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谷間の百合

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山本太郎さんが牛歩戦術の目的の8割は野党への抗議だと言っています。

国会質疑を見るのは徒労でしかありません。
野党議員は厳しく追及する姿勢を見せるのが目的のようで、質問が終わったらもう自分の仕事は終わったとでも思うのか何一つ変わりません。
数の論理でどんどん悪法が可決成立していきます。
野党はこんなことを延々と続けるのでしょうか。
山本太郎さんが、牛歩戦術の目的の2割は与党へ、8割は野党への抗議だと言っている意味がわたしには痛いほど分かります。
与党は委員会を勝手に開くことができ、審議が進めば成立が決まって行く、悪法の中味を知ってもらうために審議は必要だが、ある一定のところまできたら体を張って止めるしかないと太郎さんは言っています。
ほんとうならそういう結論しか出てこないはずなのに、野党議員はそこまでは考えないのです。
そこまで考えないということは、何も考えていないことと同じです。
入管法改正も決まってしまいましたがこれでいいのでしょうか。
与党議員の多くも反対なのに、なぜか採決では賛成に回るのです。
野党議員は、毎日街頭に出て、雨が降ろうが、吹雪になろうが声をからして入管法反対を叫ぶべきだったのではありませんか。
市民のデモにはお付き合い程度に参加する議員がいますが、自分たちが率先してすることはありません。


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反対しても何も変わらないというところを国民に見せている野党は、国民の政治不信や無関心を助長するだけの有害な存在です。
太郎さんの苦悩は察して余りある。
きのうは前原誠二さんが質問に立っていましたが、この人と言い野田さんと言い、本当なら国民に顔向けできないはずなのに、なんとも思っていないようです。
みんな総理の影響です。
松井知事がそうです。
総理がフクシマを隠すためにオリンピックを誘致したのを真似で急に万博を思いついたのです。
それまではカジノだけだったのに、それでは府民を納得させられないということで万博を思いついたのです。
万博なのだから文句ないだろうと、台風の直撃で甚大な被害が出ているさなかにパリへ飛び立ちました。
万博が黄門さまの印籠となって、かれは何ら悪びれることなく何度もパリへ遊びに行ったのです。

総理は片山さつきさんを「叩かれていればいい」と言ったそうです。
(稲田さんにはなんども助け舟をだしていましたが)
総理のそんな無慈悲な言葉を知れば片山さんに同情したくなります。
つまり、問題のある大臣は自分を守る盾なのです。
そちらに追及が向けば、自分はその分追及から免れるからです。
日本は無法国家になりました。
国民もそれに慣れてしまったのか、総理の4期の話まで出ています。
へなへな笑うしかありません。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-21 10:29 | Comments(0)

浅い夢だから胸をはなれない。

片恋のひと蹤(つ)けていく祭りかな

「酔生夢人のブログ」に、富士真奈美さんのこの俳句が紹介されていました。
「まず、若い人は「片恋」という言葉を知らないだろう。そして、「つける」に「蹤」という漢字を使っているのがいい。まさに「足へん」だからこそ「つける」イメージに迫真性と臨場感が出るのである。
そして、最後の「祭かな」で、すべての出来事が象徴性を持つ。祭のドキドキ感と初恋や片想いのドキドキ感と重なって、「誰にでもある、あるいはあってほしい青春の思い出」の切ない感覚を呼び起こすのである。」


いまの若い人は恋愛をしないそうですが、たしかに恋愛は相手のいることでそれに手間暇かける時間的精神的余裕がないのかもしれません。
片恋はストーカーになったみたいだし。
わたしは村上孝蔵さんの「初恋」の中の「浅い夢だから胸をはなれない」のフレーズが好きでほんとうにそうだなあと思うのです。
前にも書きましたが、中洲のベテランママが、「男と女の関係は寝てしまったら終わり」と言っていたのはまさに至言だと思ったものの、それだってママさんが男性遍歴の末に到達した恋愛哲学だったのでしょうから若い人には説得力がありません。
人間は経験しないと分からないのですから。


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わたしが今まで出会ったいろいろな男性を、ときどきいい人だったなあと懐かしく思い出すのは、その種の「過ち」がなかったからで(ということにしておきますw)その懐かしさはたとえようがないくらいいいものです。
だから、男性もいつまでも女性の胸にいい思い出として残りたかったら手を出してはいけないのですw
むかし知り合った女性はそのとき60才くらいでしたが、2回会っただけの許婚の男性は出征して帰って来なかったということで、それから結婚もせず一人で生きてきたということでした。
わたしは、もしからだの関係があったらまた違った人生になったのかもと思いましたが、女性はその男性の面影が忘れられないと言っていて胸をはなれない究極の浅い夢を見続けてきたのです。
気が多くて堪え性のないわたしには信じられないような世界です。
昨今の合コンの場や居酒屋で意気投合してラブホに直行というのでは余りにも無残です。
生理現象の解消でしかありません。
気が付いたら恋愛もできない時代になっていたということかもしれません。

「浅い夢だから胸をはなれない」
なんていいフレーズでしょう。
死んでしまえば人生なんて夢みたいなもの。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-20 10:00 | Comments(0)

やっぱり怪しい。

きょうの記事をUPしてからテレビを見ていたら、例の天皇謝罪発言の韓国国会議長の経歴をやっていて、ああやっぱり怪しいなと思いました。
2年前に来日した際は官邸で総理に会っていて、そのときかれは総理を若くて健康的だとおべんちゃらを言っているのです。
更に遡って小泉元総理と会ったときは小泉さんを「ヨン様」と言ったのです。
総理との会談では、総理はあの話題を呼んだ相手を見下ろすような高いソファーに座っていて韓国内では侮辱的だとの声が上がっていましたが、本人からはとくに抗議はなかったと思います。
訪日中の表情には親日という以上のものが見受けられました。
今回の発言は10年以上前からの自分の持論だと言っていましたが、なぜこのタイミングなのでしょう。
あくまでもわたしの想像ですが、これは日韓(官邸と親日派)共同の陰謀ではないかと思いました。
総理には、何かと官邸の意向に逆らう皇室、天皇への不満があり、復讐とまではいかなくても仕返しがしたかったのではないかと思いました。
危機を煽って窮地にある自分を守るためにも一石二鳥三鳥の効果があります。
総理の謝罪ではなく突然出てきた天皇の謝罪というところに強烈に違和感があるのです。
まして、戦争犯罪人の息子という文言もそうですが、天皇が「慰安婦の手を取って」という文言は尋常ではありません。
日本人の怒りを引き出すことが目的だとしか思えません。
そこまで言う強気はどこから出てくるのでしょうね。
この人物は総理と近い関係にあると思います。
或いは、トーイツが介在しているのかもしれません。
マスコミは煽るように報道していますが、是非冷静に受け止めてほしい。
わたしが一報を聞いたときから醒めていたのは、何かを感じたからでしょうか。
ほんとうなら怒っているところなのに。
とてつもなく卑劣で汚いやり方です。
(日韓外相会談では河野外相は抗議も謝罪も求めなかったそうですね)


