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谷間の百合

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長谷川三千子さんへ。 天皇を語ることなかれ。

しもやけがひどくなったので皮膚科に行ったのですが待合室で手にとった毎日新聞の一面トップに長谷川三千子という名を見てナニゴトだろうと思いました。
帰ってからネットで追悼文の全文を読んだのですが、なんと情緒的なアナクロニズムの文章だろうと思っただけでした。

そのとき動画で、三島由紀夫没後四十三年祭のときの長谷川さんの講演を視聴したのですが、そこにもほとんどこころ惹かれるものはありませんでした。

ところで、検索中に、去年の夏ごろのサンケイ「正論」に長谷川さんの「時代は安倍氏に追いついてきた」という一文が掲載されていたことを知りました。
嫌なタイトルだなと思いました。
時代とは主にわたしたち国民のことです。
国民が遅まきながら安倍総理を理解してきたという意味でしょうか。
鉄砲玉のような人間に国や国民が振り回されていることが、長谷川さんにかかるとそういう表現になるのですね。

彼女が安倍総理の支持者だったのを知ったのは最近のことですが、総理のどこを支持しておられるのかは、講演の中で、三島由紀夫の憲法改正に言及されていましたから、おそらく、総理の改憲への意欲を高く評価しておられるということでしょう。
しかし、時代も国際環境も刻々と変化します。
状況が変われば、「GO」が「STOP」になることもあります。
頭のいい長谷川さんには、三島由紀夫と安倍総理の改憲論が同じに見えるのですか。
その思い、その精神において二者の間には目の眩むような懸隔があるとは思われませんか。
戦後の日本の歴史において、いまほど憲法(九条9)を守らなければならないときはないのです。
天皇陛下が憲法を守れとおっしゃっていることをなぜ無視できるのですか。










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by michi-no-yuri | 2014-02-07 13:21 | Comments(0)
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