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谷間の百合

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「日本の刑事司法は中世」

袴田さんの再審開始が決まりました。

吃驚したのは、その決定と同時に袴田さんが48年間の拘禁から解放されたことです。

一瞬、いったいなにがあったのかと訝しく思ったものの、嬉しさが爆発して、そんなことはどうでもいい、とにかくよかった!という気持ちでした。


袴田さんの表情は淡々としていてそこから喜び、怒り、悲しみの感情を読み取ることはできませんでした。

しかし、それは言われているような認知症の表情ではなく、わたしは袴田さんが「人間の感情」をすべて使い切ってしまわれたからだろうと想像して痛ましく思いました。

これから、少しづつ感情を取り戻していかれるのでしょうが、それにしても余りにも遅過ぎました。


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なんとなく、これから嬉しいことが続くような気持ちがしてきました。

名張毒ぶどう酒の奥西さんの再審開始、拉致被害者の帰国などのニュースが飛び込んでくることを待っています。

これは、政権が明らかにこれから厳しくなる世論を抑えるための「飴」かもしれません。

しかし、わたしは、為政者にどんな思惑があろうと、あるいはそのために国民の生活が苦しくなろうと、冤罪が証明されること、拉致被害者が解放されることはもっとも価値のあることだと思っています。

なぜなら、いちばん苦しんでいる人、悲しんでいる人を無視して、自分さえよければいいという考えが社会悪の素因ではないかと思っているからです。

そして、まだこの世に正義があると感じられることでわたしたちは人間でいられるのではないかと思うからです。


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去年、国連の拷問禁止委員会で、アフリカの委員が「日本の刑事司法は中世」と発言したとき、日本の上田人権人道大使が激昂して醜態を晒しました。

この人を人権大使に任命したのは誰ですか。

こういう人は出世や肩書がすべてで、おそらくもっとも人権意識から遠く、そういうことに無関心というより理解さえ持てない種類の人間だろうと思います。


「中世」と言われたことに反論があるのなら実例を示して説明する責任があったのです。

反論できることが一つでもあったでしょうか。

(仄聞するところ、日本政府は委員会からの勧告をことごとく無視しているそうです。)


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わたしは、「フロスト警部」などのイギリスの警察ドラマが好きでよく観るのですが、取り調べには必ず弁護士の同席と録音が義務付けられているようです。

取り調べ官は、録音の初めに、自分の名前と開始の時間、終わったときは終了の時間を言うのです。

こんな簡単なことひとつ日本の警察はできないのです。

警察に自浄能力がないのは今更いうまでもないのですが、これは政治の問題なのです。

政治が決めることなのです。

決められないのは政治家と警察が仲間だからですか。

お互いが監視し、監視される間柄なのですか。

お互い、スネに傷持つ同士なのですか。

国民はたまったものではありません。
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by michi-no-yuri | 2014-03-30 13:54 | Comments(0)

絶望的なくらいかれらは何も分かっていません。

きのう、政府は国家戦略特区の第一弾として沖縄など六ヶ所を指定したことを発表しました。

竹中平蔵の勝ち誇ってとろけそうな脂身の顔が浮かびました。

あんな人間一人に、日本がいいようにされて、悔しくて頭がどうにかなりそうだ。


農業特区に指定された兵庫県の養父市の市長が満面に笑みを浮かべて喜びを語っていました。

まこと無知ほど恐ろしいものはない。

(わたしが自分の無知とかれらの無知が違うと思うのは、わたしはつねに自分の無知と向き合い、自分を疑っているという一点においてです。)


「国主導で大都市を中心に企業の投資拡大や国際拠点育成を目指す方針」だと新聞に書かれていました。

国際拠点育成とはどういう意味でしょう。

たとえば、農業特区にはモンサントなどを呼び込むということでしょうか。


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わたしは勉強が嫌いなので、このことについて学習したことはありません。

すべてを感覚でしか捉えていませんが、かれらがドリルで破砕しようとしている岩盤が国民にとっての最後のセーフティネットだということだけは間違いないと思っています。

農地を手始めに、気がついたら日本の国土を全部失っていたということになります。

国土を失うということは日本が無くなることです。

中国が日本の枢要な土地を買い漁っていると警鐘をならしている保守派の人間はこのことをどう思っているのでしょうか。

偉そうに保守派を名乗って(騙って)いますが、絶望的なくらいかれらは何も分かっていません。


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by michi-no-yuri | 2014-03-29 10:47 | Comments(4)