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# by michi-no-yuri | 2019-02-19 12:07 | Comments(4)

徳川300年を封建時代だと言う迷妄。

小沢一郎さんが、過日何かのことで江戸時代を封建時代で斬り捨て御免だったのだからと言っていて、小沢さんにしてその程度の認識なのかとガッカリしました。
わたしは歴史好きの歴史知らずともいうべき人間ですが、ちょっとしたことから、「ほんとうはこうではなかったのか」と思うことがよくあります。
その一つが前にも書きましたが、朝鮮通信使が日本で行く先々で見た日本の女性の美しさを驚嘆を持って書いていることです。
日本の女性がそんなにみんな美人であったわけがありません。
わたしが想像したのは、通信使が来るということで女性たちがお化粧して好奇心に輝く表情で通りに詰めかけていたのではないかということです。
みんな笑顔だったでしょう。
これも想像ですが、当時の朝鮮の女性に明るいイメージはなく、それだけで日本の女性が美しく見えたということだろうと思いました。
どんな美人でも不機嫌な顔では美しくありませんから。
なぜ、日本の女性が明るかったかということですが、当時の人が芝居見物や物見遊山を楽しんでいたことはいろいろなものを通して知ることができます。
あらゆる芸術文化(浮世絵、狩野派の絵、歌舞伎、浄瑠璃、能狂言、小説、俳諧などなど)が花開いた、いわば日本のルネッサンスだったのではありませんか。
封建制からそんな文化が生まれることはないのです。
「人」と「もの」の自由な往来、交流がなくてどうして文化が生まれますか。


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わたしは、社会科の教科書の記述を見てはいつも憤慨していました。
あれが左翼史観による歴史だったのですか。
小沢一郎さんもその教科書で学んだことから一歩も出なかったということですか。
斬り捨て御免という言葉で人々がイメージするような実例は徳川300年を通じて一件もなかったと思います。
(「斬り捨て御免」で検索してみてください)
町民と雖も人一人を殺す罪は厳密に取り扱われていたのです。

徳川の世であっても、人々の意識の一部はたえず朝廷のある京の都に向いていたと思います。
庶民が知っている物語の中心にはいつも皇室があったからです。
どんな山奥の小さな村でも年一度のお祭りがありますが、起源は皇室です。
天皇制は廃絶すればいいのです。
しかし、皇室を廃絶することはできません。
明治政府がつくったものと何も変わることのない皇室を混同してはいけないのです。
皇室がなくなるということは、歴史と文化がなくなり日本が何もない更地になるということです。

竹田恒泰が「天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか」という本を出していますが、これほど皇統や皇室を知らない人間もいません。
象徴というものが分かっていません。
日本会議の連中も象徴の意味が分かりません。
理解する能力がありません。
あんたは父親の心配だけしていればいい!


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# by michi-no-yuri | 2019-02-19 10:31 | Comments(0)

直木孝次郎さんと橋下徹。

「産経抄」に、直木孝次郎さんのことが書かれていました。
学徒出陣の学生の多くは「万葉集」を携えて戦場に往ったということですが、直木さんもその一人で、あるとき、訓話で飛行少佐が圧倒的な米軍に勝つにはお前たちに死んでもらうしかないと言った後に詠んだのが下のうただということです。
「死ねといふ訓話終わりて道場を出づれば雨の夜は深かりき」
その直木さんは、橋下知事が打ち出した大阪府施設の統廃合で博物館もその対象になることを知って痛烈に批判していました。
当時の新聞には「図書館以外は不要として、大阪府の施設の廃止、売却検討、小さな政府を目指す」とあります。
橋下徹は、中國で吹き荒れた文化大革命のようなことを目指していたのでしょうか。
わたしは、かれが文楽への補助金をカットしたやり方を思い出すといまだに怒りが煮え滾るのです。
ブレーンだった堺屋太一さんは、そういうやり方を是としていたのでしょうか。
都構想も、いままでの大阪の歴史文化の破壊、解消なのです。
松原照子さんが、きのうの「世見」で、新しい元号がスタートしてから市町村合併が凄い勢いで数を増すだろうと書いています。
合併はいままでも連綿と継続されてきたのですが、いよいよ日本解体の総仕上げに入るのかと思って暗澹とします。
地名が失われるということは、そこに住んでいた人が故郷を失うだけではなく日本の歴史が失われることに通じるのです。


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地名は単なる記号ではありません。
地名には体温やこころがあり、血や涙が付着しているのです。
仮に、日本から地名がなくなり、代わりに数字だけになったときを想像してみてほしい。
それでも自分は日本人だと感じられるでしょうか。
いままでどれだけの地名がダムの底に沈んだり、合併によってなくなっていったことでしょう。
わたしには自分のふるさとやアイデンティティの喪失と同じくらい辛いことに思えました。
予想や想像ではなく、日本は確実に解体されつつあるのです。
合併や廃止を合理化だとしか理解していない人はその内恐ろしい現実を知ることになるかもしれません。
しかし、そうなってもまだ気が付かないでしょうね。
それは小泉政権の郵政民営化に始まりました。
もう民営化や合理化、便利なことはいいことだと思ってきたことから根本的に頭を切り替えるときに来ているとは思いませんか。

堺屋さんが「低欲社会」ということを言っていて、わたしはてっきり欲望をコントロールすることかと思っていたら逆で低欲は良くないという警鐘の意味でした。
たしかに欲望がなくなれば物は売れなくなり、社会から活気も進歩もなくなりますが、しかし、そのときからほんとうの生きる喜びや精神的な向上、充足が生まれてくるのではないでしょうか。
もう解体された後の再建、再興に希望を託すしかないのですが、それができる日本だと信じていいのでしょうか。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-18 10:28 | Comments(3)

