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谷間の百合

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「支離滅裂」 (「水瓶座時代」より)

わたしが総理のリーマンショック前夜発言に驚いたのは、きのうまで経済は順調に推移していると言っていたのにということ以上に、たとえ、それが事実であっても、マドモアゼル愛さまが言われているように、「そんなことを一国の首脳が重要な会談で発表することなどあり得ない」と思ったからです。
そのことに驚いたのです。
単なる選挙対策だとは思えません。
むかし、ある銀行の不用意な発言が発端となって大恐慌に突入したことがあったと書いておられますが、なんとなく、その辺に発言の意図、真意があるのかなあと思ったりしますが、まさかねえ。
先日来、「もう、詰んでいる」という言葉がなんどか頭を過るのですが、「詰んでいる」のは、世界なのか、日本なのか、総理なのか、、、、

以下、「水瓶座時代」から転載。


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「支離滅裂」

何が支離滅裂かというと、最近の首相の発言及びマスコミの姿勢など、かなり追い込まれているものを感じます。

太平洋戦争の時も8月15日の朝までは、嘘しか伝えない政権でしたが、終戦をもってすべてが変わりました。

当時を小学生の時に体験した人の話しを覚えていますが、夏休み前に戦時色一色の校長先生が、9月に学校に出てみると、突然、皆さん、今日から民主主義です、、といったというのです。

昭和一桁世代の方でしたが、以来、世の中のことは何も信じなかったと。

今回の政権やマスコミにもそんな匂いを感じます。しかしマスコミはとくにひどいですね。戦争中の大本営発表と何も変わりませんが、今に至って正義の顔を装っています。

国民をこれだけ騙してどこに連れていこうとしているのでしょう。マスコミ内にも良心的で正直な人がいるはずですが、そうした人は押しやられているのでしょうね。

イエスマンと出世主義者のみが上に行く時代になってます。なので、本当に追い込まれる事態になると、彼らには実力がないため、どうにもならなくなるのです。ただ逃げ出すのみ。

そうした現象がこれから、マスコミ、政権、企業などに起きてくるわけですが、第二の8月15日は年内というのが、私の予想です。

最近、大きな出来事が頻発していますが、どんなに重大なことでも政権にとってまずいものは、まったく取り上げられないで、やたらに都知事のゴシップや芸能人の事件にウエイトをさき、印象操作があまりにひどいです。

パナマ文書の解明など、まったく関心がないようですが、確かに解明されてしまったらお金の動きから見た社会の仕組みがほとんどわかってしまうので、困るのでしょう。

オリンピック疑惑も非常に重大ですが、マスコミは舛添氏を追うばかりで、オリンピック疑惑には決して答えません。あまりに露骨です。

パナマ文書もオリンピック疑惑も、実は現政権を吹っ飛ばすものとなるため、まあ、隠すのも仕方ないのかもしれませんが、こうしたものが出てくること自体、すでに時代は変わっているのです。

どんなに時代が変わろうと、都合の悪いものは何があっても隠し通す、、、そうした見苦しさが今のマスコミと政権にあるわけです。

では、彼らは何を隠そうとしているのでしょうか。一言でいえば、政府や企業など、力ある存在が、本当は国民のことなど何一つ考えていないということ。

国民から奪うだけ奪って、最低限のエサで生きながらえさえ、死ぬまで働かせ、多少豊かな人からは、医療費などで奪った末に死んでもらう、、、まあ、口は悪いかもしれませんが、やっていることを見れば、それが本音であることがわかってしまいます。

要するに悲しい時代に私たちは生きているのですが、そうした時代の暴露が始まりつつあるため、政権もマスコミも必死に隠そうとしているのが、現況と言えます。

パナマ文書の解明がなされれば、すべてが吹っ飛びます。タックスヘイブンという非課税に逃れた日本企業の利益は大変な額となり、それが国民に税金分だけでも還元されたら、消費税など上げる必要がなかったということ。

それどころか、誰の金が誰に流れたか、、、ということがわかれば、どことどこがつるんで、何をやっていたかがわかります。なので、これは絶対に表に出せない内容のため、力ある人はマスコミに働きかけて内容を伝えないように必死でいるのでしょう。

オリンピック疑惑も同様です。これが解明されてしまったら、オリンピックが国民のためどころか、利権の固まりであり、そのためのオリンピック開催に税金を投与し、そこから受ける利益は仲間で奪い合う、、そうした理由づけにオリンピックは適しているのです。

今回に限ったことではありませんが、オリンピックは汚れています。世紀の祭典でも、国民的行事でもなく、利権のための興業なのです。そのことがはっきりした形でばれてしまう。

誰が何を考えて行動したかもばれてしまうのが、今回のオリンピック疑惑です。

フランスの調査によって、今後どこまで解明されるかはわかりませんが、もし黒となれば、東京オリンピックは幻となる可能性もあります。

サブプライムローンという、価値ない証券類を他の証券にでたらめに入れてしまった事件がありましたが、それと同じで、もしオリンピックが幻となれば、利権の元が消えるわけで、東京の地価や建設業に流れたお金が焦げ付くなど、経済異変のスイッチになります。

一般の通常の経済にも悪影響が出るという大きな迷惑を掛けることになるでしょうが、膿は膿でやはり出さないといけないわけで、たとえ不況になろうとも、恐慌になっても、悪を表に出した方が今後の人類のためですが、果たしてどうなるでしょうか。

安倍氏は今回、驚く発言をしています。世界がリーマンショック前夜であるというのです。これには、各国首脳もまったく寝耳に水の驚きだったようです。

一体何を言い出すのか、、、との思い。このことにはすごい計算が実はあるのだと思います。

安倍氏が言ったことは、完全なスタンドプレイであり、アベノミクスの失敗を隠し、消費税値上げ延期ないし取りやめの理屈漬けを、こともあろうにサミットで行ったという暴挙です。

