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谷間の百合

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稲田朋美さんと松居一代さんの違い。

きのうは「激動の一日、歴史に残る一日」(ネットゲリラ)でした。
なぜ、そう言えるかというと、後世、あれが安倍内閣が倒れる序曲だったと分かるからです。
しかし、ネットゲリラさんが「実は、これが今日一番のNEWSです。」と言っているように、加計問題で、今治の市議が市長と加計幸太郎さんから一人1000万円!づつ賄賂を貰っていた証拠が出てきて、貰ったという市議がマスコミの前でそれを認めたということが、ほんとうに一番のニュースでした。

富山市議会で政党交付金の不正取得が問題になり、それを認めた12名の市議が次々とドミノ倒しで辞任していったことがありましたが、今治の件はそれどころか賄賂を貰っていたというのですから、なぜそれを認めた時点で辞職しなかったのかが不思議です。
安倍政権は内閣改造まで持つのでしょうか。

稲田さんの辞任は当然で、かの女のような人間は政治家になってはいけないのです。
政治家の仕事は、戦争しないこと、国民を飢えさせないことだと菅原文太さんが言っていましたが、かの女はその逆のことしか考えられない人間です。
国民の生活が大事だとは思わないと言うような人間が総理候補だとは、わたしは冗談でも聞きたくない。
総理と稲田さんは政治家以前に人間として失格なのです。
人間の基礎としての常識や感覚、感情を備えていないからです。


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過日、テレビで、田中角栄と森光子さんの屋外での対談を途中から見ました。
家族のこと、お母さんのことに話が及んだときだったでしょうか、角栄さんは涙せきあえずという状態になり、堪りかねて椅子を立ち後ろ向きになって必死に感情に耐えていた姿に、わたしはその後の運命を重ね合わせてこころが痛みました・
マドモアゼル愛さまが書いておられたように、こころの冷たい人がトップになるのは国民の不幸なのです。
親から愛され、家族を愛しているような人は、国民を愛し、国民からも愛される人間なのだと思います。
血も涙もないような稲田さんのような人間は政治家になってはいけないのです。

松居一代さんのことを異常だとか病気だとか言いますが、稲田さんはそれ以上です。
松居さんは、いつかふと我に返ることがあるでしょうが、稲田さんには帰れる「元の場所」というものがありません。
それにしても、テレビで松居さんのことを笑いものにしている人々のなんと醜いこと。


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by michi-no-yuri | 2017-07-28 10:46 | Comments(0)

前川さんとお釈迦さまの言葉。

総理と麻生さんが完全に離反したようです。
質疑の場ではいつもいっしょになって怒ったり嗤ったりしていたのが、いつごろからかそれがピタッと止みました。
二人の境界に冷たい空気が流れています。

きのう、森友と近畿財務局の間での土地価格について協議した詳細が明らかにされました。
財務省からのリークだという噂ですが、総理と麻生さんの離反と関係があるのでしょうか。

産経がきょうも前川さんの証言を「加計さりき」だと言ってイチャモンをつけています。
だったら「加計ありき」でないことを証明すればいいのですが、それが出来ないから、前川さんをスケープゴートにしようとしているのでしょう。
総理の一言で全てが崩れるというかすっきりするのですが、その一言が死んでも言えないのすから、どうしたものでしょうね。

きのう、岩下さんのブログのコメント欄で、「自灯明、法灯明」という言葉を見たのですが、お釈迦さまの有名な言葉だったようですが、わたしは知りませんでした。
同じお釈迦さまに、「犀の角のように、ただ独り歩め」という言葉がありますが、同じ意味だと思っていいのでしょうか。
今あらためてこの言葉を思い出し、わたしは、前川さんはそれを実践されたのだろうと思いました。
生きていく上で、ただ独りで歩むことは不可能なことであり、お釈迦さまもそんな意味で言っているのではないと思います。
あくまで、精神の自由と独立を指して言ったことだと。