「過激派とサクラ」

きょうの記事を、「今年もまた狂おしい季節がやってきました。」と書きだそうと思っていたら、すでに書いていた人がいました。

岩下俊三さんのブログです。

「左翼過激派が問う『敷島の大和心』」だそうです。

ほとんど書き足すこともないのですが、感想として思ったのは「過激派とサクラ」の組み合わせも悪くないということでした。

(岩下さんという人のことはまったく知らないのですが、わたしには悪ぶってというか、左翼過激派ぶっておられるようなところがあるような気がするのであまり信用していませんw)

さくらと言えば特攻隊なのですが、過激派の過激が見るものをしてもの狂おしくさせるさくらと重なるところがあるからなのかもしれません。


今年は花見に行きたくないような気がします。

かくも無法な世に、かくも転変極まりない世に、変わることなく美しく可憐に咲いて散っていくさくらを見るのはあまりにも辛いことです。

3・11のあと、喫茶店で見た週刊誌のグラビアで、福島の桜の名所に咲く見事なさくらを見て、涙がとまらなくなったことを思い出しました。

だれも見るひとがいないのに、無心に咲いているさくらが愛しくて哀しくて。


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再び狂おしい季節がやってきた。


子供の時から青年期まではこの花のなまめかしさに精神が穏やかでいることが出来ず、壮年期から老年を迎えた今となってもどこか口惜しい焦燥感が漂っている。


毎年僕を困らせてなお輝いている恋人とやっと会えたかと思う間にすでに死の予感があり、そしてその通りまことに華麗にはかない命をすぐに失うのである。悲しくて空しくてだから充実した瞬間(とき)。

僕はいつもこの季節を恨みそしてこよなく愛してしまう。



ものほしそうな顔をせず、大騒ぎで自己主張せず、人を殺すより己を殺し、質素倹約余計なものはもたず、自然と折り合いをつけ、清潔で慎み深い「筈」の日本人は明治以降あの野蛮で獰猛な覇権主義の欧米に急き立てられ「鎖国」を捨ててしまったが、桜の花だけは強欲競争社会に堕した日本の景色に「も」可憐に咲いて散るのである。


だから江戸はおそらく世界で一番文化的な都市であっただろうし、山深き鄙にあっても自然と共生した山里の穏やかな暮らしがあったのだろう。


「足るを知」っていた日本人は決して自然を破壊しないで人間だけでなく生き物をなるべく殺さない生活を営んてきた。それが明治以降野蛮な外国人にとりわけ第二次大戦後はアメリカに騙され変容し続けてきたのである。


そして世の中に「武士」がいなくなり、「百姓」や「町民」もいなくなってしまった。僕の尊敬する池波正太郎先生が描ていた江戸時代の情緒は今もうどこにもない。


けれど、

今年もまた、くるおしい妖艶な季節が「日本」に巡ってきた。



吉野山 (去年)
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by michi-no-yuri | 2014-03-27 16:58 | Comments(0)

株式会社アメリカ

堤未果さんの「アメリカが崩壊する日」というお話をユーチューブで聴いてアメリカの実情を知ると同時に、同じ危機がすぐそこまで迫っている日本のことを思って暗澹としました。

堤未果さん、TPPの内田聖子さん、9.11の山崎淑子さんなど女性が発信する情報に気迫を感じるのは、男性と違って、その恐れを知らない「自由な精神」が真実に肉薄するからだろうと思います。

一歩外へ出ると七人の敵がいるといわれる環境で育ってきた男性には、防衛本能や事なかれ主義やしがらみが強くて臆病になっている面があるのではないでしょうか。

それだけ、男性が負っている社会的責任が重いということもあるのでしょう。


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アメリカはブッシュの新自由主義から全体主義国家へ、そして、いまは株式会社アメリカになっていることを堤さんは分かりやすく説明されています。


オバマ大統領の二期目に、政治(選挙)献金の上限がなくなり青天井になったことから株式会社化が加速していったということです。


企業は政治家に多額の献金をして、その見返りに自分たちに都合のいい法律をつくらせるようになりました。

当然の流れで、国家は多国籍企業に乗っ取られました。

オバマ大統領はそういう企業から何千億もの献金をもらい、その見返りを誠実かつ律儀に返していったということです。

軍需産業からの献金に対してはイラク(アフガンの間違い?)への増兵でお返しをし、

製薬会社からの献金にはオバマケアで、

教育機関からの献金には学校の民営化、、、

ということで、ここにきてオバマ大統領の歯切れの悪さが目立つのも納得です。

(小泉さんの郵政民営化や、橋下市長が民営化に熱心なのもそういうことなんだ、、分かっていたけど)


