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谷間の百合

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続 「ファシズムは止まらない」

「ファシズムは止まらない」と書いたばかりですが、この一両日のニュースを見ていると、その釣瓶落としの早さに息を呑む思いがします。

28日に開催された自民立党60年の記念式典の挨拶で、総理は「憲法改正初め、占領時代に作られたさまざまな仕組みを変えていくことが立党の原点だ。」と述べたそうです。
驚愕するような発言です。

わたしも、占領時代に作られた仕組みを変えたいことにかわりはありませんが、宗主国に日本を売り、これ以上はないというほどの隷属をしながらどうしてそのようなことが言えるのか、みんな頭がどうかしてしまったのでしょうか。

よく、戦後憲法を変えなかったのは日本だけだと言われますが、たとえば、アメリカなどは条文の修正はしても基本の理念は当然のごとく受け継がれているということです。

ところが、総理は基本の理念である「戦争放棄」を変えたいがために改憲を言っているのです。
9条を変えるということは、必然的に基本的人権などが制限されるということです。


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まさかと思っていた集団的自衛権が呆気なく成立してしまったように、改憲から戦争という流れもあッと言う間なのでしょうね。

若い人たちには真剣に考えてほしいのですが、政府と戦争屋は手回しよく、若い人たちの生活を追いつめ、考える習慣も時間も与えないようにしてきたのです。

戦争になったら逃げるといっている人がいますが、国は逃がしてはくれないと思いますよ。
それどころか、いま海外にいる人たちにも帰国命令がでるかもしれません。

稲田朋美さんが、ポツダム宣言や極東裁判の判決は受け入れるが、それにとらわれる必要はないと言っています。
自分でも何を言っているのか分からないほど、すっかり「戦前回帰」して熱病に浮かされているみたいです。


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わたしが不思議に思うのは、この日本の動きに対して、アメリカや世界の支配者たちが沈黙していることです。
かれらにとっては、日本に戦争させることが最重要目的ですから、それまでは好きに言わせておけということでしょうか。
それで日本の国民を煽って戦争に誘導できればシメシメということでしょうか。
ここは名を捨て実をとろうと。

そうなのです。アメリカはいつも「実」をとってきたのです。
「実」というのは戦争経済で軍需産業が儲かることです。

とにもかくにも、戦争させようということなのでしょう。
日本はそうとも知らないで、いい気になって「飛んで火に焼かれる虫」になろうとしています。

先の大戦のように、日本には孤立し自滅する運命が待っているのでしょうか。
よく日本は包囲網を敷かれて生きていけないようにされたのだから戦争に打って出たのは正当防衛だという人がいますが、問題はそうなるまでの日本外交です。
周りが見えずに、(見ようとせずに)みすみす陥穽にはまっていったのではありませんか。

もう、気が狂っているとしか思えません。


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by michi-no-yuri | 2015-11-30 11:25 | Comments(0)

このまま日本は終わるのでしょうか。終わらせていいのでしょうか。

国連の「表現の自由」の調査をドタキャンしたかと思えば、平和集会に参加を予定していた12名の中国人に外務省はビザを発給しませんでした。
きょうの産経は、靖国に引き続いて、サイパン島の日本人慰霊碑の国旗が奪われたり関連施設への嫌がらせ行為が、犯人が特定されているわけでもないのに中国人の仕業であるかのような印象操作報道をしています。
中國への反感、ヘイトを煽るためとしか思えません。

いまは中国人観光客を歓迎していますが、近い将来必ず締め出すときがくるでしょう。
そして、宣戦布告。
総理はそのときを夢見て胸を高鳴らせているはずです。
しかし、そうは問屋がおろさないのが今の世界情勢です。
状況次第では、(そうでなくても)自衛隊は中東へ派遣されるでしょう。
ただただ、犠牲と消耗のためだけの戦線へ、、、


総理の母親の洋子さんが、総理の健康を案じて引退してほしいと洩らしておられるそうです。
しかし、元総理の娘として、そして、現総理の母親として、心配なのはそれだけですか?と訊きたくなります。
後世、息子がヒットラーのように独裁者の代名詞にされるような人間になるのは心配ではないのでしょうか。
しかも、悪の思想性においてヒットラーの足元にも及ばない、ただ愚かで、下品で、哀れな独裁者に、、、