各国首脳が椅子をひっくり返さんばかりに驚いたことは想像がつきます。何言いだすんだ、こいつは、、、という、おそらく気持ちだったことでしょう。

聞くところによると、麻生氏もそのことを知らなかったとか、、、もしそうだとしたら、完全なスタンドプレイですね。

もちろん安倍氏のこの発言はまともには受け止められていません。万が一、そうだったとしても、そんなことを一国の首相が重要な会議で発言することなどありえないのです。

昔、戦前の国会で鈴木銀行だかどこだかは忘れましたが、潰れそうなことを言ってしまい、それが発端となって大恐慌に日本は突入した出来事がありました。

それと同じで、リーマンショック前夜です、、、などと、たとえそうだとしてもそれは表だっては言えない内容である点と、発言自体が自分の政策失敗の正当化のために、各国首脳が集う会議で発表するという、二重の驚きがあったわけです。

凄いといえば凄すぎる話しで、私も驚きました。バカという一言で片づけられない内容であり、安倍氏だからこそできる芸当でもあります。

選挙をにらんで、リーマンショックと同じだから、消費税はあげない、、、というお土産が必要だったわけです。

しかしおかしいのは、これまで安倍氏は国会において、日本は景気が上昇中で悪くないの一点張りでした。それが突然、今はリーマンショック前夜だとは、この180度の変化は一体何でしょう。

年金基金の株への投資への批判にはどうこたえるのでしょう。リーマンショック前夜だとしたら、もうすでに株式保有はもちろんないに決まっていますが、おそらく、まだ買い続けているのではないでしょうか。

大切な年金の金を、すでにかなりすっているということらしいのですが、言うこととやることがとにかく正反対です。

選挙のためにサミットを利用し、自分の正当化に務めるという、前代未聞の出来事でしたが、果たして単なるバカな行為として終えてしまうのでしょうか。

それがそうとも思えない、安倍氏の運の強さも今後出てくる可能性があります。

というのは、安倍氏が言うのは、もしかしたら事実だからです。方便で言ったことは誰にもすぐにわかり、まったくどうしようもない言動でしたが、それが本当になったらどうにでも言い訳が立ちます。

世界不況と、金融の、場合によっては崩壊をにらんだバックがあり、安倍氏にそれを言わせて苦肉の方針を貫く、、、ということだったのかもしれません。

実際に世界が不況と金融の崩壊に伴う大混乱が起きたら、安倍氏の発言は当初はバカにされたものの、先見の明があったとなるかもしれないのです。

何も知らない強さです。天に使われている面もあるということです。

しかし、まあ、でたらめではありますね。しかしそれを追求する国会も閉幕ですので、よく計算はされています。

こうした指南は正当な政策担当からは出るはずがなく、バックにいらっしゃる、おそらく占いや宗教関係の進言以外にないでしょう。麻生氏も知らなかった、、というのですから。

ともかく支離滅裂な時代になっております。変動の中でわかってくるのは、政治や企業や医療も、本当は民衆のことなど何も考えてなかった、、、という決定的な事実であり、世界は日本に先んじて、こうしたインチキを廃し、たとえポーズにせよ、下級、中間層のための政策に変更しない限り、政治にも未来がないことを理解しています。

しかし日本はまだそこまで行っておらず、マスコミのインチキがどうにか無事に悪事を隠していられる状態が続いていますが、電通の名が世界中から出てきているように、今後どう変化していくかは未定です。

これまでのようには悪事も行かなくなることだけは確かで、時代はすでに峠を越えていると私には思えます。

なので、きっと年内に変化が見られるでしょう。なぜオバマが広島に行ったのか、、、哲学が必要なのです。これからの時代運営には。

利得のみで走っていけば、嘘も出る、隠しも出る、、、それを許さじと、オリンピック疑惑が出る、パナマ文書が出る、、、時代の流れはもうはっきりしています。

マスコミの改心が待たれます。



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by michi-no-yuri | 2016-05-31 13:26 | Comments(0)

「はな子」さんの死と「戦後日本」の終わり

サミットが終わったら、また世論調査で、総理の支持率が上がったとマスコミは派手に報じるのだろうと思っていたのですが、55%に留まりました。
これが捏造のギリギリの数字だったのかもしれません。
国民には成果など見えませんでしたし、カッコいいところなんか一つもありませんでした。

上野動物園の象のはな子さん(なぜか呼び捨てにできない)が69年の生涯を閉じました。
その死を悲しむ人がたくさんいました。
親が死んだときも泣かなかったのにと、さかんに涙を拭う年配の男性もいました。
会ったことはありませんがわたしも悲しくなりました。
一つの時代が終わったことの悲しみ、それも戦後の経済成長と平和な時代が終わり、次の時代に感じる無意識の暗い予感がよけい悲しみを掻き立てるのかもしれません。
しかし、寿命だったのでしょうが、いいときに死にました。
こないだから、ときどき、また動物園の動物たちに、悲しい運命が訪れるのではないかと暗い気持になることがあったからです。


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いま「日本はなぜ『戦争のできる国』になったのか」を読み始めています。
海部元総理も言っておられたことですが、日本は、アメリカの海外派兵の要求に対して、9条を盾に拒否してきたのです。
拒否することができたのです。
9条は米軍を縛る鎖であるとともに、日本の右派の台頭を抑える性質と機能を有していたのだと。
それがあっさり崩れたのが去年の安保法案の成立です。
そのとき、とにもかくにも平和だった「戦後日本」が終わりました。