国民にとって自衛隊は災害時の頼みの綱ですが総理には戦争の道具でしかありません。

総理の、自衛隊員の息子がお父さんは憲法違反なの?と言って涙を浮かべたという話の真偽は分かりませんが、「わたしが嘘を言うわけないではありませんか」には、思わず吹き出した人が多かったのではないでしょうか。
そして、テレビに向かって「嘘しか言ってないだろ!」と突っ込みを入れた人も多かったことでしょう。
この話、むかしのことなら分からないではありませんが、そのころから時代は大きく変わりました。
総理は、世界や国民に加えて時代の流れも見えていません。
社会党に勢いがあったころだと思いますが、自衛隊の子弟が学校でイジメにあっているという記事を新聞で見た記憶がありますが、それにしても古い記憶です。
ちょうど同じころでしたが、電車が駐屯地に差し掛かったとき、扉の前にいた若い母親が、7.8歳の男の子に向かって、憎々しげに駐屯地を指さしいかに自衛隊がゴク潰しでロクでもない集団かを言い聞かせていました。
その親子もいまは考えが変わっているのではないかと想像しています。
いま、自衛隊を悪く思う人はあまりいないでしょう。
災害で頼りになるのは自衛隊だということを映像を通じて知っているからです。
そういう意味でも自衛隊を海外に派遣してはいけないのです。
災害大国の日本にはなくてはならない存在だからです。
自衛隊だけではなく、東北の震災では、むかしの青年団の延長のような消防団の人たちの活躍が脳裏に焼き付いています。
地域のことをよく知っているかれらならではの活躍でしたが尊い犠牲も出ました。
災害は忘れたことにやってくると言われています。
自衛隊を海外に出してはいけません。
総理にとっては自衛隊=戦争ですが、国民にとっては自衛隊=災害支援ということで自衛隊への認識は真逆と言ってもいいほど違います。
いのちの消耗でしかない戦争と、救助、救命が任務という究極の違いです。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-17 09:25 | Comments(0)

北の日本へのミサイル発射を止めたのはトランプ大統領だったそうです。

朝のニュースで、総理がトランプ大統領にノーベル平和賞をノーベル委員会に推薦したというビッグならぬビックリニュースが流れました。
トランプ大統領は、なぜアベがわたしを推薦したか分かるか?それはわたしが北のミサイルを止めたからだと言いました。
えっ!そうだったのですか。
それがほんとならなぜもっと早く言ってくれなかったのですか。
早く分かっていたら日本はF35も、なにより高額の迎撃ミサイルイージス.アショアを買うことはなかったのに。
つまり、トランプ大統領は笑いが止まらないほど日本が大量の防衛備品を買った後だから言ったということですね。
ズルいですね。
そのために、日米共同で北の脅威を煽っていたのですから。
総理にとっては、トランプ大統領のご機嫌を取り結ぶことができるし、巨額のキックバックと利権を手にできるし、中韓と対立することで国民の感情を操作して戦争へ歩を進めることができるし、といういいことずくめなのです。
どれだけ恐ろしい人間なのでしょうか。


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壁建設で難民を無慈悲に突き放すような大統領に平和賞を推薦する総理は世界の物笑いでしょう。
しかし、保身と野心しかない総理は国民だけではなく世界も見ていないので、笑われることも平気です。
壁を築いて入れないということなら代案を提示すべきです。
なぜなら、アメリカの財政は中南米の麻薬からの収益に負うところ大で(と言われています)今もそうですが、何よりも政治では内政干渉を繰り返してきたからです。
武力侵攻もしてきたのです。
国境の壁問題で、トランプ大統領は国家非常事態を宣言しました。
それを聞いて不安にかられたのが出番を待っている日本の緊急事態法のことでした。
総理はその機を覗っています。
大きな事件やテロ、都市部での災害を待っているはずです。
トランプ大統領に、総理を後押しする意図があったとまでは思いませんが、総理がやり易くなったことは確かではないでしょうか。

韓国の国会議長の天皇謝罪発言もほんとうに怪しいと思います。
だれかに言わされたのでは?とか思ってしまいます。
その発言が大きな火種になることが分からないような人物とも思えないからです。
去年の7月のことで新井博文さんは逮捕され、一年前に中國当局に身柄を拘束されたイトチューの社員の件が今ごろ蒸し返されています。
官邸には火種になるような事案がたくさんストックされていて、総理にとっていいタイミングでそれを出してくるのでしょう。
しっかり目を開けていないと大変なことになりそうです。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-16 10:24 | Comments(0)

精神の貧しさ。

「徽宗皇帝のブログ」に「天皇制は廃絶すべき」という記事が転載されていました。
これが聞くところの人間不在の唯物史観なるものかと感心しました。
わたしにはどうでもいい記事ですが、2点だけ言いたいことがありました。
ちなみに、冒頭の「現在の天皇制度は全く新たに明治時代に作りあげたものである」はその通りで、今上天皇も言葉は違いますが
そういう趣旨のことを洩らされています。

わたしがもっとも言いたいのは「当時(徳川の世)の一般庶民の大半は天皇の存在すら知らなかったというのが実態」と書かれている「実態」についてです。
むかし旅人は一宿一飯のお礼として、自分が歩いて回った地方の話をするという風習があったそうです。
地方の人は他国のこと、とくに「都」の話に飢えていたからです。
そういう習わしの歴史は古いと思われます。
源氏物語の写本はたくさんあって、当時の人は競って書き写して、字を知らない人々に読んで聞かせたのではないでしょうか。
「平家物語」は盲目の琵琶法師の弾き語りで広まったでしょうし、「太平記」の話しも人から人へ伝えられていったことでしょう。
当時の人々は敦盛や安徳天皇の話も知っていて、その悲しい運命に涙を流したのではないでしょうか。
そして、そういう物語の中心に皇室があったというか皇室の存在しない物語はなかったのです。
事実、日本の歴史文化から皇室を取り去ったら何も残りません。