TPPに参加しなくても、日本が株式会社アメリカの支店になるのは必然です。

そのために、きょうも竹中平蔵は売国に励んでいることでしょう。


日本は株式会社化の上にさらに軍国化の流れが加わって危機的な状況にあります。


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by michi-no-yuri | 2014-03-26 11:18 | Comments(0)

プーチン大統領の孤独。

ブログ「カレイドスコープ」の 《フリーメーソンと「分割ウクライナ」は東西新構想の実験場》の記事は、
マスコミ情報を鵜呑みにしている日本人には逆立ちしても分からないだろうと言われるように、この問題の本質、真相を剔出してあますところがありません。

いまだに人々のロシア観には、血塗られた権力闘争の歴史や、ハンガリー動乱、「プラハの春」のソ連のイメージが鮮明に残っているようで、「おそロシア」などと言ってそこから一歩も出ない人がたくさんいます。

(ロシア問題の専門家と言われる人ほどその傾向が強いようです。)



「彼ら(NWO=世界統一政府)は、ネオナチ(反ユダヤ、反ロシア)という“チンドン屋”を使って民族的、宗教的問題に見せかけようとしていますが、本当の狙いは「ロシアの第二の解体」。

この裏には、歴史あるウクライナのフリーメーソンの暗躍がある。」


「CIAはウクライナをロシアから剥ぎ取ろうとしている

何年もの間、西側は、ロシアとの歴史的、社会経済的な結束からウクライナを剥ぎ取る目的で、西側の代理人として働く支配者集団をウクライナ内部に育成しているのです。」



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この手口は、イラク、リビィア、シリアでも用いられました。

同じことを繰り返しているのです。

この手法と仕組み、構図を胸に叩き込んでおけば、世界の動きを見るときにそう大きく見誤ることはないのではないかと思います。

イラクやリビィアは石油資源が目的だと言われていましたが、あくまでそれは口実であり目くらましだったのではないかといまにして思います。

工作がやり易い国、自分たちに刃向う国から順番に狙いをつけ潰していくのがかれらのアジェンダだった?

そう考えていくと、東欧の民主化をソ連の戦車が踏み潰したといわれていることも怪しくなってきます。

ソ連以上に東欧の民主化を危惧したものがいたのではと思えてくるのです。


プーチン大統領は、すでに2007年の演説で次のように言っています。


「ある人々が、ロシアは分割されるべきだと主張しており、その理論を広げようとしている。

一極集中の世界を構築したい人々がいて、その人々は、すべての人類を支配しようとしている人々だ」



プーチン大統領は、いま民主主義を破壊するものだとして欧米メディアから叩かれていますが、簡単なことで、叩いている連中がほんとうは民主主義を目の仇にしているのです。

かれらにとっては民主主義も人権も人々をコントロールするための道具でしかありません。


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この世界でひとり、プーチン大統領だけが覚醒していると言えば言い過ぎでしょうか。

選挙に勝利したときに流した涙は、いかに「かれら」との戦いが熾烈を極めたものであったかを物語るとともに、覚醒者の孤独な魂からあふれ出た思いでもあったのではないでしょうか。

愚昧で能天気なリーダーと交渉しなければならない大統領に同情を禁じ得ません。

わたしには、プーチン大統領の性急ないらいらした表情から、覚醒者のかなしみや焦慮が伝わってくるような気がします。
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by michi-no-yuri | 2014-03-25 13:47 | Comments(4)

かくも無法な世、、

大阪市の出直し選擧は過去最低の投票率だったようですが、わたしはそれでも高いくらいだと思いました。

まして、まだ橋下市長を支持する人が37万人もいることが信じられません。

かれの目的はなんでしょうか。

わたしはかれの都構想への拘りに、小泉さんの郵政民営化への執念と同じものを感じます。

やはり、二人には秘められた共通点があるようです。

仮に、小泉さんのそれが個人的な怨恨から発したものだとすれば、橋下市長の場合は、日本という国へ向けられたものではないかと思われてなりません。

いつごろからか、日本は日本に恨みを持つ人間が権力を恣(ほしいまま)にするようになっていました。


橋下市長が出直し選挙を発表したとき、さすがにそれはできないだろう、きっとかれの暴挙を諌め、思いとどまらせる人物がでてくるだろうと思ったわたしは甘かった!?


