巨悪は眠ったまま。
過日、京大の教授が逮捕されたばかりですが、今回逮捕されたのは東大の教授でした。
わたしはこういう逮捕は茶番というか、必ずウラのある話だと思っていますから、ただちにw信じることはありません。
京大の先生は「薬学」の権威だったと思いますが、東大の先生は「政策ビジョン研究所」といういかにもいわくありそうな分野です。
幸い、弘中淳一郎さんが弁護を引き受けられたようですから、無罪を勝ち取る可能性が高くなったのではないでしょうか。
政治に関わったり、製品化、商品化につながる分野の研究に携わっている人間を、政界や企業が放っておくわけがありません。
生き馬の目を抜く世界です。
熾烈な情報戦、争奪戦、謀略戦が渦巻いていると想像するのが自然です。
世知に疎い大学の先生を嵌めるのは簡単なことです。
乱暴な言いになりますが、政治の世界や大学で悪いことをしている人は決してオモテにでてくることはありません。
巨悪は眠らさないという名言を吐いた人物は、自分の中にも「悪」があるということを理解できませんでした。
「悪」は常に自分の外側にあるものだと思っている人間が、他者に対してどこまでも残酷になれるのです。
大学教授の多くは、竹中平蔵を筆頭に、きのう取り上げた早大の教授も含め「その筋」の覚えがめでたい人たちで、いま、わが世の春を謳歌しています。
そして、「その筋」に従わない、邪魔になる人間が、様々な罪をでっち上げられて失脚させられているのが現実なのです。
責任ある地位にいる人ほどいくら悪いことをしても、責任をとることはありません。
悪いことをした人間が罰せられることがないのが社会悪の根源です。
思うだに、忌まわしい吐き気がするような醜悪な日本です。
巨悪はいつか目を覚ますのでしょうか。
それとも、叩き起こさなければ目がさめないのでしょうか。
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by michi-no-yuri
| 2013-07-27 19:02
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