野坂昭如さんが、日本は一日で平和国家になったのだから、戦争のできる国になるのも一日だと言っておられたようですが、それがまさに現実になりました。

小沢さんが、北海道補選に敗れた原因は
「ほんとうに、野党がしっかりと心を合わせて選挙戦に取り組んでいるというふうに国民の目に映らなかったからです。」
と言っておられるのですが、ほんとうにその通りなのです。
「倒閣」「総理退陣」が喫緊の最重要事項であり、その一点で共闘できなければ日本は終わってしまうのです。
ほんとうにそれしかないのです。
細かいこと、批判や評価もその後ですればいいのです。


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by michi-no-yuri | 2016-05-30 09:56 | Comments(2)

二十九日 その二  小沢さん、頼みます。

小沢代表と志位委員長が野党統一候補の応援に金沢入りされたときの動画を見たのですが、小沢さんの声に、これまでにない迫力があって驚きました。
沿道にはたくさんの市民の姿がありましたが、小沢さんの迫力が伝染したのか、声援や拍手にも熱のこもった期待がにじみ出ていたように感じました。
小沢さんが冒頭に、わたしが共産党の志位委員長と並んで立っていることに違和感があるかもしれないがと前置きして
「私は現在、こうして二人で並んで何のためらいも躊躇もありません」
ときっぱりと言われたとき、いちだんと大きな声援と拍手が起きたのですが、わたしは、やい、岡田、野田、前原、細野共よ、この声援が聞こえないか、声援の意味が分からないか?と言ってやりたくなりました。
民進党の獅子心中の虫共には分からないでしょうね。
ぐだぐだといつまでも共産党と組めないとかほざいていたのは、だれの顔色を覗っていたのかはもう知れ渡っていることです。


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国民のほとんどにはもう共産党へのアレルギーはないのに、まだそれが分からないのです。
イデオロギーの時代でないことが分からないのです。
いまだにイデオロギーの奴隷になっているのが、偽保守、右翼、ネトウヨたちです。
いずれ時代に捨てられる人たちです。
反戦、反安保、反基地といえば、左翼だ、反日だと条件反射しますが、かれらに自分たちがいちばんの反日だということを理解させるのは至難の業です。
国民が何を求めているかが分からずに政治家をやっているのですから、国民もたまったものではありません。
山本太郎さんがいつも言われるように、アメリカや企業しか見ていないのですね。
そんななか、だれが自分たちの方を向いて政治をしているかを国民は知っているのです。
金沢の人が、小沢さんに熱い声援をおくったのは、政治を変えてほしい、イデオロギーや党派は関係なく、「変えてくれる人」「本気でやってくれる人」を求めているからです。

わたしは、声援や拍手のなかに、縋るような祈るような期待と願いがこめられているのを感じて胸が熱くなりました。


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by michi-no-yuri | 2016-05-29 14:14 | Comments(0)

二十九日 その一  アメリカが原爆投下を謝罪できないわけ(理由)

きのう、知識のカケラや記憶をもとに、原爆投下はソ連を牽制するのが目的だったのではないかと書いたのですが、きょうの「酔生夢人のブログ」に転載された記事にそのことが詳しく書かれていました。
(ここに書かれていることは殆ど既知のことですが、改めて読むと、普段忘れている怒りや衝撃が甦ります。)
原爆投下に関するデマはたくさんあるのですが、わたしがデマをもっとも悪質な犯罪だと思うのは、(テロを除く)あらゆる犯罪の被害が限定的であるのに比べて、デマは国境という空間も時間も越えて、人びとの脳裏に侵入し、その人の考え方や生き方に影響を及ぼすからです。(歪めるからです)
わたしはデマを製造し拡散する人間は、ほんとうに、ほんとうの「ゲスの極み」だと思っています。

なぜ、アメリカは原爆投下を謝罪できないのかと考えて、真実の動機とその行為に、一点の弁解、弁護の余地がないからではないかと思いました。
また人種差別感情があることも否めないと思います。
(それは日本が中国や韓国に謝罪できない深層心理にもあるように思います。)
しかし、アメリカは、戦時中在米日本人を収容所に隔離したことは謝罪し保証もしたのです。
つまり、原爆投下は謝罪できる範疇をはるかに超えていたということではないでしょうか
わたしは、時間が経つほどに、原爆への怒りが薄まるどころか強くなっていくのを感じます。
アメリカも、人間のすることではないと分かっているから、ますます謝罪ができなくなるのかもしれません。


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「酔生夢人のブログ」より

反原発商売と「昭和天皇原爆投下要請論」
「ギャラリー酔いどれ」から転載。
ここに書かれていることはネット民にはほぼ常識であると思うのだが、wantonなどとかいう阿呆が「原爆は昭和天皇の要請で落とされた。それに地上起爆だ」などという珍説を言い出して(もっとも、彼のブログはロクに読んでいないから、別の誰かの説の尻馬に乗っているのかもしれない。wantonブログが原発反対ブログであるだけに、彼のブログには一定の影響力もあるらしいのが困ったところである。あんなのは「原発反対商売」ではないか。飯山一郎の原発反対も似ているが。)しかもこの言説に乗る阿呆(安保Tカシなど。私は最初からこの人も嫌いなのだが、それは感覚的な嫌悪感だけだった。この人も「反原発」陣営だから「大摩邇」などにもよく転載されている。)が増殖しているようなので、改めて(同種の記事は無数にあるから、べつにこの記事には限らないが)載せておく。
この記事のどこをどう読めば、「昭和天皇が原爆投下を要請した」という要素が読めるのか。どこかで誰かの言ったデマを信じて、そんな妄想を「確信」した(あるいは自分のブログの「にぎやかし」に使った)のだろうが、何万の情報に触れても、何千の書物を読んでも、読解力が無ければ無意味な行為である。