文楽に対して自助努力をするよう説教した人間が、6億もの大金をドブに捨てるようなことをしてもなにも思わないのですから、もう異常人格だとしか思えません。


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今回のことも含め、わたしが今の日本に絶望という言葉では表現しきれないものを感じるのは、世の中から良心や正義が消えて、「無法、不法」だけが大手を振って跋扈してしていることが許されていることです。

橋下市長の異常が許されている世の中に対してです。

しかも、その無法や不法は法律に抵触しないのです。

なぜなら、仲間内で法律を作り、仲間同士で庇いあい、違法すれすれのところで生きていく術を知り尽くしているからです。

かれらは、いつだって法律に則って無法なのです!

しかし、「倫理」という人の道は、しばしば法を冒すことがあります。

「倫理」は法を超えて存在しているからです。

だから、いつの世も「正義」や「良心」は生き難い。

植草事件などはその典型。

支配階級の人間にとっては、それらは憎悪の対象でしかありません。


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by michi-no-yuri | 2014-03-24 11:39 | Comments(1)

ほんとうのテロリストはだれですか。

安倍総理は防大の卒業式で、もし、米イージス艦が攻撃を受けたらと、ほぼあり得ない事態を想定して集団的自衛権の必要性を強調しました。

わたしに言わせれば、それこそ詐術、偽計以外のなにものでもありません。

米イージス艦を攻撃する国ってどこですか。

ファーストレディが一週間も滞在する中国は考えられませんし、もしかしたら北朝鮮ですか。

なるほど、アメリカの自作自演ならあり得るかも。

ロシアなら第三次大戦になりますし。


同盟国アメリカが攻撃されたらということなら、アメリカはいまもどこかで交戦中で、つまり攻撃されているということです。

なんのことはない、自衛隊は結局そういうところに行くということですね。

そして、アメリカの肩代わりをするということですね。


戦闘で死んだ子どもを抱きかかえて泣いていた米兵はこう言ったのです。

われわれはテロと戦っているのだと教えられていた。

だが、ほんとうのテロリストはわたしだった、、、


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さっきちらっとテレビを見たとき、佐高信さんが、田中角栄は、ぜったいに戦争をしてはいけないというのが政治家を志した動機だったと言っておられました。

残念なことに、その系譜は先細りし、反対にアメリカの戦争屋の口車に乗って戦争のできる国にしようと必死なのが権力の中枢を占めてしまいました。

角栄が、殺されるかもしれないという覚悟で日中国交回復を行ったのも、戦争をしてはいけないという初志が原動力になったのではないでしょうか。

仲良くすることが最大の安全保障だと言った人がいましたが、至言です。

韓国とも堪えがたきを堪えて仲良くするしかないのです。

もちろん、だからといって、国の備えを疎かにしていいというものでないことは言うまでもありません。


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by michi-no-yuri | 2014-03-23 09:57 | Comments(0)

「うらわかき、かなしき力」

きのうのサンケイ「正論」の寄稿者はまた新保祐司さんで「仰げば尊し」の二番の歌詞について書いておられました。


互いに睦し 日ごろの恩 別るる後にも やよ 忘るな 身を立て 名をあげ やよ 励めよ 今こそ 別れめ いざさらば


この歌詞の中の、「身を立て、名をあげ」というところが立身出世主義的だということで封印されてきたということですが、新保さんがもっともこころを打たれるのは外でもないこの歌詞だということです。

とくに、「やよ」という音の響きの意味が分からなければこの歌の真価は分からないだろうと言っておられます。


それはともかくとして、わたしは文中に引用されていた次の文章になんども目を通しましたが、なかでも斉藤茂吉のうたはいつまでもこころの中を揺曳し余韻を引きずりました。


福田恒存は、日露戦争の戦跡、旅順を訪ねた時の回想を書いている文章の中で、斉藤茂吉の歌

あが母の 吾を生ましけむ うらわかき かなしき力 おもはざらめや

をあげ、それについての芥川龍之介の『菲才なる僕も時々は僕を生んだ母の力を__近代の日本の「うらわかきかなしき力」を感じている。



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わたしはこのうたについて一言の解説も感想もでてきません。

