自分の携帯までアメリカは盗聴していたとメルケル首相は怒りを露わにし、オランド大統領も怒っています。
アメリカが落ち目になったから公に怒りを表明したのかどうかは分かりませんが、
なんと、日本の安倍総理は例外的に盗聴されていなかったそうです!?
菅官房長官がそう言いました。
つまり、盗聴する必要がなかったということでしょうか。
何一つアメリカの意向に逆らえない日本なんか盗聴の対象にもしてもらえないということでしょうか。
日本はアメリカから情報をもらってそれでよしとしているのです。
独自に情報を収集することが許されないというよりも、日本自身がアメリカからもらう情報で満足しているのでしょう。
独自の情報収集をしようと思えばできないことはないのに、あえてそうしようと思う根性のある人間は政府にも外務省にもいないのです。
情報を制するものは世界を制するといわれていますが、制するも何もどうやら日本には「諜報」というものが存在していないようなのです。
アメリカにとって都合のいい情報ばかりをもらって喜んでいるような情けない国なのです。日本は。
湾岸戦争前、アメリカはイラクに侵攻するだろうと言われたのは小沢さんだけだったとは小沢さんご本人が言っておられたことです。
そして、それに同調や首肯するものはひとりもいなかったと。
この話を聞いて、わたしは日本には諜報のプロがいないんだと心底不安になりましたが
そのときの不安はすでに現実になっていて、大方日本は日本ではなくなってしまいました。
孫崎さんが
「秘密保護法が必要と叫んでいる首相、喜劇の極みだ。
米国にどれくらいスパイされ工作されてきたか、スパイ防止法を真に考えるならまず対米でしょう」
とツイートしておられますが、最大の仮想敵国であるアメリカのための法律をつくろうというのですからまさに喜劇というしかありません。
戦後レジームからの脱却がアメリカに日本を差し出すことことだったとは!
孫崎さんによれば、保護法は自衛隊を米軍に供するための措置なのだそうです。
あゝ、自衛隊のことはもう聞きたくない。。
情けないですぅ~
「唖蝉坊の日記」から。
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