不安です。
出かけて行った先々で中国包囲網をつくったと思った後から、破れていた包囲の網からみんな零れていって後になにも残っていないということが総理には分からないのでしょうか。
ハダカの王様なのが分からない可哀そうな日本の総理。
いったいどこの国が日本についてきますか。
東南アジア諸国だって日本の総理がくれば一応歓迎するでしょうが、有事になれば国益第一ですからどう転ぶか分かったものでありません。
アメリカは日本を守りません。
安倍総理が敵視している中国はアメリカと密接な関係にあります。
ロシアと中国の関係も良好です。
きのう、メリケル首相が財界人を引き連れて、今回で7回目となる中国を訪問したことがニュースになっていました。
(日本へは6年前に一回来たきりです。そういえば、サルコジも中国へ行って日本文化の悪口を言ってませんでしたか。)
日中関係が悪化していることを奇貨として、経済分野での関係強化を図ろうということでしょうか。
もし、日中戦争になればドイツはどうするのか、、予想できないことではないではありませんか。
グローバル経済に勝ち抜くためと総理は言っていましたが、中国という巨大市場を放棄して、どう勝負するというのですか。
日本は世界の孤児になったようです。
四面楚歌だと言われている北朝鮮は、秋に韓国で開催されるスポーツ大会に応援団を送ると言っています。
北でさえ国益を睨みながら柔軟且つ狡猾な外交をおこなっているのです。
日本は北にさえ軽んじられているのではありませんか。
オーストラリアのビショップ外相が、訪問を前に安倍総理に厳しい要求を突き付けました。
平和憲法の解釈変更するという歴史的な決定について、中国を含む諸外国に説明するように求めたのです。
しかも、「その動機を隠し立てすることなくー」 だって!
先生が生徒にものを言う態度みたいで、なんだか日本人としてかなしくなります。
安倍総理は世界が中国をどう見ているか、どういう関係にあるかが分かっていないのです。
中國を敵視、無視できる国はほとんどありません。
女王陛下でさえ中国ナンバー2の李国強に会ったのですから。
4月に総理がメリケル首相と会談したとき、メリケル首相があり得ないようなぞんざいで不機嫌な顔をしたのが強く印象に残っています。
このビショップ外相(女性)もそうですが、わたしには安倍総理への嫌悪感があるように思えました。
右翼的体質への嫌悪感なのかどうかは分かりませんが。
総理の行動から見えてくるのは
日本はもう経済が駄目になっているのではないかということ。
だから戦争するしかない。
(葛西敬之さんがそう言ったのです)
そして、最大の理由はフクシマの真実を葬ること。
だから戦争するしかないのだと。
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