マドモアゼル愛様の「戦争屋さんにそんなに乗りたいですか」の記事から。
≪すでに国民は売り飛ばされているのと同じである。しかし、売り飛ばした上の者たちも、時間と状況が切迫してきている。彼らにはみずから富を生み出す力はなく、しかも自らの欲のためにデリバティブにおける失敗があり、その清算の時期が迫っている。
彼らとしてもとにかく急ぐしかない。なので、やり方が露骨になっているのである。野田も石原も自分がやっていることがどんな意味を持っているかはもちろん知っている。また、多くの良識ある人に見透かされていることももちろんわかっている。
しかしそれでも知らん顔をして、役割に徹していくという厚顔でやるしかない、、、。≫
「かれら」は富を搾取、収奪するシステムを作り出しただけで、みずから富を生み出す力はないということですね。
そのシステムが行き詰まってきたから焦っていると。
なんとか、危機や脅威を煽ってそのシステムを軌道に乗せないと、自分たちのお尻に火が付きそうということが、尖閣騒動の動機ですか。。。
でも、だれだって戦争は嫌でしょう。責任ある立場の人は尚のこと戦争は嫌でしょう。
だから、戦争を煽っているのは、微塵も責任感のない連中なのです。
しかし、「盛者必衰」は宇宙の「理」(ことわり)です。
少し、滅亡を先延ばしにしたところで、いずれ必ずそのときはきます。歴史を俯瞰すればよく分かることです。
以前書いたことですが
ナチスは、ゲットーの中に、ユダヤ人自身に評議会と警察組織をつくらせました。
選ばれた人間は、ナチスのイヌとなって同胞を苦しめましたが、結局最後は一人残らず絶滅収容所に送られたのです。
そして、わたしはこう書きました。
ご主人は気まぐれだから、いつまでもいい思いができるとは限らないと。
しかも、そのご主人自身がその後どうなったかを考えると。。。。
野田政権のみならず、日本の上層部の人間は、宗主国のご機嫌をとることに汲々としていますが、いったいそれは何のためですか。
モチロン、国のためではありません。このごろ、自身のためですらないのではないかと思えてきました。
野田総理自らがこう言いました。「わたしには、まったく私心はありません」と。
わたしには、それが「私にはこころがありません」と聞こえたのですが、どちらにしろ
これが自分のためですらないことを証明していませんか。
怖い怖いご主人をただ恐れる習性が身についた結果なのかとも思えますが、そんな思いをしてでも総理でいたいというのが、理解に苦しむところです。
≪私は野田や石原の力は今後急速に落ちていくと思う。日本はむしろ、それとは逆の方向に今後進むのではないだろうか。むしろ、そうした大きな流れに恐怖を抱いたこれまでの日本統治の上層部が、危機感を持って、あまりちゃんとした展望を持たずに、暴発した事態が現在の状況ではないか。≫
小沢新党に寄せる国民の期待に怖れを抱いたということでしょうか。
その証拠に、マスコミの小沢さん無視は徹底しています。
この尖閣に端を発したこれからの世界の潮流に、日本が舵取りを誤らないように乗り切ってほしいと祈るような気持です。小沢さん、お願いです!
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