まして、これを反戦歌という範疇で捉えようという視点は持ち合わせません。

おそらく、福田恒存も旅順を回想したときにこの歌が浮かんだのは純粋な哀しみ、鎮魂のうたとしてだったと思われます。


ところが、新保さんは、時勢に合わないからと封印されていた二番について、こういう「ご意見」ももうそろそろ少数意見になってきたのではないかと書いておられるところをみると、わたしには新保さんが「うらわかきかなしき力」を真に分かっておられるとは思えないのです。

今回この歌を取り上げられたことから垣間見えてくるのも「うらわかき,かなしき力」の上に国家があるというどこまでもお国大事の思想です。

お国のために犠牲になるのは尊いことなのですという思想です。

もちろん、お国は大事です。

いうまでもないことです。

しかし、新保さんが支持される安倍総理にお国大事のこころがありますか。

専守防衛の枠を超えて、戦争を仕掛けるようなことばかりしているではありませんか。

国のことよりも自分の権力と権威が大事ではないですか。

いったい安倍総理のどこを見ておられるのですか。


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「子どもを生み、立派に育てることが最大の国家への貢献」と言った自民党議員のメンタルと変わらないように思えてくるのです。

こういう意見は突発的にでてくることはありません。

そういう空気が醸成されてきているということです。


「うらわかき、かなしき力」によって生を受けた同じ人間が、立派に育った子は戦闘要員になり、立派に育たなかった子は役立たずとして差別される、そんな社会になるのだけはご免です。

わたしは、「うらわかき、かなしき力」によって生まれた子どもの多くも、また「うらわかき、かなしき力」として国のために散っていったことを思うと、深いかなしみをおぼえずにはいられません。


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歴史を美化しないでほしい。

戦争ができる国にするために「靖国」を美化しないでほしい。

安倍総理が靖国について「国のために戦い、倒れた方々に手を合わせ尊崇の念と、ご冥福をお祈りする」という言葉を言うときわたしは耳を塞ぎます。


きょうの防大の卒業式の送辞でも、総理は「安全保障上、日本を取り巻く周辺の環境は厳しさを増している」と言っていましたが、厳しい環境をつくっているのが自分だと承知した上で言っているのでしょうから罪が深いです。

(ちなみに、わたしはどんな理由であれ歌詞を改竄したり封印することには反対です。)
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by michi-no-yuri | 2014-03-22 16:40 | Comments(0)

日本は正気に見放されたようです。

拉致問題が最終章を迎えようとしているようです。
日本人としてこれほど嬉しいことも滅多にあるものではありません。
しかし、一方で、憂慮と共にユーウツな気持ちが日増しに募ってくるのも事実なのです。
いろいろな人がいろいろな解説をしていますが、わたしはこの動きは安倍総理の邪な政治利用以外のなにものでもないと思っています。
人道的な問題が、人道的な見地から解決されることはまずあり得ません。
すべてが政治判断であり政治利用です。
消費税が導入される4月以降、経済が目に見えて悪化すること。
国会でも、漸く野党の追及が軌道に乗ってきたこと。
そして、与党の中からの反安倍勢力の顔がはっきり見えてきたこの時期に、拉致被害者をなんとしても帰国させようというのが総理の魂胆なのではないかと思うからです。
そうなるとメヂィアは拉致一色になり、せっかく盛り上がりをみせてきた政権批判の気運は削がれ、火に水をぶっかけられたように沈静化してしまいます。
それを待って集団的自衛権やTPPを成立させようということでしょう。
(安倍総理がドヤ顔で、めぐみさんと握手している絵は想像するだに忌まわしい。)

雨の高畑町
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拉致問題が最優先課題だというのなら、なぜいままで北と交渉しなかったのでしょう。
できなかったのですね。
国内では反対勢力に囲まれて身動きできず、アメリカは日本と北が直接交渉することを許さなかったということですね。
小泉訪朝もアメリカのお膳立てで実現したものです。
小泉人気を煽って、一気に郵政民営化法案を成立させるのが目的でした。
今回、アメリカからお許しがでたとしたら、その条件はTPPでしょうか。
そしてきのう、総理は会見で、TPP成立を高らかに宣言しました。
アメリカにすれば、拉致の取引で日本がロシアと接近するのを阻止でき、TPPを呑ませることができるのです。
その上、集団的自衛権で、日本に戦争の肩代わりをさせることも可能になるのです。
安倍総理は日本を破滅させても自らの権力欲を満足させたいのだと思わざるを得ません。