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前川さんが言った、面従腹背にはリミットがあるというのは、即ちここぞというときには犀の角のように独りで歩まなければならないということだったのではないでしょうか。
(前川さんの言った面従腹背を悪意で解釈している連中にリミットの意味が分かるはずはありません。)
少年のときから仏教に惹かれていたという前川さんにとって、お釈迦さまの言葉がこころから離れることはなかったでしょう。
法や教えは、知識として持つものではなく、実践するためにあるのですから。

むかしは、「人生(人間)いかに生きるべきか」という類いの本を本屋さんの棚でよく目にしたように覚えています。
しかし、いつごろからかハウツーものがそれにとって代わりました。
いかにしたら頭がよくなるのか、いかにしたら競争に勝ち抜くことができるか、そんな本ばっかりになりました。
嘘をついても恬として恥じない政治家や官僚はそういう本をバイブルにして生きてきたのかなあと思う、きょうこのごろです。


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by michi-no-yuri | 2017-07-27 11:11 | Comments(0)

「則を超えた」のは加戸さんの方です。

加戸さんが、前川さんの証言を虚構だと言い、精神構造を疑うとまで言いました。
脚光を浴びていると思っているからか、見得を切りますね。
それに対し、前川さんは「加戸先輩が事実を捏造すると思わないから、誤解であり自分の証言をチェックしていただければ分かる」と否定しました。
前川さんが、自分が直接聞いたこと以外に、「そう思った」と言ったことには、だれもが納得する論理的、合理的な根拠がありました。
一方、加戸さんはゼッタイにやってはいけない人格攻撃に出て、自ら論理性と正当性を放棄しました。
完敗したのです。
先日加戸さんは前川さんの行動を「則を超えた」と評していましたが、どちらが則=矩(のり)を超えたかは一目瞭然です。
加戸さんは、どこが則を超えたのかを自分では分かっていないようですから、ぜひ後輩の前川さんに教えを乞うてほしい。
年寄りの嫌なところは、人から学ばないことです。
前川さんがいかに人間として則を超えないことに細心の注意を払っているかを加戸さんは学ぶべきなのです。
もしかしたら、権力者に阿ることが「則を超えない」ことだと思っていませんか。

しかし、世間の多くは、石原慎太郎や橋下徹がそうであるように、加戸さんの個人への人格攻撃を無批判に面白がるのです。
(わたしは「面白がる」という心理ほど醜いものはないと思っています。)


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FNN(フジサンケイ系)の「次の首相にだれがふさわしいか」との世論調査で、石破20.4%、安倍19.7%、と両者の間は0.7%の差しかなかったということでした。
これだけ、支持率が下がり、国会で嘘だと分かる嘘をつき続けている総理にまだ期待する人がいるとは思えません。
FNNはどんな調査をしたのでしょう。
それはともかく、いつも総理候補として小泉進次郎や橋下徹の名まえが上がってくるのが耐え難く不快です。
年金受給年齢を75才に引き上げると言っているのは小泉進次郎です。
聞くところによると社会保障に関心があるそうですが、ちがうでしょ?
アメリカ(戦争屋)の指示でしょう?
農協の解体と年金受給年齢の引き上げと同時に受給額の減額も指示されているのではありませんか。
こういう、自分たち国民の首を絞めて殺そうとしている人間を、まだほとんどの国民は知らずに期待するのです。
どうなったら目が覚めるのでしょう。


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by michi-no-yuri | 2017-07-26 10:48 | Comments(0)

「丁寧な説明」とは、しおらしい態度で声色を変えて嘘をつくことでした。

国民に「分かった」と思ってもらえるような丁寧な説明とは、殊勝でしおらしく、弱々しく、いかにも反省したかのような態度で国民の目を欺いて嘘をつくことでした。
わたしは「オオカミと7匹の子ヤギ」の寓話を思い出していました。
声色を変えたり、黒い足を小麦粉を塗って白くして子ヤギを騙すお話です。
それで総理は成功したと思っているのでしょうか。
ほとんどの人はより疑惑が深まったと思ったのではないでしょうか。
ほんとうに、総理といい稲田さんといい、国民が初めて知るような異種、異常な人間です。

