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谷間の百合

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だれも子どもを守らない。  (十三日 その二)

イスラエルがガザを空爆して多数の死者が出たようです。

そのときの画像かどうかは定かではありませんが、たくさんの子どもの死体を見ました。

あどけなく、いたいけなお人形さんのような遺体を見ていると、すでにその子どもたちの魂は天上にあって天子(天使)になっていることが確信され、かなしみが透明になっていくのを感じます。

はっきり分かったことがあります。世界は子どものいのちを何とも思っていないことが。

人間はたくさんの動物を殺します。幼稚で未熟で未発達な子どものいのちは、動物に次いで軽いものらしいのです。

自分のいのちに代えても守りたい大切な愛しいいのちだと思うのは、世界にひとり子どもの親だけで、他者、それも為政者にとって子どもは動物に準ずるくらいの存在にしか思われていないようなのです。

いつだって犠牲になるのは弱者です。

言葉や生きるための意思や知恵という武器を持たないものが犠牲になるのです。最近、とくに自分を守るのは自分しかいないということがよく言われるようになりましたが、自分を守れない子どものことはだれが守るのかという声がほとんど聞こえてきません。

子どものことが置き去りにされているのです。

親だけで守るには限界があります。国が守らないのなら、共同体で守るしかないのですがそのような発想はまだ芽生えていません。

どこまでも国を信じて疑うことをしないのが日本人なのですか。

徴兵制になっても、まだ国を信じるのでしょうか。


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ネタニヤフ首相の訪日の目的は何だったのでしょうか。

わたしたちに知らされないまま日本とイスラエルは準同盟国になっていました。

集団的自衛権行使の範疇に入る国になったのです。

どのような密約が交わされたのか知る由もありませんが、おそらく、アメリカから、アメリカに代わってイスラエルを物心両面で支援するように厳命?されたのだろうと思います。

だれも言いませんが、安倍総理はそのために天皇陛下を利用しました。

ネタニヤフ首相を天皇陛下に謁見させるという、決してしてはいけないことを総理はしたのです。

歴史上、これほど天皇を軽んじた人物はいませんでした。


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by michi-no-yuri | 2014-07-13 10:07 | Comments(0)
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