反原発という立場が同じであると、「同じ陣営」の人間の、眉をひそめたくなるような言行を目にしても批判がしにくくなる。だが、昭和天皇批判(理性的な議論)はいいとしても、悪質なデマの流布は、故人に対するものでも「犯罪的」だと私は思う。「国体護持」のために降伏の決断が遅れたことを問題にするのはいいが、「原爆投下要請」論は、話の次元がまるで違う。現実議論が妄想議論になっている。

結論を言っておく。「反原発」を「商売」に結びつけているような人物は、商売のために何でも言うと思っておけばいい。


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以下は「酔生夢人のブログ」に転載されていた記事。

◆http://www.asyura2.com/13/warb11/msg/489.html
投稿者: 金剛夜叉 日時: 2013 年 8 月 11 日 6p4GTwa7i4pjA
◎日本人は知らない原爆投下の真実
2011年8月6日、広島に原爆が投下されて66年が経過した。
広島・長崎の悲劇は繰り返されてはならない。
一瞬にして数十万の命を奪い、また生き残った人達もその後
凄惨な人生を送ることとなった行為は正当化されるものではない。
「繰り返されてはならない」であって「繰り返してはならない」ではない。
日本人の発言としては「繰り返されてはならない」が適切であると思うが
いかがだろうか。
戦争をおこさない、あるいは参戦しない、ということに関しては
「繰り返してはならない」という強い決意に同意だ。
しかしながら広島・長崎の被爆は、
日本が第二次世界大戦に参戦したから引き起こされた悲劇ではない。
参戦したから原爆を落とされたという因果応報的な自虐史観はいかがなものかと思う。
日本には元々第二次世界大戦を戦い抜く力はなく早く終戦させたかった。
戦争を終結させるために原爆投下は必要ではなかったことは明らかだった。
終戦後、GHQ占領の元で アメリカのためだけの
資本主義、民主主義教育体制が構築され 日本人は自虐史観を持つよう洗脳されてきた。
勝てば官軍、負ければ賊軍。
勝ったアメリカが正で、負けた日本は悪なのか?
欧米諸国の侵略・略奪植民地主義から日本やアジア諸国を守ろうとし
命を落としていった先祖達は悪で、原爆を落としたアメリカが正義なのか!
アメリカに押し付けられた価値観ではなく、
日本人は自らの文化、歴史に誇りを持って良いと思う。
今、世界で戦争や紛争が起こると「人道的」という言葉がよく使われる。
「人道的」とは人が人としてどうあるべきかを問う言葉だと思う。
人が人であるならば、「人道的」という概念は太古の昔から変わっていないはずだが、
どうやらこの言葉は欧米諸国の都合によって使い分けられているようだ。
日本人はもちろん人間なのだが、欧米の一部のものたちはそうは思っていない。
人間以下の動物と思っているわけだから、
人道的という概念も日本人に対しては適用されないというわけだ。
アメリカは自国民に対しプルトニウムを投与するという人体実験を
国家プロジェクトとして行っていた国である。
人間以下の日本人を原爆の実験台にすることに何のためらいもなかったのだ。
最新の調査によると、アメリカ政府は1943年5月という早い時点で
「対日投下」を決定し、
原爆使用を来たるべき戦後の原子力開発競争において、
アメリカがとりわけソ連に対していかに優位を確保していくかを中心に
議論していたことが判明している。
大戦中、アメリカとソ連は同じ陣営に属してはいたが、
戦後の世界再建に向けてにらみ合っていた。
ともに増大する軍事的脅威に危機感を感じ取っていた。
ソ連はヨーロッパ戦線でベルリンを陥落し、東ヨーロッパの大部分を手中に収めるにまで至っており、アメリカと対等の席につくはずであった。
ところが、原子爆弾という切り札によってソ連の優位は崩れ、
アメリカに交渉のイニシアティブを握られてしまったのである。
原子爆弾は「対ソ外交」を有利に運ぶ上で、効果的な材料だったのである。

「マンハッタン計画」に携わったユダヤ人科学者の中で、
もっとも反日強硬派だったのはフォン・ノイマンだろう。
彼は日本人を蔑視し、京都を原爆の最初の血祭りにあげるべきだと主張。
京都が日本国民にとって深い文化的意義をもっていたというまさにその理由によって、
京都の破壊を求めていたのである。
しかし、ヘンリー・スチムソン陸軍長官の反対によって、京都は原爆のターゲットから外された。
彼は、京都の代わりに長崎の追加を指示したのである(1945年7月22日)。
一般に、この時にスチムソンが京都を原爆のターゲットから外した理由として、
「スチムソンは京都が歴史のある都市であることを理解していたから」という
“美談”で語られる場合があるが、だまされてはいけない。
この“美談”は、戦後、GHQが お涙頂戴好きの日本人を洗脳する為に、
意図的に流したニセ情報である。
アメリカ軍部の一部は京都を原爆投下目標とすることを諦めず、空襲を実施しなかった。
原爆投下後に原爆の影響を正確に把握するため、空襲が禁止されていたのである。

京都が最後まで空襲されなかったのは、原爆投下の前に日本が降伏したからにすぎない。
スチムソン以外にも、「京都を戦果から救った恩人」と言われるアメリカ人が何人かいるが、
すべて何の根拠もない流言に過ぎないのだ。
詳しくは吉田守男著『日本の古都はなぜ空襲を免れたか』(朝日文庫)を読んで欲しい。
当時のアメリカ政府は、日本の文化遺産を根こそぎ破壊することに、
なんのためらいもなかったのである。
ところで、「マンハッタン計画」をスタートさせたフランクリン・ルーズベルト大統領は、
日本人を“劣等人種”として激しく差別していたことで知られている。
一般のアメリカ人の間にも、日本人に対する人種差別意識が蔓延していた。
当時のアメリカの雑誌にはこう書かれていた。
「アメリカ人はドイツ人を憎むことを学ばなければならないが、
日本人に対しては憎しみが自然と湧いてくる。
これはかつてインディアンたちと戦ったときと同様に自然なものだ。」
「普通の日本人は知性が低く、無知である。たぶん人間なのだろうが、
人間であることを示すような点はどこにもない。」

