8月に中南米を訪問することを聞いたばかりでしたが、なんと、9月上旬にはスリランカとバングラデシュに行くそうです。
「地球儀を俯瞰する外交」ということらしいのですが、家が火の車だというのによく外へ出ていけるものですね。
「火宅の人」とは、家が火に包まれていて早く逃げないといけないのに、まったく危機に気付かずに楽しみに興じている人間のことを言うそうです。
日本は総理もそうなら国民も火宅の人なのです。
国民がそうだから総理が火宅の人だということが分からないのです。
総理も総理で、国民が分からないのをいいことに、外でいい顔をして札びらを切っているのです。
家の中の惨状は見たくないのです。
(世の多くの男性に共通する心理かもしれません。)
岩下俊三さんも言って居られますが「もう詰んでいる」のです。
ガラガラポンをしたくて戦争にもっていこうとしても、そうとんとん拍子にいくものではありません。
日米安全保障研究所(笹川財団CSIS)が、国会の衆議院で集団的自衛権について論議された日に中間報告書を発表したときの動画がありました。
アメリカ側のあの人たちはどこから収入を得ているのだろうというのがわたしの長年の疑問だったのですが、笹川財団のお抱えだったのですか。
ひどい顔ぶれです。
知っている顔は、グリーン、ナイ、アーミテージ、加藤良三、西原正、岡本行夫などですが、注目したのは元統合幕僚長の折木という人物がそこに入っていたことです。
きょうの新聞に小野寺防衛大臣がアーミテージと会談したという記事がありました。
あの連中はなんの権限があって日本の政治に口を挟むのですか。
なぜ、そういうことが許されるのですか。
メルケル首相ならとっくに国外追放していますよ。
このごろ、日系で共和党上院インナーサークル委員の「MANPYO(マンピ爺)」さんという人のツイッターが面白くてよく見ます。
その人が言うのには、あの連中、いわゆるジャパンハンドラーは偽黄門様ご一行なのだそうですw
だれか「菊のご紋」を突き付けて「ひかえおろう」とやってくれる人はいないのでしょうか。
あんな連中をのさばらせているのは日本の恥もいいところです。
そこで見たのが
「金魚鉢の中の浮世の相対性の中で生きてきた日本人にとっては義理人情がせいぜいで、正義という理念には手が届きそうにありません。
平和主義でいきたいなら、正義と平和を突き詰めるべきで、このことを長年怠ってきたことを恥ずかしく思います。」
というリツイートされた呟きなのですが、グサッときますね。
言われてみれば、ほんとうにそうです。
あらためて正義とは?と考えてしまいましたが、なんとなく正義には血の匂いがします。
つまり正義とは血で贖うものということ?
だったら、わたしは正義より正気がいい。
しかし「義理人情がせいぜい」というその義理人情そのものがもうどこにもないのです。
日本人から義理人情をとったらなにが残るのかといえば、もう弱肉強食の世界しかありません。
(断るまでもないことですが、わたしは義理人情を全肯定しているのではありません。)
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