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谷間の百合

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曽野綾子、三浦朱門の選民思想。

きょうのサンケイの曽野綾子さんのコラムを読み、良識人、宗教人の仮面を被ったクリスチャンの冷酷と狂気を垣間見て心底恐ろしくなりました。

安倍内閣は一応順調なすべり出しをしたようだが、直ちに取り組まなければならない重大な課題がある。

それは、原発問題よりもある意味で、もっと確実に暗い未来が見えている高齢化の問題だと言われます。

深刻な汚染水漏れよりもTPPよりも高齢化がもっとも気になるのは、日本にとってということではなく、自分にとっていちばん嫌なことだという意味なのです。

しかも、わたしがぞっとしたのは、高齢化から予想しうる恐ろしくも忌まわしい社会現象を縷々書いただけで、ではどうすべきかという提言が一つもなく、いきなり、「大なたをふるわなければならない」と書いておられることです。

大ナタをふるうとはどうすることですか。
わたしは思わず、鉈をふりまわしている曽野さんを想像してしまいましたが、はっきり言ってほしい。どうすることですか。

「若者たちは老人の存在自体を悪と考えるか、あるいは自分たちの世代の発展を阻害するものとして敵視する。

その結果、個人的に高齢者を殺害するか、あるいは集団で老人ホームを襲撃したり、火を放って焼いたりするようになるかもしれない」

すごいですね。

若者の側にたち、若者の言葉を借りるという擬態をとって、自分の願望を書いておられるのです。

また、老人とは

「若い世代からますます自分の生が脅かされていると感じ、若い世代を憎み、自分たちがただ生き延びることだけを考えて利己的な自衛に走るようになる。

そこには一定の時期が来れば人は死ぬものだという人間らしい覚悟も哲学の存在もかげを潜める」
という存在だと。

この文には、はからずも曽野さんの老人への嫌悪感、憎悪が滲みでています。

老人は社会に何の貢献もしないごくつぶしで生きている資格もないということです。

夫の三浦朱門さんが、勉強のできない子どもは実直な精神だけ養えばいいと言われました。

また、ゆとり教育とは、エリートを育てる選民教育だったと高言されました。

この文脈では、エリートは実直でなくてもいいとなります。

では、エリートは何のためなのですか。

実直でなくてもいいエリートこそ社会の癌ではありませんか。

エリートの側に身を置くあなたがたには何も見えていない。

エリートこそ社会に害しか及ぼさない存在だということが分からないのです。

駆除すべきは老人でも障碍者でもなくエリートの選民思想です。

いったいエリートが日本になにをしてくれましたか。

自分の出世しか考えていなかったのではありませんか。

あなたたちのような選民思想の持ち主が、いまのような社会をつくり利己的な人間を量産してきたのではありませんか。

しかし、曽野さん、心配はいりません。

日本の適正人口は今の半分の6000万人で、その目標に向かって、ジェノサイドがひそかに進行していますから。

貧しいもの、弱いものからバタバタ死んでいきますから。

橋下徹が竹中平蔵から「NWO」のその方針を聞き、それをペラペラ喋ってくれますから、かれの発言は貴重なのです。

政治家や官僚はなにも考えず(選民教育のたまもの)計画書の通りを実行しているのです。

きのう、たまたまそういうことを考えていたところです。

息子の生徒である知的障碍者の子どもたちは、これから酷いことになるのではないか。

まっさきに切り捨てられることになるのではないかと思って、悲しくてやりきれませんでした。

曽野さん、三浦さんの思想はナチズムの優生思想です。

軍国主義思想です。

軍事体制になれば、老人や障碍者や病人は邪魔になるのです。


      通りすがりの町で
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by michi-no-yuri | 2013-08-25 16:35 | Comments(0)
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