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谷間の百合

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いつまでアメリカに幻想を持っているのか。

アメリカが戦争国家だということ、戦争によって経済と覇権を維持している国だということを知ることが、国際政治を考える上での基本中の基本なのですが、それが分からないのかあえて無視しているのか、そういう人間ばかりが跋扈しています。
だから、ウクライナ戦争の本質も分かりません。
いまだに、アメリカは民主主義の自由な国だと思っているところにすべての誤解の因があります。
いつまでも延々と空虚で愚かな議論が続きます。

なんどか書いたことですが、湾岸戦争前夜、ある大学教授が民主主義の国アメリカが戦争をするとは思えないと発言したことを今も鮮明に覚えています。
覚えているのは驚いたからです。
湾岸戦争は30数年前ですが、その頃から、わたしはアメリカという国を疑っていたことになります。

なんと、いまも何も変わっていないのです。
知識人はもちろん、自衛隊の上層部もアメリカという国を分かっていないことで、もう日本には絶望しかないと思うくらいです。
きょうの新聞にも、ある大学教授が、プーチンが自ら仕掛けたウクライナ戦争と言っていましたが、それになんの疑いも持っていないことに驚きます。

昨年初めに流出したクレムリンの内部文書には、ロシアが30年までに3段階でベラルーシを併合する方針が明記されていたというのですが、あきらかに、ロシアとベラル―シの仲を裂くために西側が流したガセネタでしょう。
アメリカは、自国と関係ないところで、国と国が仲良くすることを嫌います。
いつも介入して仲を引き裂きます。

みんな忘れている日中友好ですが、当時日本と中国には姉妹都市が至るところで生まれたのです。
それに危機感を持ったアメリカが離間工作を始めました。
石原慎太郎さんがアメリカのCSISで尖閣買い上げをぶち上げたのが「ハジメ!」の号砲だったと思います。
アメリカのやることはいつもそういうことです。



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# by michi-no-yuri | 2024-03-19 10:26 | Comments(0)

目に余るエマニュエルの内政干渉。

エマニュエル大使が、同性婚を認めないのは憲法違反だとの札幌高裁の判断を受けて「婚姻の自由、そして法の下の平等を実現するために、日本がまた一歩前進した。」と言ったことに、あちこちから反発の声が上がっています。
内政干渉だとか上から目線だとか批判しているのは主に自民党右派の議員です。
LGBT法案が通ったのは、エマニュエルが積極的に介入したからだと怒っていたのもかれらです。
エマニュエルが日本の文化や制度にまで踏み込んできたことに、漸く危機感を持つ人が出てきたことは嬉しい。

今少し調べたのですが、エマニュエルが赴任してきたのが2022年の1月23日で、ウクライナ戦争が始まったのが2月24日、そして、彼が岸田総理と一緒にヒロシマを訪問したのが3月26日です。
自慢するわけではありませんが、わたしはヒロシマへ行ったときから胡散臭いと思っていました。
ロシアが核を使うのではないかという憶測も出ていたことから、被爆国の日本はそれを許せるのかのアピールだと思いました。
自分たちが原爆を落としておきながら、よく言えるよな(実際には言っていませんが)と思いました。
ヒロシマ訪問は好感度を上げて日本国民を手なずけるためだったと思います。

エマニュエルの赴任は、あきらかに日本をウクライナ戦争に引き入れるのが目的だったと思います。
日本が1ミリでもロシアに寄るようなことがあってはならないとその監視の意味も当然あったと思います。
総理がロシア制裁を素早く決めたのも、林外相がキエフに一番乗りしたのも、積極的支援を打ち出したのも、ウクライナ人女性をミスコンに出したのも、すべてエマニュエルが指揮したことだったと思います。
岸田総理が自分の意志でしたのは「必勝しゃもじ」を持参したことくらい?