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そのころには、テレビやスマホの現代からは想像もできないような、人々の好奇心や知識欲や学問熱が発する熱気と活気に満ちた世界があったのです。
旅芸人や行商人、諸国行脚の浪人なども情報伝達の役目を果たしていたと思われます。
絵師と言われる職業の人も、津々浦々を回って掛け軸や襖に絵を描いて収入を得ていました。
どんな田舎でも「天照大御神」や「南無阿弥陀仏」の掛け軸は必需品だったのです。
人、物、金の移動が自由になることが新自由主義だということですが、制限はあったでしょうが、当然のこと人と物の移動はむかしからありました。
いまの人間不在の新自由主義ではなく、有形無形の「もの」が直接人の口や手や体温を通じて国の隅々へ伝わっていったのです。
いまの人が知らないというか失ったのは、先人の学問や芸術への憧憬や求道心です。
わたしがとくに学徒兵の死に胸が痛むのはそういうものが遮断されることの苦しみが少しは分かるからです。

耳成山
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文盲だった祖母は、8.9歳のころ、旅回りの講談師が語った「忠臣蔵」をすべて覚えて帰り、人々に話して聞かせたということですし、寒村の水呑み百姓だった祖父はその地域では少しは名を知られている俳人ですが、漢文の素養もあったそうで、いったいいつどこで学んだのか不思議でした。
おそらく、幕末の志士たちがそうであったように、近在のどこかに偉い学者がいると風の便りで聞いては、行って門を叩き教えを乞うていたのではないかと想像します。
わたしの尊皇精神はそういう祖父母から受け継いだものだと思います。

天皇が実権を持っていたのはせいぜい平安の初めまでだと書いてありますが、そのおよそ400年後に生まれた吉田兼好は「御門の御位はいともかしこし」と、自分たちとは人間の種が違うのだと書いています。
実権を持たなくても天皇がいかに敬われていたかということです。
(唯物史観では理解できないでしょうね。)
尊皇思想は幕末に突然現れたものではなく、むしろ庶民の尊皇のこころが志士たちを走らせたとは言えないでしょうか。
庶民は歴史の中でいろいろなものを通じて皇室を身近に感じていたと思われるからです。
決して明治になって洗脳されたものではありません。

長くなりましたので書きたいことのもう一点は次回にします。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-15 10:25 | Comments(2)

福島は日本から消えてしまったのか。

きのうは、池江璃花子さんのニュース一色でした。
こういう場合、病名が秘されるか公表に時間がかかるのが普通なのですが、本人がツイッターで公表したということで、爽やかでキッパリした印象そのままの女性だったようです。
それだけ衝撃が大きかったということなのだと思いますが、後から知った関係者の困惑ぶりが記者会見に滲み出ていましたね。
きのうはまた桜田大臣のがっかりしたというコメントが炎上しましたが、政治家にとって選手の顔はメダルにしか見えないのですからいまさら非難してもはじまりません。
ネットにはフクシマ由来ではないかと囁かれていますが、政府は必至で否定するでしょう。
きのう、玄海原発の廃炉が決定しましたが、その理由というのが安全対策に巨額の費用がかかりコストに見合わないというものでした。
唯一の被爆国で、フクシマの事故があっても廃炉の理由がコストだけというのは余りにも悲しくそれでも人間かと言いたくなります。
いちばん不思議に思うのは、福島からの情報発信がないことです。
白血病や小児甲状腺がんが増えているのはハッキリ数字に出ていることで、そういう話が噂で広がらないはずはないと思うのですが、福島からは沈黙しか伝わってきません。
政府のやり方を見てもう諦めているということなのでしょうか。


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いま火だるまになっている根本大臣の地元は福島です。
地元民からそういう健康被害の話を聞くことはないのでしょうか。
当時の枝野官房長官は、毎日のように「直ちに影響はない」と言っていましたが、その「直ちに」の期間はどうに過ぎたのですからたとえ政権を離れても説明責任はあるはずです。
国会もマスコミもフクシマに触れないのが不気味です。
だから多くの国民ももう問題はないと思っているのかもしれません。
ドイツは、フクシマの事故をきっかけに全原発の停止を決定しましたが、廃炉に向けての作業は粛々と進められているようです。
それまで原発推進派だったメルケル首相は、事故を受けて即廃止に踏み切ったのですが、唯一の被爆国であり、事故を起こした当事者の日本は、国内での原発の建設は諦めたものの(それも今だけ?)輸出には熱心でしたが、それも頓挫しました。
ヨーロッパが脱原発に方向転換した流れを掴んでいなかったのでしょうか。
事故を起こした日本が原発を輸出するなんてわたしは考えもしませんでした。
メルケル首相は一瞬で考えを変えましたが、日本の総理は変えないというか元からそんな考えを持っていませんでした。
人間としての感情、感覚が麻痺しているからです。
もしかしたら、原発に関する決定権を日本は持っていないのかもしれません。
そうとでも考えないとだれにも当事者意識がなく、責任をとる人間がいないことの説明がつきません。
いったいだれが日本の原発の決定権をもっているのですか。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-14 10:24 | Comments(4)

むかしの政治家が人格者に見えます。

人間には怖いもの見たさと同じで汚いもの見たさの心理があり、きのうの予算委員会での総理の答弁もそんな気持ちで見ていました。
総理は、岡田元代表の「悪夢」発言の撤回の要求を拒否しました。
総理は待ってましたとばかりに大向こう(支援者)を意識して「撤回しません」と見得を切ってしたり顔をしたのですが、それがわたしの汚いもの見たさの気持が満たされた?瞬間でした。
子どものころから強情で嘘つきだったそうですが、総理はいまも変わることなく日々それを実証しているのです。
躾けをされないと人間はどうなるかの見本のようです。

総理は経済の話になるとペラペラと際限なく喋るのですが、北方領土のことになるとトーンが落ちます。
だから、そこから徹底的に攻めてほしかったと思いました。
経済が得意というのではなく、相手はプーチン大統領と違って姿の見えない不特定多数の国民ですから、牽強付会で押し通せると踏んでいるのでしょう。

今から思うとむかしの政治家が人格者に見えます。
もっと、悪口を言い合えばいいのにとむかし思ったことがありましたが、当時はまだ武士道が生きていたのでしょう。
田中角栄は学歴もなく、ブルドーザーの異名をもつほど品格とは縁のない人間のように思われていましたが、やはり武士でした。
なにより武士の情けを知る人でした。(それを知らない人間によって嵌められた?)
父親の晋太郎が、晋三には政治家に必要な「情」がないと言ったのはそういうことだったのでしょう。


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派閥の領袖と言われた人たちはみんなそうだったように思います。
それが崩れたのが、小泉政権からではないでしょうか。
安部政権になって、国会は掃き溜めになりました。
法も仁義もない、最低の教養もない人間の掃き溜めになりました。