高畑町  そば処
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去年の7月に伊原アジア大洋州局長が拉致問題を協議するために訪米しました。
以降、解決に向けての水面下の根回しは続いていたようで、横田夫妻の孫との面会が実現したのも伊原局長の尽力によるものだそうです。
わたしは局長の訪米目的のニュースを聞いたとき、国内問題である拉致も、やっぱりアメリカと相談しないと一歩も前に進まないのだと、いままで数限りなく味わってきた脱力感をあらためて噛みしめたのですが、ほとんどの日本人は疑問も違和感も持たないばかりか当然だと思っているみたいですね。
日本は独自に何もできないのですが、これが同盟関係だとでも思っているのでしょうか。


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アメリカのファーストレディが中国の首席夫人の招待で一週間の予定で中国に行きました。
異例のことです。
この一事をみてさえアメリカの真意を分かろうとしないのが、総理初め中国憎しで凝り固まっている連中です。
分からないというより戦争したいがために分かりたくないというのが本音のところでしょう。
総理は中東や東南アジアにたびたび足を運び、対中国包囲網構築に異常なまでの執心を見せました。
アセアンの首脳に召集をかけたり、経済援助の約束をしたりしましたが、はたして日本の味方になってくれる国があるでしょうか。
わたしはそんな国は一国もないのではないかと思っています。
世界が分かっていることが、日本だけが分かっていない。
孤立していることがまだわからないのです。
日本一国で中国と戦争するつもりですか。
できると思っているのですか。
日本はとうとうほんとうに狂ってしまいました。

近くの風景
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by michi-no-yuri | 2014-03-21 12:06 | Comments(3)

いろいろ。


そのとき、彼女は「警察はいつからドロボーになったんや~」と叫ぶのですが、ほんとうにいつから泥棒になったのでしょうね。

闇のルートを持つ組織ならともかく、個人が苦労の末にやっと手に入れたお米を待ち構えていたように没収していくのですから、その悔しさ、悲しさは想像に余りあります。

とても血の通う人間の所業とは思えません。

(いつも思うのが、そのお米がどこへいったかということです。)


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NHKの籾井会長は罷免もされず辞職もしないようです。

それに抗議して解約の問い合わせが殺到しているということですが、NHKも会長も蛙のツラになんとかで、すこしも困らないのです。

いよいよとなれば、政治家に頼んで強制的に徴収する法律をつくってもらえばいいくらいに思っているはずです。

規則や法律は、国民を守るためと見せかけて、ほんとうはいかに規制をかけて国民からお金を搾れるかということで作られているのではないでしょうか。

また近い将来配給制が敷かれ国民が泣くことになるのかもしれません。


竹原信一さんのブログから

「日本では堕落した警察、検察、裁判所、役所、マスコミなどに実質的な権力が集中している。

日本は民主主義を偽装した中心の無い無責任・全体主義国家なのである。

これら日本の中心のようにも見える公権力が、上になるほど激しく堕落しているので、この国は非常に危険だ。」


中心のない全体主義国家とは言い得て妙ですが、恐ろしい社会です。


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けさ、テレビ出演していた古屋拉致担当大臣の表情がとても明るく自信に溢れていました。

そのとき、もしこれが事前に漏れていたら横田夫妻のモンゴル行は実現しなかっただろうと言われたことが、解決を望まない勢力の暗躍を浮き彫りにしていたように思いました。

さっそく、飯島勲さんが「外交カードとしては失敗だった」とコメントしましたが、かれが解決を望まない陣営の人間ではないとしても、こういうコメントを出すこと自体が怪しいと受け取られても仕方ないのです。

去年の5月に訪朝してから、かれは何をしていたのでしょうか。

きのうの記事でアメリカの拉致カードと言ったのは、あくまでアメリカは日朝間の問題に干渉しないという意味でした。

それほどアメリカは邪魔をしてきたのです。

安倍総理が対ロシアで欧米側に付いたことのウラには、なんらかの譲歩や見返りがあったのではないか、そのなかに拉致問題もあったのではないかと思いました。
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by michi-no-yuri | 2014-03-18 12:26 | Comments(0)