加計では「一点の曇りもない」と言っている総理ですが、加計幸太郎さんの参考人招致は拒否しました。
都合が悪くなるとそれは国会が決めることだと逃げるのですが、野党からの白紙に戻してはどうかの提案に、なぜそのつもりはないと言えるのですか。
それは総理が決めることですか。


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しおらしい態度で国民の同情を引き、それでまだ乗り切れると思っていることが命取りになるでしょう。
子ヤギを食べたオオカミは、母山羊によっておなかに石を詰め込まれ井戸に落ちて死にました。
嘘をつくということは、腹に石が溜まって行くようなことなのです。
それでなくてもおなかの具合のよくない総理は、自分のついた嘘で自滅する運命しか残されていないということに早く気付くことです。

和泉補佐官はやはり前川さんがキーパーソンというように、絵に描いたような「能吏」でした。
こんな人間とはだれも太刀打ちできそうにありません。
言っていないと断言しましたが、たとえ証人喚問でも断言するでしょう。
だって証明できることではないのですから。
みんな嘘をつくのは、総理を庇っているというより、単に身についた習性なのかもしれません。
そういう生き方しか知らないということです。

きょうは、これから出かけるので国会中継は見られませんが、自民党が青山繁晴を出すのは、詐欺師に一世一代の芝居をさせるためなのでしょう。
言っていることはメチャクチャでも、いかにも相手を責めているような追い込んでいるような「図柄」で国民は騙されると思っているのでしょう。


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by michi-no-yuri | 2017-07-25 08:00 | Comments(0)

産経の終わりが始まる。

(以下の記事は午前中に書いたものですが、国会中継に気をとられてUPするのを忘れてしまっていました。)

産経新聞は面白い。
産経の阿比留記者によると、平成29年はメディアが自分たちの存在価値、理由を自ら否定し自殺した年として記録されるのだそうです。
(わたしには産経の終わりの始まりの年に思えるのですがw)
森友、加計には何の違法性もないのに、ただ安倍政権へのダメージを創出するために、延々と貴重な時間を浪費しているのだと。
浪費感、不毛感を感じるのは事実ですが、それは野党にとっては質問して終わり、自民党にとってはウソを答えて終わりということの繰り返しだからです。
たとえば、石原慎太郎に対しては百条委員会を設けて証人喚問を行いましたが、それっきりです。
なんだったのでしょう。
あれで石原慎太郎は無罪放免となったのでしょうか。
森友については、自民党は証人喚問でもなにも新事実は出てこなかったではないかと言っていますが、2万トンどころかその100分の一もなかったゴミのために8億円値引きされたのは厳然とした事実で、これについての解明にはまだ手がつけられていません。
きょうもまた同じことの繰り返しになると思いますが、それでいいのだと思うようになりました。
総理や官邸の嘘が国民の目により鮮明に写ることでしょうから。
その効果が漸く仙台市長選の結果に表れています。


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きょうの「正論」ですが、「安倍内閣の『失速』がもったいない」と某筆者が書いています。
かれによると内閣評価の基準は第一に外交と安全保障政策、第二に経済だそうで、第一の外交は、つつがなく展開されてきたのだそうです。
笑ってしまったのが、元防大校長の五百旗頭真さんが「とりわけ大きな業績は、対米関係の高水準化である。」と言っていることです。
自衛隊をアメリカに差し出すことが「高水準化」になるそうで、さすが元防大校長です。
でも高水準化とはどういう意味でしょう。
いったい、安倍外交にどんな成果があったのか、わたしには何一つ思い浮かびませんが。
ひたすらアメリカのご機嫌を取り結んできただけではありませんか。
いっぱしの知識人でも、総理の派手で空疎な外交している「フリ」に騙されているのです。


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by michi-no-yuri | 2017-07-24 20:33 | Comments(0)