当時、トマス・ブレーミー将軍も、こう演説していた。
「諸君らが闘っているのは奇妙な人種である。人間と猿の中間にあると言っていい。
文明存続のために我々は最後まで戦いぬかねばならない。
日本人を根絶しなければならない!」
ところで、「強制収容所」といえば、真っ先にナチスを思い浮かべる人は多いと思うが、
第二次世界大戦中、自由と民主主義の国、アメリカ合衆国にも「強制収容所」があった。
それも日本人と日系人専用のもので、約12万人もの民間人が
財産と市民権を奪われて、カリフォルニア州からルイジアナ州までに広がる
10数ヶ所の強制収容所に収容されたのである。
このアメリカの日系人に対する強制収容政策の裏には、
白人の有色人種に対する人種的偏見や差別意識があったことは明らかである。
(この時期、同じ敵国であったドイツ系・イタリア系のアメリカ人は
「お構いなし」の状態だった)。
この日系人強制収容政策の最高責任者は、前出のヘンリー・スチムソン陸軍長官である。
彼は太平洋戦争と原爆を語る上で、非常に重要な人物だ。
彼は、セオドア・ルーズベルト大統領の時代に政権に入り、以後、1950年に死ぬまで、
7人のアメリカ大統領に仕えたことで知られている。
第二次世界大戦中は、「マンハッタン計画」の最高責任者を務め、
広島と長崎への原爆使用を決定した。
それ以前に、彼は、ロンドン海軍軍縮会議においてアメリカ代表団議長として、
また、フーバー政権の国務長官として、日本海軍力の制限のために中心的に働いた。
さらに、フランクリン・ルーズベルト政権においては、
経済封鎖によって日本を窮地に追い込み、真珠湾攻撃へと駆り立て、ついに、
アメリカを太平洋戦争に参加させた張本人である。
ルーズベルト大統領が急死すると、彼はトルーマン大統領の背後で、
実質的にアメリカの戦争を指揮した。(トルーマンはスチムソンを全面的に信頼した)。
戦争が終わると、スチムソンは、原爆投下に対する批判を抑えるために、
「原爆投下によって、戦争を早く終わらせ、100万人のアメリカ兵の生命が救われた」
と発言(1947年2月)。
これが原爆使用正当化の定説となった。(「原爆神話」の誕生)。
一般のアメリカ人に、なぜアメリカが広島と長崎に原爆を落としたのかを尋ねれば、
たいていの人はこう答えるであろう。
「アメリカ軍の日本上陸により、多くの犠牲者を出すことを避けるためであった。
原爆を落とさなければもっと大きな悲劇を生んでいたであろう」と。
しかし、この言説を鵜呑みにしてはならない。
「当時、原爆投下以外にも日本への本土上陸を阻止する方法があったことは
識者の間ではすでに常識となっており、トルーマンも彼の顧問もそれを知っていた」という
事実があるからである。
これは、アメリカ原子力規制委員会の主任歴史家であるサミュエル・ウォーカーの言葉である。
1946年実施の戦略投爆調査の結論も、
「原爆が投下されなくても、またソ連が宣戦布告しなかったとしても、
さらには日本上陸を考えなくとも、1945年12月31日までには確実に、
そしておそらく1945年11月1日までには、日本は降伏していたであろう」として、
先の歴史家サミュエル・ウォーカーと同じ結論を示している。

1989年に公開された、陸軍省諜報部による1946年の最高機密調査では、
「日本の降伏に原爆はほとんど関係がなかった」という大胆な結論が出されている。
そして第二次世界大戦終結の決定的要因はソ連の宣戦布告であったとされ、
アメリカの大規模な日本侵略が行なわれることはなかったであろうと記されている。
つまり、「日本を降伏に追い込んだのは、原爆の使用ではなく、ソ連の参戦であるといっても
過言ではない」というのが同調査の結論であった。
また、スタンフォード大学の歴史家バートン・バーンスタイン教授によれば、
統合参謀本部の諮問グループ、統合戦争計画委員会は当時、
ソ連が宣戦布告しない場合でも、九州への上陸だけで戦争を終結できるであろう
と結論づけていたのだ。
ヨーロッパのアメリカ軍司令官アイゼンハワー将軍は、
スチムソン陸軍長官から計画を報告された時のことをこう記している。
「彼の報告を聞いているうちに、暗い気持ちになった。
私は彼に深い不安を伝えた。まず、日本はすでに敗北しており、
原爆は全く必要ないということ、次にアメリカ人の命を救う手段として、
もはや不要ともいえる兵器を使用することで
国際世論に衝撃を与えることは避けるべきだと伝えた。」
アイゼンハワーの見解は
「日本はできる限り体面を損なわない降伏の方法を模索している。
恐ろしい兵器で日本に打撃を与える必要はもはやない」というものであったのだ。
現在では、原爆は恐らく戦争を長引かせ、アメリカ兵の命を救うどころか、
奪ったと信じる歴史家もいる。
なぜなら、国務次官ジョセフ・グルーは、
1945年5月には降伏条件を変えるだけで戦争は終結すると大統領に進言しており、
また大統領は原爆が完成するまで明らかにそれを引き延ばしたからである。
タフツ大学の歴史家マーティン・シャーウィンは、
「トルーマン大統領がジョセフ・グルーの助言を受けていれば、
アメリカ兵、日本人の犠牲者の数は大幅に削減されたことであろう」と語っている。
スチムソン陸軍長官もまた後になって、
「歴史の中で、アメリカは降伏の条件を延期したことによって戦争を長引かせた」としている。
結局、アメリカ政府が日本に対して原爆を使用したのは、先に触れたように、
戦争を早期に終結させるためではなく、
戦後の対ソ外交を有利に運ぶ上で、効果的な材料だったためである。
アメリカ政府は1943年5月という早い時点で「対日投下」を決定し、
原爆使用を来たるべき戦後の原子力開発競争において、
アメリカがとりわけソ連に対していかに優位を確保していくかを中心に議論していたのだ。
大戦末期、米軍幹部の間では、原爆を投下しなくてもいずれ日本は力尽きる
という予想が大勢をしめていた。
しかし、トルーマン大統領は、ソ連の対日参戦で日本が降伏する前に、
原爆という圧倒的なインパクトのある兵器を投入することで、
日本にとどめを刺したのはソ連ではなく原爆、
というイメージを全世界に与えようとしたのだ。
「原爆ホロコースト」に重大な責任がある人物を挙げるなら、その筆頭は、
直接ゴーサインを出したトルーマン大統領だろう。
「原爆の誕生」自体は、当時の「原子物理学」発展の流れにおいて避けられなかったとしても、
原爆の「実戦使用」に関しては、