「策士策に溺れる」という言葉がありますが、さしづめ彼の末路がそうでしょう。
頭がいいようで、やり過ぎてそれが命取りになるのというパターンです。

バイデンはロシアの侵攻を確信し、その日まで予告していました。(2月16日)
エマニュエルをそれに合わせて日本に送り込んだのです。
日本を全面的にウクライナ側に付かせるためです。
息もつかせぬ早業でした。
まさに、かれは植民地の総督でした。

岸田総理はただ黙って従うだけです。
総理だけでなく、国会議員全員がエマニュエルの魔法にかかりました。
かからなかったのは鈴木宗男さん、少し遅れて原口さんだけだったと思います。
少しでもサムライの遺伝子が残っていれば、あんな人間の魔法にかかることはなかったのではないでしょうか。

エマニュエルはLGBT法案の成立に大きく関与したのですが、、本国のアメリカはまだ国として意見がまとまっていません。
日本人は、主に都市部の過激な活動家を見てLGBT先進国だと錯覚しているのではないでしょうか。


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# by michi-no-yuri | 2024-03-18 10:56 | Comments(0)

こんな日本イヤだ。

最近また訪れるようになった「阿修羅」ですが、きょうなんとなく目を通していたら、河野元統合幕僚長のインタビュー記事に出会いました。

「トランプ氏凱旋なら、『台湾有事』手出さない」というタイトルです。
読まなくてもこれで河野さんが台湾有事を望んでいることが分ります。

きのうの記事で、元自衛隊の人が、ウクライナ支援は憲法前文の「国際社会から名誉ある地位を占める」ためだと言っていたことにわたし驚いたのですが、河野さんの頭にあるのも同じだということがインタビューを読めば分かります。
つまり、日本はアメリカに付き従っていれば名誉ある地位をしめることができると思っているということです。
しかし、わたしはそれだけではないと思うところがあります。
安倍さんはアメリカを利用して世界の真ん中に躍り出ようという野望を抱いていたと思うのですが、安倍さんと親しく週に一回は官邸で会っていたことを自慢していた河野さんも同じ野望を共有していたのではないかと。
その前段階として台湾有事が不可欠だということだと思います。

河野さんはこう言っています。
「トランプ氏が大統領になったら、中国が台湾に手を出せば許すはずがないと言う人がいるが、彼は理念の人ではなく利害の人だ」と。

だからトランプでは困るというわけです。
トランプが利害の人というのは当たっていると思いますが、その利害とは国益のことです。
国益とはまず国民の幸せです。
トランプは大統領になったらウクライナ戦争を一日で止める、支援もしないと言っています。
これが国益の考えです。

トランプが利害の人なら、バイデンは理念の人ということになりますが、理念というのがなかなか厄介な代物です。
ほとんどの場合、アメリカの理念が世界の不幸になるからです。
翻ってわが国の理念とは?
安倍さんが抱いていた野望は万に一つの可能性もなく、また実現するようなことがあってはならないのですが、アメリカにくっ付いて名誉ある地位を占めようというはなんという心得違いでしょうか。

中国の脅威を煽り立てるアメリカの尻馬にのって、国民を戦争に引きずり込もうと台湾有事を期待している人間のこころの醜さには言葉もありません。


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# by michi-no-yuri | 2024-03-17 11:20 | Comments(0)

次期戦闘機を三国共同で開発する意味と目的は?


次期戦闘機が日、英、伊三国の共同開発になりました。
わたしは3国共同とはどういう仕組みになっているのかが気になります。
開発ということは新しい技術や機能が生まれるということなのか、だったらその技術の権利はどこに属すのか、そして、開発費用はどうなるのかなどがとても気になります。

国は、次期戦闘機に限定して第3国への輸出を解禁すると。
輸出先は日本と「防衛装備、技術移転協定」などを締結している国に限定し「現に戦闘が行われている国」は対象外とすると言っています。

おかしいなと思います。
イギリス、イタリアは戦争が行われている、つまり、ウクライナへの武器輸出は自由というかほぼ義務になっています。
戦闘中の国へ輸出できないことになっているのは日本だけです。
つまり、共同開発とは日本をNATOに引き入れるための罠なのではありませんか。
日本はアメリカの要請を受けてオスプレイをアメリカを迂回させる形でウクライナに送りました。
戦闘機もこの手を使うのだと思います。

戦争の当事者はいまのところロシアとウクライナだけということになっています。
NATOは公式にはまだ参加していません。
つまり、日本は両国以外のどの国にも戦闘機を輸出できるということです。
輸出した先の国がそれをウクライナに送ることについてはもう日本とは関係がありません。
日本は、そういう手を使えるよとアメリカに教えてもらったのでしょうか。