寝屋川中一少年少女殺害事件から2年になります。

寝屋川中一少年少女殺害事件からこの8月に2年を迎えます。
当初、容疑者は黙秘しているという情報が警察からでていましたが、それも最初だけで、以降、ピタッと情報が途絶えました。
音に聞く大阪府警の荒っぽい取り調べにも黙秘を貫ける容疑者とはいったいどんな人物なのでしょう。
黙秘をしているから調書がとれず、裁判にも掛けられないということでしょうか。
容疑者が弁護士を拒否しているのならともかく、弁護士は容疑者と接見できる唯一の人間ですから、メディアはなぜ弁護士を取材しないのでしょうか
遺族や学校、地元からどうなっているのかという声は上がっていないのでしょうか。

容疑者の衣服から少年の皮膚片とみられる微物が採取され、鑑定の結果少年のDNAと一致したということですから、それに自信があるのならなんで裁判ができないのかと思います。
また、少年の遺棄現場の近くのコンビニで容疑者がガムテープを買うところが防犯カメラに写っていたということですが、こういう場合、弁護士か第三者が立ち会ってそれを確認できるような制度にならないものでしょうか。
ほんとうに疑問だらけの事件なのです。
第4の権力を持ち、情報収集力もあるメディアが動いてくれないと、真実が闇に葬られかねないのです。

このままだと少年少女の霊が浮かばれません。
むごい殺され方をした上に、犯人も特定できずに人々から忘れ去られるとしたらこれほど不条理なことはありません。
メディアと弁護士はいったい何をしているのかと。


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by michi-no-yuri | 2017-07-23 13:18 | Comments(2)

わたしたちはトンデモナイ国に生きている。

産経が二日に亘って、先日死去した中国の民主活動家劉暁波さんを取り上げています。
それも、劉さんへの共感や追悼のためではなく、ただ中国を批判したいがために取り上げているのです。
そもそも、平和とは真逆のことばかりしてきたオバマ元大統領(この人爽やかな見かけとは違いほんとうに性格が悪い)が貰うようなノーベル平和賞に何の価値があるのでしょう。
ノーベル委員会は非常に政治的に偏向しているというより、それが本来の性質であり目的なのだと思います。
劉さんに平和賞を授与することで起きるだろう摩擦やトラブルを織り込んでの授与であることは明らかです。
平和賞は、平和に寄与したことを評価するのではなく、反目や対立を作り出すのが目的だとわたしは思っています。

きのうは文化部の桑原聡という人が書いていました。
劉さんはモンテーニュを愛読していたそうですが、その随想録の中から、桑原さんがとってつけたように「公益のためには裏切ることも嘘をつくことも、また人殺しも必要である」という言葉を抜書きした意図は何だったのでしょうか。
安部総理の嘘は公益のためだと言いたかったのでしょうか。

また、中国の報道官のつっけんどんな態度を見て腹を立て、画面に罵声を浴びせていると書いていますが、日本の菅官房長官の答弁は納得なのでしょうか。
なんでも中国が悪いのです。


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先日も、阪大名誉教授の加地伸行という人が、獣医学の必要性を書いていましたが、その一つに、中国による海洋汚染で、これからは動物性蛋白源を牛や豚に依存しなければならなくなるが、そのための安全性を担保するために獣医学部は必要だと書いていました。
日本が海に放出している放射性物質のことはご存知ないのでしょうか。
何でも中国が悪いのです。

きょうは古森義久さんが書いています。
民主主義や法の支配、人権尊重などの普遍的価値観を持たないどころか敵視していることが劉氏の悲劇で立証されたと書いていますが、まだこんなことが恥じらいもなく書けるのかと悲しくなります。

日本の政治はまるで総理一人が行っているようです。
総理が毎晩のように出かける料亭やレストラン、そこで大方の政治が決まっているということです。
わたしたちはいつの時代に生きているのかとあらためて驚愕するのです。
民主主義? 法の支配? どこの国のことを言っているの?