彼個人の「政治的な判断」で避けようと思えば避けられたのだ。
(原爆は作った人よりも使う人に問題があると思う)。
しかし彼は、原爆を使わずに戦争を終わらせるなどとは考えもしなかった。
彼は誕生したばかりの超兵器=原爆を使用したくてたまらなかった。
人間のいない荒野で爆発させるのではなく、人間が密集する大都市の上で爆発させて、
その破壊力を試してみたい気持ちに駆られていたのだ。
人体実験をしたかったのだ。
彼は日本から提示された降伏条件をはねつけ、日本への原爆投下を命じた。
しかも無警告で。2発も。
そうしたうえでその降伏条件を認めたのだった。
彼は自分の行動を正当化するために、
「原爆投下により100万のアメリカ兵の生命が救われた」とする
「原爆神話」を積極的に広めた張本人でもある。


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by michi-no-yuri | 2016-05-29 11:03 | Comments(0)

沖縄の事件が葬り去られようとしている?

サミットも終わりいつもの日常が戻ってきました。
G7の外相に続き、オバマ大統領がアメリカの大統領として初めて平和公園を訪れて献花しましたが、ここにきてどうしてヒロシマがクローズアップされてきたのか、わたしは考えてみても分かりませんでした。
ただ、当初は5分程度だと言われていたスピーチが17分になり、面会しないと言っていた被爆者代表に会うことになったのは、明らかに沖縄の事件を隠して葬り去ろうという日米両国の意思が働いただろうことは容易に想像できました。
最初の日米首脳会談では、初っ端から総理が激しく抗議したことになっていますが、それも線香花火で終わりました。
サミットが終わるころには、すっかり事件のことは影をひそめていました。
さらに、影さえなかったのが「フクシマ」です。
まるで、「フクシマ」は存在しないかのようです。

被爆者代表の老人はただただ感激の態でしたが、自分が「ヒロシマ」と全被爆者を代表しているという意識が吹っ飛んでしまっていたとしても、それを責めることはできません。
それほど、アメリカの大統領が来るということは天地が引っくり返るような出来事だったのでしょうから。


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歴史のオモテには嘘が罷り通っています。
原爆投下は戦争を早期に終わらせ、自国の兵士20万のいのちを守るためだったというアメリカの嘘などもその一つです。
以前「クローズアップ現代」で、憲法発布に至る短期間に、日本の権益をめぐって米ソの間で息詰まるような攻防、神経戦があったことを知りましたが、
原爆投下の動機の大きな部分を占めるのは、アメリカが自分が手に入れようとしている獲物(日本)を後からきたソ連に横取りされてたまるかという焦り、恐れだったということは考えられないでしょうか。

また、つい最近分かったことがあります。
原爆投下を天皇が「しかたなかった」と言われたことを、わたしは、「自分はどうすることもできなかった」という意味に解釈していたのですが、先日、まったく違う解釈があることを知らされました。
原爆投下されても当然だと、天皇がそれを容認しておられたという解釈で、そこから、天皇は自国民を故意に被爆させたというwantonさんのようなトンデモナイ想像をする人間が出てきたことが納得できたのです。
これを想像力と読解力の能力の差から生まれた悲喜劇だと言うにはあまりにも愚かしく悲しいものがあります。


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by michi-no-yuri | 2016-05-28 11:21 | Comments(2)

世界はいつ突然変異するか分からない。

たった一泊二日の行事に日本中が振り回されました。
どんな成果があったのか、わたしには分かりません。
とにかく、オバマ大統領が安倍総理が嫌いで嫌いでということだけが印象に残りました。
(ほんとうに嫌っている、それがどうしても態度にでる。)
麻生さんも嫌われましたが、二人の戦前回帰の右翼体質が忌み嫌われるのでしょう。
それよりも、わたしは総理のスーツの色が気になりました。
ゲストを迎えるために鳥居のところに立っていましたが、遠目には案内の係りの人にしか見えませんでした。
他の首脳は黒か濃紺のスーツなのに、総理だけが明るいブルーのカジュアルなスーツで、ホストとしても参拝するにしても相応しくない服装だと思いました。
どんな男性でも、濃紺のスーツを着れば、少しは引き締まって若く見えるものです。
まして、人よりユルい顔の総理なのですからここはピシッとw濃紺で決めるべきでした。

(オバマ大統領は最後に遅れてきましたが、わたしは「待たせてやれ」というアメリカの悪意のようなものを感じましたが邪推でしょうか。)


