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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

是々非々でいきましょうよ。

この二階の喫茶店に入るのが、最近は9時過ぎになりました。
きょうは冷たい風が吹き荒れています。そのせいで空気がスッキリと澄んでいて、対岸の山の木の葉の一枚一枚が鮮明に見えるようです。木の葉が小鳥のように舞っています。

わたし的には、木枯らしよ、もっと吹け!というところです。
なぜ、わたしは木枯らしが好きなのか、今分かりました。
立ち向かえるからです。
だから、もっと吹け、もっと吹き荒れよ!となるのです。
反逆の血?が騒ぐのでしょうか。
(この気持ちは、「つむじ風」の飄平様がもっともお分かりになるでしょう。)


過日、10年ぶりくらいにきょうだい全員が奈良の長兄の家で顔を合わせました。
上の姉は亡くなりましたが、わたしには兄が二人、姉が二人います。
思想的には、長兄がノンポリ、姉二人は共産党シンパ、下の兄が右翼、わたしが中道wというところです。しかし、一応仲のいいきょうだいです。

雑談のなかで、姉は「韓流ドラマが面白くて止まらない。」と言いましたが、そんなことで目くじらたてるようなわたしではありません。
しかし、姉は次に驚くべきことを言ったのです。
「韓国なしでは日本はやっていけない。」と。
わたしにしたら天地が逆さまになるほどの衝撃でした。

姉はあるライフワークに打ち込んでいて、早くからホームページを立ち上げていました。
そのホームページを更に充実させる目的でIT関係の人たちと交流があるようです。
ITといえば、かれらの独壇場でしょう。
そういう交流のなかで、おそらく、かれらの一人がそういうことを言ったのだろうとわたしは推測しました。
なぜ、姉はそれを鵜呑みに信じてしまったのでしょうか。
甥の結婚相手が在日らしいと顔を顰めていたくせに、この二律背反の心情は、姉の中では矛盾することなく同居しているのでしょうか。

亡くなった姉は共産党員ではありませんでしたが、熱心なシンパで、中国人留学生の世話などしていました。姉の葬式にきたかれらは、みな礼儀正しくて控え目で、姉の死を悲しんでいるように見えました。
また、韓国人とも交流があったようで、よく韓国にも行っていたようです。

いつも不思議に思うのは、なぜ、右翼といえば、すべてのことが数珠つなぎのように同じなのでしょう。なぜ、左翼といえば、判で押したようにみな同じになるのでしょう。
なぜ、右翼は親米で、左翼は親韓(親北、親在日)なのでしょう。

もう、うんざりなんです。そういうのが。

わたしは、「天皇」と「在日」以外はフリーです。
それ以外のことで固執していることはありません。
間違っていると気が付いたら、すぐ考えを改めることができます。
だから、気が付くためには、いつも感覚を鋭敏にして考えていなければならないのです。









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by michi-no-yuri | 2012-12-06 14:34 | Comments(0)
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