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by michi-no-yuri | 2017-07-22 11:16 | Comments(0)

二十一日 その二  天皇は無力だった。

朝日新聞デジタルがこのような記事を配信しています。

昭和天皇の逝去後に、当時の駐日英国大使が本国に伝えていたことです。

「彼(昭和天皇)の権限は限られたもので、日本が軍国主義に傾いていくのを止めるには、彼は結果的には無力だった。」
「ヒロヒトは日本の政策の方向性に違和感を持っていた。
戦争に向かう動きを妨害するために、個人的な影響力を行使しようと一貫して試みた。」
「あの時代の国家元首として、天皇が戦争責任を完全に免れることはできない」としつつも
「彼は最終的に無力だった」
と。

ここに書かれていることは、まさにわたしが感じていたことでした。
最近になって、わたしが天皇の戦争責任を問うべきだと思うようになったのも、天皇の責任を問うことで、天皇が無力だったことや、ほんとうの責任がどこにあるかが浮かび上がってくると思ったからです。

夜明け前
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九州の豪雨で、水嵩を増し奔馬のように荒れ狂っている川は、ただ茫然と見ているしかないのですが、同じように、軍部、メディア、国民が、一方向に怒涛のように流れていくのを止めるのは不可能なことでした。
それでも、天皇は止めようとしたと。
統帥権を持つ天皇なら、簡単に軍を抑えることもできたのではと思うのは、余りにも当時の空気への理解と想像力に欠けます。
まさに、天皇は無力だったのです。
今上天皇が無力であるように。
それでも止めようと試みられたと。
おそらく、今上天皇も同じような思いで、憲法改正を何とかして止められないものかと考えられたに違いありません。
去年8月の「生前退位」のお言葉を聞いたとき、わたしは瞬間的にそれを感じました。

わたしは、天皇の戦争責任を追及せよと言っている人たちの本音は別のところにあると思っています。
つまり、天皇制の廃止です。

英国大使が指摘しているように、わたしもあの時代の国家元首として天皇が戦争責任を完全に免れることはできないと思っています。
しかし、その責任は完膚なきまでに果たされたとわたしは思っています。
退位をせず国民を励まそうと9年間にわたって地方行脚をされたことです。
世界にも歴史にも類のない偉大な業績です。

昭和天皇が、靖国参拝を取り止められたのは、A級戦犯の合祀が原因で間違いないと思います。
かれらだけに全責任があるわけではありませんが、かれらは戦争指導者の代表として罪を問われたのです。
その一人である岸信介はなぜか解放されて従米の基礎を作りました。
その孫の安倍晋三は、自らの身を賭して、祖国の礎になられたと言ってA級戦犯を讃えました。


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by michi-no-yuri | 2017-07-21 11:34 | Comments(0)

二十一日 その一  右翼という人間のレベル。

先日、久しぶりに兄を訪ねました。
部屋は足の踏み場もないくらい雑誌や本が散らかっていました。
雑誌は言うまでもなく「正論」や「Wiil」であり、本はといえば、たとえば、きょうの産経の広告欄にあった「韓国人に生まれなくてよかった」という類いの本がほとんどで、よく何十年も同じような文章が読めるものだと感心します。
極めつけは、真ん中はハゲているのですが、両側がまだ残っていて、そこを剃って百田尚樹のようにしたいと言ったことです。
アホかーッとわたしは叫びました。(こころの中で)
悲しいことですが、これがわたしの兄なのです。
しかし、考えてみると、これがいまの右翼なのです。
これが「日本会議」の人間のレベルなのです。
「国家の品格」を書いた著者も兄と五十歩百歩です。
国家の品格は書けても、人間の品格が分からないから、安倍総理が支持できるのです。
みんなみんなイデオロギーともいえないような低劣な感情に身を委ねているのです。
安心してそういう感情に身を委ねていたいから同じものを読むのです。
これが、そこそこの大学を出てからも読書を欠かさずクラシック音楽を愛してきた人間なのです。(ムード歌謡しか聴かないわたしとは違うのです。)
これが、世間からインテリと言われている多くの人間の正体なのだと思います。