韓国国会の議長の天皇に謝罪を求めるという発言にたいして、総理初め日本会議系のみんなが怒っていますが、内心はよくぞ言ってくれたとホクホクなのです。
カモネギなのです。
まさか北のミサイルに代わるデキレースではないでしょうね。

シナイ半島への自衛隊派遣が決まったようですが、なんでも官邸の中で決まります。
イラク派遣では国会で喧々諤々の議論がなされていたのが嘘のようです。
なんでもハダカの王さまのツルの一声で決まっていくという異常な恐るべきことが行われているというのに、大半の国民は無関心です。
気が付いたら戦争になっていたということになるのかも。
総理は字が読めないからバカだと笑っている場合ではありません。
総理の恐ろしさは単なるバカでないところです。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-13 10:19 | Comments(4)

一人の嘘つきによって日本から法も道義も去りました。

あるツイッターに「きっこ」さんのツイッターのフォローがあり、安倍総理がこれまで6年間の外遊に使った費用の総額が10兆円を超えることが分かった、しかもこれには外国にばら撒いたお金は含まれず、支援金や円借款を入れると65兆になるとありました。
わたしは驚いて、これは何かの間違いかもしれないと「きっこ」さんのツイッターに当たったところ、間違いではなくその通りに書かれていました。
「分かった」とは、何を根拠に言っておられるのでしょうか。
10兆円とは信じられない額です。
何かカラクリでもあるのでしょうか。

菅野完さんについては、延々とデマが続いています。
アメリカで同棲していた女性への暴力がいつの間にか強姦したことになっています。
その人を貶めてやりたいという感情からデマであろうがなんであろうがお構いなく流すのでしょうか。
しかし、どんな憎い相手であっても事実は事実です。
それを曲げたり無かったことにすることはできません。
「事実」を共通認識にできないから、モリカケはいつまでたってもキリがないのです。
たとえば、高橋洋一さんのように、森友は安倍叩きのためのデッチ上げだという人がいますが、ゴミの問題から一つずつ事実を検証してそれを共通の認識(前提)にしていけば、本来なら嘘やデマが入り込む余地はないはずなのですが、総理のような希代の嘘つきによっていまだに真実が陽の目をみることができません。
一人の嘘つきによって 日本という国は法も道義も失いました。

ちなみに、いま検索をしたら、総理就任時からの4年間で、外遊(65ヵ国1地方)に要した総額は87億7400万円(これだって凄い数字です)だと、衆院決算行政委員会が答弁していました。
どんなに数字を粉飾したとしても10兆円にはできないのではないでしょうか。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-12 10:03 | Comments(2)

外交は堂堂と行うものです。

「北方領土の日」では、いままでの「島を返せ」のスローガンが消えて代わりに「北方領土問題の早期解決を」になりました。
ロシアを刺激しないようにということらしいのですが、そんな姑息なことでロシアが譲歩するとでも思うのでしょうか。
国会では、総理は最後まで「固有の領土」という言葉を言わず、わが国が主権を有する島々だと言いましたが、日本に主権がないことがここまで問題を拗らせているということが分からないようです。
「日米地位協定」の見直しからしか問題は解決しないのです。
それがクリアにならない限りロシアが真剣に応じることはないでしょう。
さらに、それがクリアになってもロシアが返還に応じるとも思えません。
わたしなんか、どうせ返ってくることはないのだから、せめて「返せ!」と言い続けることに意義があるのではないかと思うのですが。
河野大臣などは神経質になって交渉事だから言えないと言っていますが、本当は完全に行き詰まっているからではありませんか。
刺激しないようにとか、まるで相手のご機嫌ばかり窺うような態度は逆効果でしかありません。
相手の顔色を見て、出したり引込めたりするような人間をだれが信用するでしょう。
外交は堂堂と行うものです。


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ロシアの高級紙「コメルサント」が
「成果がないのに、なぜアベが毎回来るのか分からない。
世界には目を向けるべき他の問題がある。」
と書いていたそうですが、遠慮はいりません。
ハッキリ言っちゃてください。
見せかけの外交のためにロシアをダシにするな。
それより拉致はどうなっているのだと。
まるでビジネスマンのような総理大臣です。
商談を一度も成立させたことのない無能なビジネスマンです。
しかし、イチバン問題なのは、そんな総理を引き止めたり意見をする人間がいないことです。
これはほんとうに恐るべき事態なのです。
思い出しては恥ずかしくなるのが、まだオバマ大統領が在任中なのに、トランプ当選を受けて押っ取り刀で駆け付けたことです。
だれも引き止める人間がいなかったのです!
また総理は外遊に行きたくなっているころではないでしょうか。
昭恵さんが「どこか行くところはないの?」とせっついているのが目に見えるようです。
いまごろ、外務省は総理の外遊先を必死に当たっていることでしょう。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-11 10:11 | Comments(0)

諸行無常が世の習い。

米朝首脳会談は当初言われていたダナンではなくハノイに決まりましたが、北の主張が受け入れられたということのようです。
トランプ大統領は、金委員長からの書簡を受け取ったあと、北はこれから大いに経済発展するだろうと言いましたが、わたしもそう思います。
それは中国の発展以上のスピードで成されるだろうと思います。
トランプ大統領がかって言っていたように、その経済発展のお膳立てをするのは日韓、というより日本がすることになるでしょう。
拉致はウヤムヤのまま日本はお金を出すことになりそうです。
小泉訪朝で、日朝国交正常化には過去の清算として日本は1兆円を提示したという話が出ていましたが、今はそんな金額では済まないでしょう。
拉致について、金委員長はいつでも会うと言っているのに、総理は何を躊躇っているのでしょうか。
統一の指示に従っているのですか。
拉致が明らかになってから17年目になります。
そのとき生まれた赤ちゃんは高校生になりました。
きのう、菅官房長官が世論を喚起していくと言っていましたが、なにを寝言を言っているのかと、恥かしくないのかと思いました。

休戦状態に終止符が打たれたら当然米軍は韓国から撤退するでしょう。
「ネットゲリラ」のコメントに、米中が手打ちをし米軍は日本からも撤退する、そしてその後に中国軍が入ってくるという恐ろしい予想が書かれていましたが、わたしは「ありかも」と思いました。