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下に、あいば達也さんの「世相を斬る」から一部を抜粋して転載しますが、
「この政権はどこまで下品なのか。限度と云うものがない。」
「あたかも朝鮮半島の精神構造でことがなされている疑念さえ強くする」


と言っておられることは、わたしがいつも感じていることでした。
世界から、他者からどう見られるかなど、まったく意に介さず、やればいい、勝てばいい(どんな汚い手段を使っても)というのは、まさに半島の精神構造です。

もう日本人は、日本の精神を忘れさせられてしまったのでしょうか。
わたしは、ひたすら日本の独立を願ってきましたが、いつの日にかそれが成就した暁には、もう真の日本人も日本精神も残っていないように思えて焦慮します。
いま、日本はあらゆる分野が「かれら」に支配されています。

おりしも「移民」が喫緊の問題になってきました。
総理は参院選をにらんで、今は口を濁していますが、必ずやります。
ご主人の命令ですから。
石破さんがそれについて積極的なのは、次の総理を視野にご主人にアピールしているのかもしれません。

世界の支配者は明らかに、日本人と日本精神を殲滅しようとしているようです。
そうはさせてなるものか、という気概がどこからも湧いてこないままに日本は終わるのでしょうか。


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この政権は、どこまで下品なのか、限度と云うものがない。当然、日本人が3000年の歴史の中で紡ぎあげてきた「恥の文化」すら身に着けていない人種の坩堝になっている。この人たちは、本当に日本人なのか?そう云う根本的疑問さえ生まれてくる。まあ、日本人のルーツをたどれば、人類学的に、様々な地域から、それぞれのDNAを持った人類が流れ着いて、混血していったのは理解出来るが、科学的に検証するDNA等々とは別次元で「文化」と云うものがあるが、その部分での違和感だ。民族への差別としてではなく、「文化」の違いの部分に筆者の目は釘付けになる。

現在の官邸や内閣の政治的傾向は、日本会議がどのように感じているか別にして、奇妙過ぎる。あたかも、朝鮮半島の精神構造で、ことがなされている疑念を強くする。この点への真偽に関して、何ひとつ明らかではないので、判断は留保するが、どうもおかしい。冷静に眺めていると、日本人の醜い面を意図的に、殊更に世界に振りまいている感じなのだ。欧米のリベラルなデモクラシー世界から疑念を持たれ、イスラム世界からも疑念を持たれ、世界の憎まれ役国家イスラエルと蜜月を表明したり、日本の世界における地位を、貶める為政に執着している。これは国家主義ではなさそうだ。隷米主義にしてもかなり変だ。この喉に刺さった小骨が、実は安倍政権そのものの、真の姿なのか、もう少し検証する必要があるだろう。



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by michi-no-yuri | 2015-11-29 11:15 | Comments(0)

二十八日 その三  小沢さんが壊そうとしてきたもの。

小澤一郎さんが肉親のことを語られるのは珍しいというか、わたしは初めて聞きました。
あらためて、子どものときに聞いた親の言葉というのは、その人の生き方を決めるほど重いものだと思いましたが、今ごろの親はどんな言葉を子どもにかけているのでしょうか。

小沢さんを「壊し屋」だという人の内、どれだけの人がその真意や志を忖度したでしょう。
小沢さんは、自分が壊そうとしたのは「アンシャン・レジーム=官僚支配の利権体制」だと言っておられます。
利権体制に挑戦し、満身創痍になりながらもなお壊して壊して、ついに一人になってしまわれたということですが、それでも諦めないと。
小沢さんが山本太郎という同志を得られたのは、そういう小沢さんを見ていた神の配剤だったのかもしれません。


きのう書いた、前原さん、細野さんなどは逆に利権体制の維持のために動かされているのです。
かれらに、国や国民のことなど薬にしたくもありません。
ゴキブリみたいに、陰でコソコソと良からぬことを工作しているような連中です。


前の記事で太字にしたところは、しつこいようで嫌なのですが、飯山さんのことを念頭に置いたものです。
すべてが言い訳と自己正当化のオンパレードです。
先回りし、先手を打ってまで言い訳しておられます。


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by michi-no-yuri | 2015-11-28 13:29 | Comments(0)

二十八日 その二  写真集「天皇」

きのうのNHK7時のニュースで、昭和天皇の未発表の写真が発見されたとしてその中から数葉の写真が紹介されていましたが、わたしにはどれも馴染み深い写真ばかりでした。
未発表どころか、「天皇」という写真集にすべて納まっているのです。