ウクライナで戦闘機の姿を見ることはほとんどありません。
長距離ミサイルで事足りているということなのでしょうか。
だから、次期戦闘機の共同開発のほんとうの目的を疑うのです。

一万歩譲って、戦闘機を作ると言うのなら日本独自の国産にしてほしいと思う。
でもそれは許されないのですね。
さらに、一万歩譲って言えば、イギリスは外してほしい。
イギリスは鬼門です。
明治維新以来、ず~っと日本は手玉に取られてきたのです。
一度だって手玉に取ったことはなく、やられっぱなしです。
最悪なのは、それに気が付いていないことです。


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他国に入ってそこの国民や民族を分断し対立させ憎み合うようなことをしてきたのがアメリカやイギリスです。
歴史を知らないのですが、日本人でそういうことをやった人物がいましたか。
ただ単純に攻めていくだけだったのでは?
日本は仮に騙すことはできてもそれ以上の操ったり弄んだりということはできなかったのではないかと、わたしは勝手に思っているのですが。

元陸上幕僚長という肩書の人が、「積極的支援こそ平和国家日本の道」だと言っていました。
ウクライナを積極的に支援することにより国際社会から名誉ある地位を占められるということで、憲法の前文で謳われている精神に合致するそうです。
日本の積極支援はそういうことだったのかと、初めて気が付きました。
安倍さんが言っていた、世界の真ん中で輝くような国を実現するためだったのかと。
道理でシャカリキになるはずです。
でもそれだって、日本を使い捨てにしようというアメリカの戦略であり戦術なのですが。

「今や、世界は戦後最も厳しい安全保障環境に激変している」ということですが、まだ分からないのでしょうか。
アメリカという戦争国家はたえず戦争していなければ生きていけない国で、だから、世界のあちこちに紛争の火種を作るのです。
厳しい環境とはアメリカが人為的に作り出したものです。
これが国際政治を考える上での基本中の基本ではないでしょうか。

そんなに戦争が必要なら勝手にやれとは言えません。
日米同盟は運命共同体で、死ぬまで一緒です。
自衛隊では、日米同盟をどのように教えているのでしょうか。
アメリカを助けることが日本の生きる道だとでも?
若者が、祖国を守るために戦いたくないというのは、ある意味で健全です。
守るべき祖国なんてどこにもないからです。


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# by michi-no-yuri | 2024-03-16 11:11 | Comments(0)

男性が耐えることでこの社会は持っている?

札幌高裁が、同性婚を認めないのは違憲だという判断を下しました。
また、デンマークがノルウェーやスエーデンに続き女性に兵役の義務を課しました。
完全な男女平等を目指すそうです。

世界はDSの目論見通りになっています。
男女平等とかLGBTが人口削減のためだと気が付く人は稀です。
みんなDSの思うがままです。
すでに奴隷になっているということです。

女性の男性への家庭内暴力が増えているという記事がありましたが、今ごろ分かったのかとその遅きに驚きます。
実力行使はともかく、精神的虐待はほとんどの男性が感じていることではないでしょうか。

男性のDVやセクハラ、ストーカーはいつも大きく取り上げられますが、女性のそれが顕在化するこはほとんどありません。
しかし現実はまるで違います。
女性から虐待を受けても男性が訴え出ることはまずありません。
男としてみっともないことだという社会通念が染みついているからです。 
しかし、これ以上女性が増長すると男性の我慢も限界に達する日が来そうです。

想像できますか。
男性が女性を訴えるような世の中を。
世界がひっくり返りませんか。
ということは、男性が耐えていることで今の社会がなんとか保たれているということです。
そう言う意味で女性は社会から守られているのだということを少しは自覚してもいいのではないかと思います。

しかし、DSは安定を嫌いますから、今度は男性を焚きつけて女性を告発するように誘導するかもしれません。
男と女、親と子、老人と若者が対立させられてきたことに気付いてほしい。
かれらのすることはそれだけです。


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# by michi-no-yuri | 2024-03-15 11:04 | Comments(0)