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その日の晩、兄が電話をかけてきてBSの日テレを見ろというので見たら、ケント.ギルバードが出ていて、従軍慰安婦のことを討論しているようでした。
わたしは、韓国名の女性評論家を見る男性司会者の目のなかに憎しみの炎が燃えているのを見てチャンネルを換えました。
それは、わたしがもっとも見たくないものだったからです。
兄が電話してきたら、ケント.ギルバードは大の、大の、大嫌いなんだと言ってやろうと待ち構えていたのですが、電話はしてきませんでした。

従軍慰安婦問題は、いままでの日本の総理が品位を持って積み重ねてきた対応と努力が、功を焦った安倍総理によって水泡に帰しました。
安部総理が不可逆的に解決されない問題にしてしまいました。
また、一からではなくマイナスからの出直しになります。


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by michi-no-yuri | 2017-07-21 10:37 | Comments(2)

「道徳的な力」を取り戻そう。

蓮舫さんが戸籍を開示したことが、いずれブーメランとなって自民党に返ってくるかもしれません。
二重国籍について、菅野さんがその何が悪いと言うのはその通りなのです。
しかし、やはり、国会議員(官僚も)の二重国籍は問題なのです。
山岸飛鳥さん(「反戦の家づくり」)が言う「自分はどの国に責任をもつか」ということが問われるからです。

「(国会議員は)民主主義によって国家に帰属している人たちの意思を背負って立っている人たちだ。
そのプロである国会議員が二重国籍でいいのかという話になると、私は『よろしくない』と考える。」


これは国会議員の二重国籍そのものを否定した発言ではないと思います。
要は、どちらの国家に帰属し、どちらの国に責任を持ち忠誠を尽くすかということだと思います。
そのためには人権に抵触する戸籍の開示は必要ではありません。
自己申告でいいとわたしは思っています。

世界では、自分のルーツを明かすことは当たり前のことでしょう。
蓮舫さんだって父の母国である台湾での名前を普通に使っていて、かの女の素性を知らない人はいません。
そして、そのことに何の問題もありません。
ただ、かの女の政治姿勢を見ていればいいだけです。

在日朝鮮人がルーツを隠すのは、歴史からくる根深い理由があるのですが、それとは別に邪な目的のために隠す人がいて、それが国会議員だとすると深刻な問題です。
わたしは負の歴史を克服するには、在日がルーツを明かし、日本人がそれを受け入れることが唯一の解決方法だと思っています。
それが在日と日本人に課せられた宿題だと思っています。


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スイス政府発行の「民間防衛」に、「戦争のもう一つの様相」として、国民に次のような警告を発しています。

「(敵は)国外から来るようには見えない。カモフラージュをして、さまざまな姿でこっそりと国の中に忍び込んでくるのである。
そして、われわれの、あらゆる制度、あらゆる生活様式をひっくり返そうとする。」

わたしはいつもそれを感じています。
まさに、かれらはさまざまな姿でどこにでももぐりこむのです。
政治、宗教、マスコミ、あらゆる文化団体、地方自治体などなどにかれらはもぐりこみ、日本の政治的、文化的、精神的な地図を塗り替えていったのです。
わたしは苦しいほどにそれを感じてきました。
ヘイトスピーチや自分たちに都合の悪い人間の在日認定は、そういう自分たちの姿を隠蔽するためのかれらの陽動作戦だとわたしは見ています。
隠蔽に必死なのです。

「民間防衛」のその文章の最後に、そういう目に見えない敵に勝つ道は「われわれの道徳的な力と抵抗の意思によるしかない。」と書かれています。
モラルハザードが極まったところに前川さんが出現したのはまさに天佑神助でした。
「道徳的な力」という言葉が、弱々しく、悲しく胸をうつ一方で、日本は必ずその力をとり戻すだろうという希望がからだの芯からにじみ出てくるように感じるのは、やはり、前川さんの出現があったからだと思います。
「道徳的な力」がすべてに克つのです。


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by michi-no-yuri | 2017-07-19 10:52 | Comments(0)