顕微鏡を覗いておられる表紙の写真、テーブルの上にひろげた新聞を笑顔でご覧になっている傍らでそれを覗きこんでおられる皇太子、ジョーロで植木鉢に水をやられる天皇、ご長女のお子さんを中心の一家団欒の写真などみんな食い入るように見たものでした。

だれが購入したのか分かりませんが、母は大事にしていました。
わたしはその写真集を針仕事をしている母の膝先において、母の説明を聞きながら見るのが楽しみでした。
母の口癖が皇室の方々は自分たちと変わらない質素な生活をしておられるというものでした。
食糧難は皇室にも及んでいて、ご長女は嫁ぎ先で大変苦労されたことなどを、後日何かで読んだことがあります。


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検索したら、22年の発行でした。
撮影されたのは、敗戦4か月後の12月だったということです。
その年は暖冬だったのか、ほとんどの写真が柔らかな冬の日差しに包まれていました。
思い出すたびに和やかで温かい気持に誘われるのはそのせいもあるのでしょうか。

NHKは「ライフ」誌に掲載する目的で撮影されたようだと言っていました。


戦後のことがもう埋もれているのです。
ほんとうの歴史はそういうものなのでしょうか。
今回のことは、歴史の改竄や歪曲に使われることはないでしょうが、埋もれた歴史を掘り返して勝手な解釈を加えるくらいなら埋もれたままのほうがどれだけいいか、、、
わたしが歴史を信じないのはそういうことです。


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by michi-no-yuri | 2015-11-28 12:20 | Comments(0)

二十八日 その一  小沢一郎さんを支えた「母からの3カ条」

恩師を一人だけ挙げるとしたら、おふくろですね。僕は政界で「壊し屋」と呼ばれているけれども、僕が壊そうとしてきたのは日本のアンシャン・レジーム(官僚支配の利権体制)そのものなわけです。自民党を飛び出してから四半世紀、これまで本当に山あり谷ありの政治家人生で、政権交代も2回実現させました。しかし未だ志は遂げておりません。まだまだ日本の旧体制は健在です。

 それでも僕は全然へこたれていません。現在は小さな党の党首ではありますが、旧体制を壊し、新しい国民本位の政治を実現するまでは何度でも政権交代をめざし、この国に政権交代可能な議会制民主主義を定着させることをあきらめるつもりはありません。

 思い返してみると、そうした僕を支えているのはおふくろの言葉なんです。

 母の小沢みちは明治34(1901)年生まれで、とても忍耐強く、そして前向きな「明治の女」でした。僕が子供の頃、政治家だった父・佐重喜は東京にいましたから、郷里の水沢で母と2人で過ごすことが多かった。母にすれば、僕は末っ子の長男だから心の中では可愛かったのでしょうが、躾(しつけ)には非常に厳しい人でした。やんちゃをすると柱に帯で縛りつけられたり、雪の中、外に閉め出されたり、尻をひっぱたかれたりと。

 その母親が折に触れて言い聞かせてくれたのが、「男の子は泣いちゃいけない」「言い訳をしてはいけない」「強い意思を貫いて絶対に志を曲げてはいけない」という三つの教えでした。20年ほど前(1995年)におふくろが亡くなったときは泣けて泣けて仕方がなかったけれど(笑い)。もちろん母の泣いちゃいけないというのは、「泣き言はいうな」ということです。

 その教えは僕の心身に染みこんでいます。だから政権交代を実現し、それが短期間で失敗しても、一切、泣き言や言い訳をしようという気になりませんでした。特に意識しなくても、志を曲げなければ「なせば成る」と自然に前向きにとらえることができるのは母のお陰です。僕は他人の評価をしないし、悪口もいわない。それは言い訳に通じるからです。政治家は常に結果責任を自分自身で負わなければならないのです。

 僕が政治家になってからは、母親は一切差し出がましいことはいいませんでしたが、ひとつ、「母の背中」から学んだのは選挙の何たるかでした。

 母は父のかわりに地元を守り、選挙を1人で取り仕切ってきました。父が亡くなったとき、母は僕が跡を継いで政治家になることに賛成ではありませんでしたが、いざ出馬を決めると、