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國際政治は流動的だという現実を忘れ、日米同盟を盤石だと思う方がおかしいのです。
同盟関係が長続きしたためしはありません。
日米同盟維持に必死なのはおそらく外務省の官僚でしょう。
アメリカに育てられ、アメリカ以外の世界を知らず、親とも思うアメリカに捨てられたら生きていけないからです。
しかし、万物流転、諸行無常が世の常です。
いつ今日の味方が明日の敵になるか分かりません。
先日の「ブラタモリ」で、一乗谷が鉄壁の守りをしていることへの疑問に、タモリさんが、当時はいつ裏切られるかいつ寝首を掻かれるか分からない時代で、人間性などなかったんだからと言っていましたが、さすがに人間性云々発言は言い過ぎだと笑われていました。
そういう意味で戦国は分かり易い時代ですが、人間の欲望やもろもろの感情が時代によって変わるとは思えません。
平和主義や民主主義の底流には、その変わらないものが流れているという認識は持っておいた方がいいのではないでしょうか。
平和主義は理念ですが、損得の次元で考えても仲良くするのが一番です。
政治家はとにかく他国と仲良くすることだけを考えてください。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-10 09:45 | Comments(0)

他人事だとは思いません。

大阪摂津市の住民が外国人労働者のための研修施設建設に激しく反対しています。
耳を塞ぎたくなるほどの抗議の声です。
しかし、わたしは他人事のようにそれを批判したり非難することができません。
批判すれば偽善になります。
自分がそういう立場になったら安穏としてはいられないと思うからです。
でもそれは、外国人労働者には親切でありたいと思う気持ちと矛盾するものではありません。
日本人は優しかったと祖国に伝わってほしいと思うのはほんとうの気持ちだからです。
わたしは、反対する心理は差別というより怖れではないかと思っています。
田舎の人が、外部の人間をよそ者として警戒するのは恐怖心からだと聞いたことがあります。
共同体を破壊されるのではという恐怖でしょうか。
移民反対の心理にも、異文化による侵略を感じ、それが「排除」につながるのかも。
目に見えない侵略には何も感じなくても、移民は明らかに目に見えるからです。
しかし歴史的には、日本は進んで異文化を取り入れてきているのですが、それとこれとは別の問題のようです。
まして労働者は文化に寄与しないと。
だからいままでは単純労働者は受け入れないと言ってきたのでしょう。


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すべては政府の悪政が原因です。
受け入れ態勢もできていないのに、唐突に決めて全部自治体や住民に押しつけたのです。
人口減少に伴い移民は避けて通れないということは言われてきましたが、一度も国会で議論はされていません。
わたしは、外国人労働者の受け入れは「フクイチ」マターではないかと思っています。
もしフクイチやその他の苛酷な現場で外国人労働者を働かせるようなことになったら、いま拗れている徴用工問題のように日本はまた歴史問題をつくることになります。
ロヒンギャのことで頭を抱えるスーチーさんを、総理はフクイチに案内しているのです。
建設関係の労働者不足が深刻ならオリンピックも万博もすべきではなかったのですが、(普通の国なら止めています)やはりフクイチを隠すのが目的だったのでしょう。
大阪万博も、松井知事が森友から人々の目を逸らさせるために急遽思いついたことではありませんか。
最近の知事を見ていると、もう森友問題は去ったと思っているフシがありますが、必ずブーメランで返ってくるから首を洗って待っていろと言いたい。
それにしても、ヤクザ顔負けの人相の悪さです。

ベトナムから多くの若者が海外に出て行きますが、ベトナムはこれから発展する国だと思います。
国の発展のエネルギーになるべき若者なのに、勿体ないことだと思います。
外国人労働者受け入れはこれから将来にわたっていろいろ深刻な問題を引き起こすことになるのは間違いありません。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-08 10:53 | Comments(7)

地図にもなく目にも見えない「国」があるようです。

総理の口から「森羅万象」を聞くのは2度目です。
確信犯です。
日本がどれだけ異常な国になっているかは総理のこの言葉を聞くだけで十分です。
以前、ネットで真ん中に座っている総理を子どもたちが取り囲んでいる油絵を見たのですが、いまどこを探しても見つかりません。
あの絵を見たときの違和感はハンパではありませんでした。
ファッションや表情などは北朝鮮の子どもそのもので、中にナチスの将校の帽子のような嵩の高い帽子に軍服を着こんだ男の子がいて吃驚しました。

わたしたちには見えない国があるようです。
地図にはない国があるようです。
どうやら、安倍晋三がその国の「王」のようなのです。
スイス政府発行の「民間防衛」の次の箇所を嫌でも想起します。
「戦争のもう一つの様相は、それが目に見えないものであり、偽装されているものであるだけに、いっそう危険である。」
その見えない敵はさまざまな姿に偽装し、こっそりと国の中に忍び込んでくるのだと。


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日本の場合、さまざまな姿の大部分を占めていたのが宗教でした。
こっそりとではなく、堂々と宗教として入ってきて、数百万の日本人を洗脳しました。
「民間防衛」には、そういう敵に勝つ道は、武力ではなく「道徳的な力と抵抗の意思によるしかない」と書かれていますが、いまの日本にそんなものは欠片もありません。
宗教が巧妙にそういう力を奪い、代わりに毒を注いだのです。
宗教は古今東西、侵略の隠れ蓑でした。
洗脳に克つのは至難です。
まして若い人には。
なんども騙され、その度に気付くという知的作業を繰りかえすことでしか洗脳から脱することができないのではないかと思います。
そのために必要なことがあります。
皇后陛下が
「経験するだけでは足りない、経験したことに思いをめぐらすように」という学長の言葉を幾度となく自分に言い聞かせてきたと言われていることです。
そうでなければ経験は経験にならず、人はただ漫然と流されているだけの人生になります。
かなしいことに、ほとんどの人がそうです。
いかに生きるべきかというようなことでくよくよするのではなく、(そういうのが打算であり貧乏根性だと木枯し紋次郎は言っているのです。)日常経験することを反芻するような生活こそ望ましいのだと思います。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-07 10:09 | Comments(2)

