きのうは第五福竜丸事件から六十年目の記念日だったということで、被害者のその後や証言をとりあげて報道していました。
わたしはほかのことをしながら音声だけ聞いていたのですが、後になって、なんだか変だったなという思いがしました。
よく聞いていなかったのですが、アメリカが付近の島民の健康診断をして、被爆による健康被害はないとしたことに対する批判が含まれていたように思ったからです。
アメリカを批判することで、「フクシマ」への批判を封じようとしたということではないでしょうが、いま報道すべきは福島の現状だろうにという疑問と共に、ここにもアメリカへの対決心を感じて恐ろしくなりました。
NHKの籾井会長が十人の理事から辞表を出させていた件は、会社や組織にまったく無知なわたしですがほんとうにびっくりしました。
そのことだけでも驚天動地なことなのに、さらに驚いたのは理事全員がその指示に従っていたということです。
国会で、みんなが日付欄を空白にして署名して提出しましたと淡々と証言していましたが、これは恥ずかしいことではないのでしょうか。
一人くらい拒否する人がいてほしかったと思いましたが、こういう理事によって運営されているNHKに何が期待できるでしょうか。
さらに経営委員にはトンデモナイ人たちが就いています。
東海アマさんのツイッターで知ったのですが、多分、石破幹事長のデモはテロ発言のことだと思うのですが、それに抗議するはがきが「受取拒否」の判が押されて返送されてきたということです。
いよいよ権力が国民への対決姿勢を鮮明にしてきたということです。
また、菅長官が「河野談話」の見直し作業に取り掛かると国会で答弁したことも、見直しへの賛否はともかく、政府がこのタイミングでそれを言うことに不安以上のものを覚えます。
ロシアがウクライナに派兵するようです。
160年の時を経て、再びクリミアは戦場になるのでしょうか。
(第二次大戦でも激戦の地になりましたが)
第三次世界大戦へと雪崩れこんでいくのでしょうか。
いままでの平和が蜃気楼か空中楼閣のように思えます。
世界は激動の真っただ中。
日本の「正気」はついに発現することなく、、、
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