「選挙は投票する人が主役なのだから、直接会って気持ちを汲み取れるようになりなさい。絆を深めなさい」

 といって送り出してくれました。父の選挙の時と違って母は表には出ませんでした。それから僕は1人で車を運転し、1日300軒から400軒回って地元の人たちの話を聞きました。その時の絆が現在も僕を支えてくれています。

 今の若い政治家は自民党も野党も、駅前で街頭演説に立ち、自分の主張を有権者に訴えることが選挙だと考えています。しかし、それも大事ですがそれだけではいけません。有権者が何を考え、何を望んでいるか、それをしっかり汲み上げること。選挙の原点は「訴える」ことより、「聞く」ことなんです。そしてそれが僕が母から学んだ政治の原点です。

 僕を頑丈な体に生んでくれて、さらに強い精神を育んでくれた母のみちは、僕にとってかけがえのない恩師なのです。


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by michi-no-yuri | 2015-11-28 11:37 | Comments(0)

二十七日 その二  悪党はみんな繋がっている。

江田憲司さんが、維新を離党したのは松井知事が安倍政権寄りの姿勢を鮮明にし、政権交代は目指さないと明言したからだと言いました。
その江田さんが、なんと前原さん、細野さんと一緒になって新党をつくるのだそうです。
江田さんは、前原さんが新党には大阪維新のメンバーも排除しないと言っていることを知らないとでもいうのでしょうか。
前原、細野両人が橋下徹と気脈を通じているのを知らないとでも?
不思議なことを聞くもんだと思います。


そもそも、あの二人が民主党の解党を言い出したのは、共産党と小沢さんが掲げる野党連合を潰すのが目的なのではありませんか。

わたしは、松井、橋下は言うに及ばず、前原、細野両人が大嫌いです。
していることといえば、スパイ活動まがいのことだけです。
今回のことも、もっともらしいことを言っているようですが、本音は分断工作、破壊工作です。


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江田さんは渡辺嘉美さんと袂を分かち、大阪維新とも別れたかに見えて、また元の同じ穴のムジナと手を結び、同じ穴のムジナになるつもりのようです。
それとも、離党は新党でいい役に付くための売名行為だったのですか。
ほんとうに不思議な動きをされますね。 
みんな繋がっていることをご存じないとはとても思えません。


前原さんは橋下市長とは親密な関係にあり、それを隠していません。
改革のケミストリーは共有していると言っています。
新党には、橋下だけではなく、大阪維新のメンバーも排除しないと言っています。
それなら早い話、自分たち二人が大阪維新に行けばいいだけではありませんか。

自分は民主党の一員として安保法案に反対したが、成立してしまった後で、なお廃案を言うのはいかがなものか、、だってw
また、法案を憲法違反と言うのはお気に召さないらしく、白紙に戻してほしいということのようです。
こんな意味も筋も通らないことを喋って、どこまで国民を愚弄するつもりでしょう。

自分でも何を言っているのか分からなくなっているのです。
スパイのようなことばかりしているからです。


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by michi-no-yuri | 2015-11-27 14:17 | Comments(0)

二十七日 その一  ファシズムは止まらない。

「私達は違法な報道を見逃しません。」という全面広告が産経に掲載されたそうですが、わたしは見逃していました。
「違法な報道」として名指しされ糾弾されたのは「NEWS23」とキャスターの岸井成格さんだそうです。
来るべくものが来たなと思いました。

以前、国会対策委員長の佐藤さんが「勇気があるねえ」と言ったのも岸井さんに対してでした。(佐藤という人、とてもカタギには見えません。)
自分たちの脅しに屈しなかったことを「勇気がある」と皮肉ったのですが、そこにはさらなる脅しが含まれていたのは言うまでもありません。

百田尚樹を自民党本部に呼んで講演させたことが問題になったとき、最後まで抵抗した議員が「マスコミを懲らしめなければならない」と言っていましたが、これはかれのような数合わせ要員のような一議員が言ったことではなく、政権の基本的体質なのです。
ゾロゾロと問題発言をした議員たちがもっとも総理の身近にいた連中だったことでよく分かります。


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岸井成格という人は不思議な人です。
以前は御用ジャーナリストの筆頭にも数えられた人物が、なにがあったのか突然変異して反体制に舵を切ったからです。
ほとんどの人が陥る誘惑や脅しをものともせずに政権批判をするようになったのです。
しかも、その発言や語り口には一片の迷いも阿りも感じられません。
なにがかれをして覚醒させたのでしょうか。

