人気ブログランキング |
ブログトップ

谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

日本政府がしたこと しなかったこと。

トルコ政府が、日本人が拘束された場所も事前に把握して日本政府に情報提供していただけでなく、「信頼できる仲介者」を通じて二人の救出に全力をあげたが実らなかったとチャプシオール外相が会見で証言しました。

なぜ、人質の解放に成功し情報もたくさん持っているだろうトルコではなく、ヨルダンに対策本部を置いたのかという疑問がでていましたが、その謎が解けたように思います。

何もしないと決めていた日本政府にとってトルコからの情報提供は迷惑だったのです。

菅官房長官は、最初こう言っていました。

関係各国と協力し、人命救助第一で対応する。

人質とされた日本人解放に向け最大限の努力をする。


それが、二人の人質が殺されたあとでは180度変わります。

政府としては身代金を用意せず、犯人側と交渉するつもりはまったくなかった。

日本はトルコの善意を踏みにじりました。

人質の救出までしようとしてくれたトルコを。

国際信義に悖ることです。


c0243877_6472746.jpg


中山副大臣は頻繁に車で出かけていましたが、その行先はアメリカ大使館だったはずです。

そこで、決してテロリストと交渉してはいけないと釘をさされていたはずです。

はじめからなにもするつもりはなかったというよりできなかったのです。

日本は、アメリカの、テロリストとは交渉しないという方針(指示)に忠実に従いました。

テロリストと交渉してはシナリオが狂い、先に(戦争)進めないからです。

そのために、日本がテロリストと交渉しないことが大事なことだったのです。

アメリカの顔色だけを見ていたのです。

それ以外は目に入らなかったのです。

政府は人質救出に何もしませんでした。

もちろん、これからも。


c0243877_6545674.jpg










×
by michi-no-yuri | 2015-02-07 06:56 | Comments(2)
Commented by machidanooka at 2015-02-07 18:16
安倍政権の欺瞞、翼賛化する議会

やはりそうでしたか。「邦人救出のためあらゆるチャネルを動員する」と云いつつ政府はトルコの救助支援をネグっていたのですね。この情報は内閣にとって致命的なだけに隠蔽に総力をあげるでしょう。

トルコはNATO加盟国ながら、過去米英の中東への武力介入に一貫して抵抗してきました。とりわけイスラム国出現以後、オバマ政権(バイデン副大統領、ヘーゲル国防・ケリー国務長官らによる恫喝)を中心に英・仏の執拗な圧力(「テロリストを支援するのか!!」)にも動ずることなく対イスラム国戦線への合意文書に署名を拒否しました。
イスラエルには及び腰のアラブ諸国・エジプト軍事政権とは対照的に、2009年ダヴォス会議席上、イスラエルのペレス大統領を前にしてイスラエルはガザの子供たちを殺戮していると公然非難したのもトルコのエルドアン首相でした。

アメリカの「安倍内閣を全面的に支援する」の裏メッセージは「トルコに頼るべからず。トルコに近づくな!!」だったわけですね。

そんなことも予想できず「今は政府が救出に全力を挙げている時だ。批判は慎しもう」というのが共産党・民主党でした。先日は全会一致で間抜けな「テロに反対する」などを決議したりしている(山本太郎議員はさすがにアホらしくて退席したみたいだが)。議会の劣化・翼賛化がすすんでいる。

Commented by michi-no-yuri at 2015-02-08 10:42
machidanookaさま

国会でもそのことの質問がでていました。
岸田外相が答えていましたが、ちょっと聞き漏らしました。
なにもかもウヤムヤにしてテロ非難決議が採択されました。
戦前と同じです。
きのう、総理が「再び、世界の真ん中で輝く国にしたい」と言っていました。
「再び」と言っていることで、総理の考えていることがよく分かります。
「大日本帝国」ですね。
反省もなく、後先も考えず、口からデマカセを言っているのに、なぜ、だれも止められないのでしょうか。
<< 申しわけありません。 どこまで「悪」を為すのか。 >>