見栄え(イメージ)は大切です。

衆議院の予算委員長に野田聖子さんが就いていました。
人となりはともかく有能なことはよく分かります。
わたしは海外に出たことがないので分からないのですが、海外で日本のニュースを取り上げるときは菅官房長官の顔が映るのでしょうか。
日本の官房長官は、外国ではナンバー2の地位に相当するそうですが、なぜそんな人間が報道官も兼務するのかが理解できません。
海外ニュースには必ずその国の報道官が映るのですが、その報道官もひとりではなく複数人います。
しかもみんな威勢のいい人たちで、菅官房長官のいつも視線を下に落としてボソボソ喋っている姿とは大違いです。
世界はその姿を見て日本の衰退、退潮を感じるのではないでしょうか。
これほど国益を損なう人間もいないと思われるのに、なぜ変えようという動きがないのか不思議です。
海外では女性の報道官が多く、ロシアのザハロワさんなんか見ていると、日本にも彼女にひけをとらない女性もいるのにと思って歯がゆい思いをするのです。
自民党では、たとえば佐藤ゆかりさんなど見栄えもいいし頭も切れるし、どんな質問も手際よく捌けるのではないかと思うのですが、、


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野党にも有能な女性はたくさんいます。
日本の外務大臣に当たる北朝鮮や韓国の女性外交官をみては羨望を禁じ得ないのですが、日本にもそういう女性がいないわけではないのです。
地位が人を作ると言われていますが、女性が活躍の場を与えられないと能力も開花しようがないではありませんか。
東京医科大学が女性受験生の得点を意図的に操作したことと同じ構造を感じます。
表では女性の社会進出を奨励しながら、裏では進出を抑制したり足を引っ張ったりしているのです。
今の内閣には女性大臣は片山さん一人です。
稲田さんや丸川さん、杉田さんのような女性はゼッタイに駄目ですが、男の大臣を見ているとそれよりは少しましだと思える女性はたくさんいるのではありませんか。
国会が日本の男社会の象徴になっているのです。

顔やスタイルの良し悪しではなく、大切なのはイメージです。
菅官房長官や河野外務大臣では困るのです。
イメージだけはなく、人間としても駄目なのです。
(まあ人間がイメージを作っているのですから当然ですが。)
総理はなぜこんなイメージの悪い人たちを登用するのでしょうか。
総理は自分をよく見せるために、あえて周りに見栄えの良くない人間を配置するのかと勘繰りたくなります。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-06 10:25 | Comments(0)

木枯し紋次郎が到達した境地。

木枯し紋次郎の中村敦夫さんが出家得度しておられるのは知りませんでしたが、「日刊ゲンダイ」のインタビュー記事を読んで、その「悟り」の一端を知ることができました。
人は「悟り」というものを自分とは縁のない境地だと思っているようですが、それは日常と背中合わせにあるものでそれに気が付くかどうかだとわたしは思っています。
記事から一部抜粋したものを以下に転載します。

「一番嫌いなのは努力。努力するとロクなことはない。朝起きてマラソン始めたら心臓マヒを起こしたりね。目先のことでビクビク、くよくよせずに、時間を長くゆったり生きる。あまり過激な努力をしないことです。みなさん、自分を査定して、高く見積もり過ぎる傾向があると思いますよ。そりゃ、そこそこ成功している人はいるだろうが、そんなに変わらないでしょう。金に汚いかどうかの違いだけです。私は動物の一匹として生まれてしまった。死にゆく運命です。生を受けたことは、そんな幸せな贈り物ではないが、当たってしまったわけだから、ゆっくり楽しめるものは楽しむ。死後の心配する人がいるけど、「あんたどっから来たんだ」ってね。人間の存在なんて暫定的な存在だと思う。いろんなこと分からなくていいんですよ。全部分かってうまくやろうという貧乏根性を捨てること。そうすれば、人生、別のことが見えてくると思います。」


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「あんたどっから来たんだ」というのは「死をみること帰するがごとし」で死は「来たところに帰る」ことだと言っておられるのです。(岡潔はそれを「懐かしいところに帰ること」だと言いました。)
したがって、人間の存在が暫定的というのも死んだら終わりという意味ではなく輪廻転生のことを言っておられるのだと思います。
中村さんの言われる貧乏根性、わたしにはよく分かります。
オリンピックや万博に血道をあげるのも貧乏根性です。
(わたしはそれを田舎者根性だと言ってきました。)
子どもに勉強しろと言うのも貧乏根性です。
どうせ、死ぬまでの人生、どうしてゆっくり楽しもうとしないのでしょうね。
努力なんかしなくていいのです。
わたしも、ブログを書く以上本を読んだり勉強しなくてはいけないかなと思った時期もありましたが、考えてみたらわたしは勉強をしたという記憶がありませんでした。
だから いままで通り見たこと聞いたこと感じたことを書くだけでいいのだと開き直ったところでした。
全部分かってうまくやろうという貧乏根性を捨てれば、別のことが見えてくる、それが「悟り」なのだと中村さんは言いたいのではないでしょうか。
どう生きるべきかなんて考えることは余計なことなのです。
何も考えず、日常するべきことを淡々とするだけでいいのだと。
日本人と言うべきか現代人と言えばいいのか、人は生活をしていないように思います。
生活以外のことで生きているというか、生かされているように思えてなりません。
奴隷として。
生活をしていないのですから「悟り」は遠のくばかりです。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-05 10:15 | Comments(0)

公文書改ざんには沈黙していたくせに。

土曜日の「ブラタモリ」で朝倉氏一乗谷を見て歴史好きに火がついてしまい案の定ブログが書けませんでした。
というのも、過日古戦場の姉川、関ヶ原を通過して余呉まで行ったのに、もう少し足を伸ばして一乗谷に行かなかったことが悔やまれたからです。(まして金ヶ崎は目と鼻の距離だったのに)
過日、夜半に目が覚めてテレビを付けたら、西郷隆盛の鹿児島までの敗走ルートの実地検証をする番組をしていました。
参照にしていたのが、一本の線で描かれた道に、ところどころに集落の名まえが書き込まれただけのこれ以上簡単な地図もないというような地図でしたが、わたしの興味は尽きませんでした。
好奇心(想像力)が疼きました。
歴史の好きな人は地理も好きなはずですが、わたしもその例に洩れず地図を見るのが無上の愉しみです。。

しかし、書くことはあったのです。
高橋洋一さんが新聞のインタビューに応えて言っていることが理解できなかったことです。
この人の専門分野の一つが統計学で、だから今回の厚労省の不正にはショックだったということですが、本件は統計法違反なのだから政府(総務省か厚労省)は捜査当局に刑事告発すべきだと言っていることが理解不能なのです。
政府内の不祥事を政府が刑事告発するってどういうことなのでしょう。
総理とは関係がないということをアピールするためですか。
告発するところを国民にみせてそれを総理の綱紀粛正の決意としたかったのですか。