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総理は途上国と難民支援に20兆円を支出すると言いました。
わたしはその額の大きさに吃驚しましたが、まだ対中包囲網を続行するつもりなのだなと思いました。
しかし、支援のほとんどは日本企業に還元されます。
企業はますます肥え太り、国民はますます痩せ細っていきます。

わたしは、もしかしたら、対中が対米に突然変異することもあるような妄想をしました。
小沢さんも言われているように、総理は基本的に反米です。
麻生さんもそうです。
そういう人間が、対中戦争を睨み、国を売ってまでアメリカの機嫌を取っているのですが、それがいつ豹変するかわかったものではありません。
総理がいつ反米に舵を切るか分ったものではありません。
トランプの出現といい、アメリカ一辺倒できた日本外交はいま大きな転換期を迎えようとしているのかもしれません。

歴史にはそういうことがよくあったのではないでしょうか。


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by michi-no-yuri | 2016-05-27 11:51 | Comments(0)

二十六日 その二  戦後の復興は天皇の全国巡幸に始まる。

北極星さま
コメントありがとうございます。
わたしのもっとも言いたかったことを代弁していただいたような気持ちがしました。
とくに、天皇の全国巡幸のことを書いていただいたことが嬉しかったです。
わたしは多くの国民に、巡幸のニュース映像や写真やそのキャプション、新聞記事などを見てほしいと思っています。
人々の熱狂は大地を揺るがすほどだったということで、それを想像するたびに、わたしも時間と空間を越えてその場にいて熱狂に揺さぶられているような気持ちになり涙が溢れます。
枯れることのない感動です。
地方巡幸は敗戦の日からわずか半年後から始まり29年まで9年間続いたのです。

戦後の復興はあそこからはじまったのだと思います。
政治家や軍人は自らのエゴやプライドに引きずられて310万の同胞を殺し、原爆を落とさしめ、多くの都市を焼野原にしました。
そのとき、天皇を措いてだれが日本の再興ができたでしょうか。
政治家も軍人もなす術を知らず、天皇に縋ったのです。
いつだって、困ったときや悪いことをしたときは天皇の袖に隠れたのです。

保身を考えたら、引退、退位をされたでしょう。
しかし、天皇にその考えは1%もなかったと思います。
詔勅に書かれています。

「而モ 尚 交戦ヲ継続セムカ 終ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラズ 延テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ 斯ノ如クムハ朕何ヲ以テカ 億兆ノ赤子ヲ保シ 皇祖皇宗ノ神霊ニ謝セムヤ」
(これ以上戦争を継続すれば、ついには民族の滅亡を招くばかりでなく、ひいては人類の文明をも破滅させかねない。このようなことで、私はどうやって国民を守り、皇祖皇宗に謝ればいいのだ。)


退位するのはもっとも簡単な道でしたが、天皇にはぜったいにそれができなかったのだと思います。


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>元首とはいっても、軍部の圧力が今の日本と比べ物にならない時代

だったことが理解できない人がいます。
天皇のツルの一声で戦争を止められたとか終わらせられたと思う人は当時の軍部が想像できないのです。
たとえば、一部の陸軍将校が降伏を阻止しようとしてクーデター未遂事件を起こしましたが、かれらは天皇を拘束することだって躊躇わなかったはずです。

でも、わたしは天皇への批判、悪態、憎悪も、それでいいのだと思っています。
天皇はそういうものも含めてすべてを引き受ける存在だと思うからです。
自分が報われないのは天皇のせいだと思っていればいいのです。

東京が焼野原になったのに皇居が残ったのは、天皇が敵とウラで通じていたからだという荒唐無稽なデマももうどうでもいい。
軍が、侵攻後の駐留や占領政策を考えて、枢要な建造物を残すのは当たり前のことだと思いますが、、
沖縄の島が火炎放射器で焼かれ、広島は阿鼻叫喚の地獄になり、大きな都市が焼野原になったのを見ても見ぬふりをして天皇は退位するのがよかったというのでしょうか。

わたしは、大田沖縄方面司令官が打った電文

「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民ニ対シ後世特別ノ御高配を賜ランコトヲ」

が天皇の耳に届いていたのだと思っています。
本土から遠く離れた沖縄の復興に手がつけられるのが後回しになることを恐れてマッカーサーに委ねられたのではないかとわたしには思えるのです。


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by michi-no-yuri | 2016-05-26 12:21 | Comments(2)

二十六日 その一  待っていても政治は変わらない。

日米地位協定の見直しを求める声にたいして、アメリカ国防省はそれには応じられない、いままで通り運用の改善に取り組んでいくと回答しました。
アメリカは日本政府のように「考慮する」とか「善処する」とか曖昧な表現はしません。見直さないと言ったのです。
そういうアメリカも日本人の国民感情には神経を尖らせているはずです。
70年に亘って3S政策を基本に日本人を骨抜きにするためのマインドコントロールを施して反米感情や自立心の芽を潰してきたものの、いつ戦前回帰という先祖返りするか分からないという不安はいつも抱えているはずです。
現に、アメリカ一辺倒の人間のなかから、水が漏れるように「アメリカ何するものぞ」の気運が醸成されているのを感じます。
アメリカ一辺倒がいいわけがありませんが、それ以上に危険なのが「アメリカ何するものぞ」の増上慢なのです。
総理支持者は、総理のこころの深層にそれがあるのを感じ取っているのです。


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きのう、あるサイトで、日本と、ドイツ、イタリアの地位協定の違いという記事を見ました。
去年「報ステ」で放映されたものだということでした。
イタリアの空軍司令官がこう言っています。
「この基地に来る人に念を押すのですが、ここはイタリアの基地で、そこに米軍を駐留させているのです。私がこの基地の管理権を持つ責任者です。イタリアでは、すべての米軍基地はイタリアの軍司令官の管理下に置かれているのです。」