山本太郎さんがいつも言われるように、企業あってのテレビ局です。
それで生計を立てているテレビ局が企業に(政権に)楯突くことはできないことをわたしたちも酌量すべきなのでしょうか。

わたしは、意見広告の発起人の顔ぶれを見て、まさに総理親衛隊だなと思いました。
かれらには、いままで世論を仕切ってきたのは左翼だとの積年の恨みがありますから、この千載一隅のチャンスに有頂天なのです。
まったく周りが見えなくなってしまっているのです。


麻生副総理の長所は嘘をつけないことです。
その麻生さんがナチスの手口を真似ればいいと言ったことに嘘偽りはありませんでした。
その通りになっています。
ファシズムまっしぐらです。


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by michi-no-yuri | 2015-11-27 11:37 | Comments(0)

三島由紀夫の自決から45年の日本。

産経が三島由紀夫の自決から45年ということで「三島憂えた日本の将来」という記事を載せています。
そこで、あの有名な一文が死の4か月前に産経新聞に寄稿されたものであることを知りました。

「このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機質な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう。」

まさにその通りになったのですが、いまはその状態さえ通り越して、「魂の腐敗」「道義の頽廃」はその極に達しました。
そして、多くの日本人は、この汚辱や恥辱の中で何となく生きているのです。

「われわれは4年待った。最後の一年は熱烈に待った。もう待てぬ。」

4年どころか45年経っても、日本は良くなるどころか悪くなる一方でした。
いくらでも「待てる」人と言うか、何も感じない日本人によって、、、日本はもうこれ以上悪くなれないというところまできました。

総理は日本をトリモドスと言って戦前回帰を企み、またバカを繰り返そうとしています。
歴史はなんどもなんども繰り返します。
人間が変わらないからです。


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「アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本を守ることを喜ばないのは自明である。」

この自明なことを政府も自衛隊も見ないふりをして、ひたすらアメリカに従属してきたのです。
日本の米軍基地(とくに沖縄)は日本を守るためではなく、東南アジアや中東を睨んだものであることを知りながら政府も自衛隊も自分たちの権益を守るためだけに莫大な税金を基地や軍備に注いできたのです。
権益のためだけです。
そのためには仮想敵が必要でした。
かっての仮想敵はソ連でしたが、冷戦後は中國です。
しかも、中國は仮想ではなく、総理は必ず戦争をするのだと言っています。

無理にでも敵をつくり戦争を作り出さなければいけない仕組みになっているのです。


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ところで、三島由紀夫の敵はどこにいたのでしょう。
ソ連でも中國でもありません。
アメリカでしょう。
更に言えば、日本でしょう。
魂が腐敗し、道義が頽廃した日本こそが、もっとも憎むべき敵だったはずです。

自衛隊が米軍と一体化するとはどういうことですか。
わたしは、狂おしいまでに理解できません。
わたしは、政権がいくら腐敗しようと、自衛隊さえしっかりしていればいいと思いその思いだけに縋ってきたように思います。

その自衛隊が米軍と一体化というより下請けになるというのですから、、、

わたしは、自衛隊を見る目ががらっと変わりました。
高速のSAなどでたまに自衛隊員を見かけることがありますが、なんだ、アメリカの傭兵か、としか見られなくなりました。


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三島由紀夫は自分の行動は50年後に理解されるだろうと言っています。
あと残り5年です。
はたして、5年後に、日本という国はあるのでしょうか。


喫茶店でこれを書いているのですが、気がついたらジャズが流れていて、いいなあと聞き惚れていました。
アメリカ抜きに青春はないといっても過言ではないのですが、戦争に駆り出された若者の多くもそうだったのではないだろうかと想像しました。
というのも、捕虜になった日本兵が、尋問中、懐かしそうにアメリカ映画の思い出を語ったということを聞いたからです。
とくに、西欧の哲学、文学、科学、芸術に触れた学生にとって、その二律背反の苦悩はいかばかりだっただろうと想像せずにはいられません。


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by michi-no-yuri | 2015-11-26 11:18 | Comments(6)

一つの死は一人の死。

曽野綾子さんが、コラムで「非業の死に思う」と題してパリの襲撃事件での死者並びに集中治療室に入っていると言われる40数人の個人情報が分かれば「私は、その人の生涯を想像し、突然絶たれた運命をもっと深く悼むことができる。」と書いておられます。