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また、「特別監査委員会」の公正さが疑われていることを受けて
「国民が信頼する究極の第三者機関は捜査当局だろう」と言っていることにいたっては唖然とします。
捜査機関が何をしてくれましたか。
森友の公文書改ざんの捜査でも大阪地検は佐川元局長はじめ全員を不起訴にしたのです。
モリカケでは捜査当局は一ミリも動かなかったのです。
迅速に動いたゴーン逮捕など国家国民にはどうでもいいことでした。
(というより、いつかこのことが災いとなって日本に降りかかってくるのではないかと不安です。)
高橋さんは森友の公文書改ざんには何も言っていません。
あれは財務局のチョンボであり、それに付け込んで籠池がゆすっただけのこと、安倍総理の関与や総理への忖度など入り込む余地はなかったと言ったのです。
安倍叩きのためのデッチ上げだとまで言ったのです。
この人よくテレビに出ています。
同じように露出が多いのが岸博幸、橋下徹ですがみんな竹中平蔵繋がりです。
高橋さんは小泉政権で民営化大臣だった竹中平蔵のブレーンであり、岸さんは教え子であり、橋下の市長時代の特別顧問が竹中でした。
竹中平蔵の隠然たる権力や恐るべし。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-04 10:09 | Comments(0)

日本vs韓国ではなく在日帰化人vs韓国(北朝鮮)だと思います。

俳優の新井浩文さんが女性への暴行で逮捕されたというニュースが速報で流れました。
事件は昨年の7月のことであり、その内容からしても速報で流すようなニュースとは思えません。
しかも、NHK初め本名を公表しました。
これは、このところのレーダーや徴用工問題に対する国民の反韓感情の盛り上がりをさらに煽るのが目的なのだろうと思います。
雑誌「正論」が「韓国許すまじ!」と銘打って特集を組んでいますが、「鬼畜韓国」「撃ちてし止まん」の字が躍るのもそう先のことではなさそうです。
いい気なもんだ!
一昨年、北のミサイルに備えて避難訓練までし、青山繁晴などは全国の市町村、学校にも訓練を徹底させるべきなどと息巻いていたのですが、年が明けた途端ミサイル打ち上げはピタリと止みました。
つい一年前のことなのにみんな忘れてしまったのですか。
わたしは不思議でならなかったので考えましたよ。
一昨年、北は安倍総理の難局を助けるとしか思えないタイミングでミサイルを打ち上げていたのです。
なぜピタリと止んだのですか。
だれもそのことについて言ってくれません。


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あくまでも、個人の仮説、推論ですが、国民はこの韓国との対立を日本と韓国間のことだと思っているようですが、わたしは違うと思うようになりました。
「ネットゲリラ」に、自民党議員のほぼ全員帰化人という記事がありましたが、つまり、この対立は在日帰化人と韓国の間のことではないかと思うのです。
では、なぜ帰化人が祖国にキバを剥くのかということですが、朝鮮は南北に分かれ、日本国内でもこのごろ聞かなくなりましたが北の総連と南の民団が激しく争っていました。
近親憎悪、或いは同族による骨肉の争いはかれらの生来の性分のようです。
その在日帰化人の「王」が安倍晋三だと思えば、すべてに納得がいくのです。(総理の人脈に帰化人が多いのも)
ミサイルの件も仲間内(半島にいる仲間かも)で意見の食い違いや利害を巡る争いがあったのではないだろうかと推測しています。
もうかれらは日本を自分たちの国だと思っているのでしょう。
日本人てバカじゃないかと思います。
かれらの争いに利用されて戦争も辞さないと言っているのですから。
総理の言う「日本をとり戻す」の日本はわたしたちの日本ではありませんでした。

総理はダボス会議で「国際社会の様々な課題にリーダーシップを発揮していきたい」と言ったそうです。
凄い!この人、本気でそう思っている!
だから、イギリスに合意なき離脱はしないようにわざわざ言いに行ったのですね。
電話で済むことなのに。
世界のことはいいから、日本のこともいいから、さっさと辞めてくれ。
わたしたちはほんとうの日本をとり戻したいのです。
もう手遅れかもしれませんが、諦められません。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-02 10:24 | Comments(4)

何かを守ることで人は生きている。

女児は勇気を奮って、父親から暴力を受けていますとアンケート用紙に書いたのです。
最後のSOSだったのです。
その深刻さをだれも理解しませんでした。
子どもはどんな親であっても本能的に親を庇うものですが、それでも訴えずにいられないような虐待を受けていたということを学校も児相も理解しませんでした。
父親がアンケート用紙を見せろとすごんだから恐怖心で渡してしまったということには怒りしかありません。
相手は凶器を持っていたわけでもなくただ喚いていただけでしょう。
そういうときは軽く深呼吸して冷静になるのです。
腹に力を込めて、なにがあろうと渡さないぞという態度を示すのです。
怖れることが相手を付けあがらせるという悪循環をどこかで断ち切らなければいけないのですが、そんな人がいません。
恐怖心から渡してしまったとは、ほんとうに情けなくて言葉もありません。
藁にもすがる思いで生活保護の申請に来た人には強く出るくせに。
それが役人根性だとしても、そんな人間にこのような子どものいのちがかかっている仕事に当たらせてはいけないのです。
自分が恐怖心を覚えるほどだったのですから、女児がどれほどの恐怖に支配されていたかを想像できないような人間に。


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母親の姿が見えませんが、母親も恐怖で金縛りになっていて夫の虐待を見て見ぬふりをしていたのだとしたら余りにも悲しい。
女児はそんな母親をどんな思いで見ていたのでしょう。
本来なら、守ってくれるべき両親、学校、児相から女児は見放されたのです。
もう救いを求める相手はいませんでした。
これが、荒涼としたいまの日本の姿と重なります。
日本は弱肉強食社会になっていました。
何かを守るために人は生きているのだと思います。
何も大層なはなしではありません。
みんなが生活や家族を守るために生きているのですから。
その範疇というか延長で幼きもの、弱きもの、貧しきものが守られてこその社会だと思いまうす。

「人を守ってこそ自分を守れるのだ。己のことばかり考える奴は己をも滅ぼす奴だ」
という「七人の侍」のなかの言葉を思い出します。
これがほんとうの人の世であり社会なのだと思います。


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# by michi-no-yuri | 2019-02-01 10:31 | Comments(4)