また元ディーニ首相(1995年当時)も
「イタリア国内には多数の米軍基地があるが、主権は譲り渡してはいない。アメリカが所有している土地は大使館の中だけだ。」
と言っています。

ドイツも同様ですが、わたしが注目したのが、地位協定が見直されたのは、
「市民の声だったと思う。市民が声を上げ、それに政治家、官僚が突き動かされ覚悟をもって臨んで対等な権利を得た。」
という取材スタッフの言葉でした。

この日本に翁長という人が出現したことは、日本にとっての最後の希望になりました。
翁長知事を突き動かしているのも、沖縄の人々の声でしょう。
内地の人間が、いま翁長知事と沖縄の人々の戦いに参加することが、余りにも大きな犠牲を強いてきた沖縄への贖罪だとは言えないでしょうか。

日本は、一応主権を有し、総理が自衛隊の指揮権を持っていることになっています。
しかし、総理の指揮権は有名無実の借り物です。
総理は、防大の卒業式の訓示で、「最高指揮官」を連発しましたが、なんと情けないことを聞くものかといたたまれない思いでした。


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by michi-no-yuri | 2016-05-26 09:48 | Comments(0)

「日本会議」という絆でつながる血縁政権。

沖縄の女性殺害事件のニュースで、容疑者が米軍関係者だと報じられたとき、なぜかわたしは県警の「やるぞ!」という強いメッセージを感じていました。
しかし実際は、官邸の意向を忖度した上層部が「オバマ大統領の訪日前でタイミングが悪すぎる」と言い出したことに、「このままでは捜査を潰される」と危機感を持った捜査関係者が琉球新聞にリークしたというというのが真相だったようです。
実際に官邸からの圧力があったのかどうか分かりませんが、圧力が無くても圧力だと感じてしまうほど権力に弱い体質だということでしょう。
日本特有の恥ずべき忖度文化です。
捜査関係者は容疑者が米軍関係者だということに加えて、官邸の意向を恐れて腰がひけている上層部の醜態も合わせてリークしたということでしょうか。
残忍、無残な事件で、ただ一つ救いがあったのが捜査に従事する人間が権力に屈しなかったことです。
これも、翁長知事の自主をかち取ろうという強い意志を、かれらが信じ意気に感じたからできたことかもしれません。


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わたしは、この事件をきっかけに地方から反乱の狼煙を上げてほしいと思いました。
一人一人は無力です。
迫害や弾圧や逮捕を恐れて ビクビクしながら生きている臆病者なのです。
何よりも家族と生活が大事だからです。
だから、余計マスコミにたいして怒りが増殖するのです。
第三の権力とまで言われてきたかっての自恃や栄光はどこにいったのですか。
一体何を恐れているのか不思議でなりません。
恐れるべきは自分の良心しかないはずなのに。

橋下徹が、米軍を企業に譬えるといういつものロジックを駆使して官邸とアメリカを擁護しています。
次期都知事の声も上がっています。
もう、都知事にでも総理大臣にでもなればいい。
再生のために避けて通れない旧日本の終焉を早めてくれるでしょうから。

このごろ、安倍政権と側近が「日本会議」という絆でつながる血縁、血族のように見えてなりません。
血縁で繋がるマフィアと同じ匂いがします。


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by michi-no-yuri | 2016-05-24 11:19 | Comments(1)

日本は寂しい国になりました。

最後のにわとりが死にました。
毎日窓の高さにある棚に来ては何時間でも部屋の中の様子を窺っていました。
あさ、カーテンを明けると必ずそこにいました。
わたしは毎朝トサカの色を見ては、きょうも元気だなと安心していました。
しかし、その日は、色が黒ずんでシモヤケのようになっていました。
驚いて、気付け薬を与えたのですが昼過ぎに「薬石効なく」なくなりました。
桜の木の下は根が張っている上に満杯になっていたので、満開を過ぎた卯の花の根元に埋めましたが、ひとしお、寂しさ、無常感がつのりました。
にわとりに限らないのでしょうが鳥はほんとうに感情が豊かです。
あるとき、まだ暗いうちに出かけて夕方帰ってきたのですが、いつもなら迎えてくれるのに、その日は姿を見せませんでした。
自分が寝ている内にみんながいなくなったことを怒っていたのです。
畑で当てつけるように派手に土を掻いていたので「ただいま」と声をかけると、聞こえないふりをして、そそくさと桜の木影に隠れました。
あくる日はケロッとしていつものように窓の外にいました。


この6時間後に死にました。すでに目が死んでいます。
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知っている人も知らない人も、会ったこともない人も、有名人もどんどん死んでいくようで、日本は寂しくなりました。
失われていく一方で、どこにも、なにかが「生まれてくる」という気配も予兆もありません。
宇宙は破壊(死)維持(生)再生を繰り返すということですが、いまはひたすら破壊に向かっているところでしょうか。
ここまで悪くなっているのですから、それしかないでしょう。
再生した日本を想像したときに、眼前に微かな明かりが見えるような気がしますが、それだって、何十年後、何百年後のことか分かりません。

総理には日本を良くしようとか国民を幸せにしようという考えは微塵もありません。
憲法改正は自民党の党是だと言いますが、その前提として自立がなくてはおかしいでしょう。
押しつけられたというのなら、まず、押し付けたものからの自立がなくてはおかしいでしょう。
自民党のだれもその矛盾を言いません。
アメリカも押しつけたと言われるのは不本意なはずですが、黙っているのは改憲がアメリカの望ところだからでしょう。

沖縄の自立と合わせて日本の独立をかち取るのを今を最後のチャンスとしなければ、もう未来はないと思います。


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by michi-no-yuri | 2016-05-23 10:42 | Comments(4)