「逝きし世の面影」から。
わたしは「アウシュビッツのメンゲレ医師ではなく、イエスだった福島医大と山下俊一」
というタイトルを見て、何を言わんとされてるかがすぐに分かりました。
わたしは、山下さんが、福島で住民を前に「心配はありません。放射能は心配する人のところにくるのです」と言っておられる動画を何回となく見ていました。
NHKスペシャルは見逃しましたが、その山下さんが今になって「放射能の危険性はよく分からない」と言っておられるそうです。
3年9ヶ月にわたって国民に、安全、安心、心配ないを繰り返してきた政府やマスコミが、なぜ今ちゃぶ台返しのようなことをするのか、ブログでは、その原因は一つしか思い浮かばないと次のように言っておられます。
つまり、
「政府が、籾井NHKやマスコミを総動員しても、これから目の前で起きる大惨事はいくら隠しても隠しきれないのである」と。
いつか、山下俊一さんも告発を受けて法廷に立たされることになるようなことがあるかもしれません。
そのとき、山下さんはきっとこう言うのでしょう。
「国民を安心させたかったのです。」
しかし、その証言は過去に自らが言った言葉によって裏切られることになるでしょう。
わたしはハッキリ聞いていたからです。
「国民は政府の方針に従うものだ」とかれが言っていたのを。
それを指摘されたら、かれはナチスの戦犯が言ったように、上の命令に従っただけだとでも言うのでしょうね。
山下さんは科学者の仮面を被った似非宗教家だったということです。
しかし、隠蔽に加担した人間が罰せられてたとしても子どもらの健康やいのちは返らない。
その罪は想像もできないくらい大きいのです。
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