普通に読んでも違和感を覚える文ですが、きのう見た辺見庸さんが堀田善衛の小説「時間」について語っておられる動画を見た後でしたので、なおさらその感を深くしました。
小説「時間」は、南京大虐殺を一人の中国人の眼を通して書かれているということですが、そのせいもあって長い間発禁同然になっていたということでした。

次のような一節が引用されていました。

「何万人という人が死んでいるー
しかし、何という無意味な言葉だろう。
     中略
死んだのは、そしてこれからまだまだ死ぬのは、何万人ではない。
一人一人の死が何万にのぼったのだ。
この二つの数え方のあいだには
戦争と平和ほどの差異が
新聞記事と文学ほどの差がある。」


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堀田善衛の言う「一人一人の死」と曽野さんが言われる「個人情報がわかれば」の間には、まさに新聞記事と文学ほどの差があります。
新聞というより週刊誌と文学ほどの差です。
個人情報が分かればということは、週刊誌の怪しい情報に興味を持つレベルです。
そこには、連日どれだけの人間が一人一人非業の死を、無念の死を遂げているかということへの想像力がありません。


戦前と同じ空気になってきたと言う人に、自分はまったくそんな空気を感じないと言った人です。
なぜ安倍総理がそんなに批判されるのか、と言った人です。
つまり、曽野さんは総理と一体なのです。
分からないのは当然です。
戦争法案にも賛成されていることでしょう。
曽野さんは、これから一人一人の死が何万にものぼるだろうことへの想像力も持たないような冷酷な人間なのでしょう。


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by michi-no-yuri | 2015-11-25 11:12 | Comments(0)

「共謀罪」も「全権委任法」も目前です。

他の新聞は分かりませんが、産経は一面トップで靖国神社の放火を取り上げています。
きのう、ネットでその一報を知ったとき、やっぱり定石通りの流れなのかと不吉で不安な感情に襲われました。
共謀罪を通すために、これから起きることを予想させる事件です。
もちろん、真実は分かりませんが、真実や真相は問題ではなく、大々的に報道することに意味があり、それだけで目的は達成されるのです。

総理はパリのテロを口実に共謀罪を通すでしょう。
靖国放火はその一歩だった可能性があります。

戒厳令下のパリで、移民排斥反対のデモをおこなった市民を、パリ警察は容赦なく棍棒で打ち据えていましたが、間違いなく日本もそうなるでしょう。
辺野古での国の暴力を見ていると、暴力が日常化しているが一目瞭然です。


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わたしは靖国放火を知って、初期ナチスにも似たような事件があったことを思い出し、本をひっぱり出してきてその部分を確かめました。

ヒットラーは総統に就くやすぐに国会を解散して選挙に打って出るのですが、投票日の1週間前に国会議事堂が放火されるという事件が起きます。
犯人とされたのは、知的障害を持つ放火魔のオランダ人青年でしたが、そのとき、政権は共産主義者に責任があるとして党員4000人を逮捕します。
後に証拠不十分で無罪になるのですが、それというのも所期の目的が達成されたからでしょう。
印象操作だけで十分目的は果たせるのです。
そして、こういう事件の真相はすべて「やぶの中」に消えていきます。


この事件がきっかけとなってヒットラーは「全権委任(賦与)法」を手に入れるのですが、その結果どうなっていったか。

「警察は今や、逮捕状や裁判所の許可なしに逮捕でき、無期限に被逮捕者の自由を奪い、家宅捜索し、信書の秘密を冒し、新聞を禁止または検閲し、政党や結社を解散し、集会を禁止し、個人財産を没収することができるようになった」。

警察がなんでもできるようになったのです。
これほど恐ろしいことがあるでしょうか。


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全権委任法の正式名は「国民と国家の危急除去のための法律」です。
どこかで聞いたことがあるなどと呑気なことを言っている場合ではありません。
総理は安保法案を説明するのに何と言いましたか。
「国民のいのちと安全を守るため」と言ったのです。

麻生さんがナチスの手法を真似ればいいと言ったとき、野党も国民も徹底追及して辞任させなければいけなかったのです。
野党はなにひとつ徹底して追求したことがありません。
武藤議員や高木議員もそのまま居座っています。
異常なことです。


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by michi-no-yuri | 2015-11-24 10:57 | Comments(0)