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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

十五日 その二  邪悪な人たち。

わたしの大、大、大嫌いなジェラルド・カーチスが「フォーリン・アフェアーズ」で、安倍政権を「右傾化する政府」といろいろ厳しいことを書いていることに、さすがの桜井よし子さんも疑問と苛立ちを募らせておられるようです。
「普通の国」になることが、なぜ右傾化だというのかと。

J・カーチスは「状況改善の第一ステップは先ず、尖閣をめぐる争いは存在しないという虚構を諦めることだ。」と言い
ジョセフ・ナイも「中央公論」で「日本は尖閣を国際海洋保護地域にすると宣言することだ。」と言っています。
この人たち、最初からこんなことを言っていましたっけ?

道理で、尖閣のニュースが下火になってきたのはそういうことですか。

かれらジャパンハンドラーが一様にヒステリックになるのは、村山、河野談話の見直しの動きです。
なぜ、かれらは、従軍慰安婦にそこまで肩入れして感情的になるのでしょうか。
とてもロビー活動だけだとは思えません。

韓国の世論がそれに突出し特化しているから、どうしても慰安婦が前面にでてくるのでしょうが、かれらは、あの戦争を見直すようないかなる動きにも目を光らせているのかもしれません。
常にリメンバー・パールハーバーが甦るのです。
そして、根底には人種差別があるのです。
(わたしがカーチスを嫌うのは、あれがレイシストの顔だからです。)

日本は、脱亜入欧で、自分たちは欧米の仲間になっているつもりでも、かれらは、ゼッタイ、仲間とは思っていないし、思えるわけがないのです。
だから、日本がちょっといい気になると潰しにかかります。
そうとも思わず、どこまでも欧米にくっ付いて行こうとする日本は哀れを留めます。

言わせておけばいいと思います。
それも長いことではなさそうです。
本国では、イラク・アフガンの帰還兵が、自分たちは騙されていたと、勲章(メダル)を投げ返しています。
ほんとに、どんな鈍感な人間でもイラク、アフガンに命を賭けて戦う大義も根拠もないことには気がつきます。

お尻に火がついているのです。
一介の民間人の分際で、余所の国のことに口を突っ込んでいる場合でしょうか。

集団的自衛権の行使がどれほど邪悪で愚劣なことか分かるでしょう。
肝心のアメリカ兵が、もう嫌だと言っているような戦場へ自衛隊を派遣することができるのですか。









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by michi-no-yuri | 2013-03-15 16:01 | Comments(0)
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