛隊が優秀でも、実戦の経験がありません。

人を殺したこともなく血も見ていないのです。

そういう隊員が中東やアフガンに出かけていくことを想像してほしい。

総理や石破さんにしたら、死ぬための自衛隊くらいの感覚なのかもしれません。

しかし

戦争に行った若者には未来がありました。

老いていく両親がいました。

既婚者には妻と子供の未来への責任がありました。

みんなどれだけ生きて帰りたかったことでしょう。

あんたらは、なんの権利があって人の未来を奪おうとしているのか!


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by michi-no-yuri | 2015-03-07 11:28 | Comments(0)
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