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谷間の百合

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2017年 11月 26日 ( 1 )

日本が壊れていくのが見える。

曽野綾子さんがきょうのコラムで、相変わらず乞食はいないしwお金がないから医療機関にかかれないという人もいないと書いていますが、そのことについてはそれほど間違ったことは言っていません。
「公共施設は整備が行き届き、壊れっ放しの設備など見当たらない」
と言っているのも現時点ではその通りでしょう。
しかし、もうそれが持たないところに来ているのです。
そういうものがこれから猛スピードで壊れていくのです。
その象徴が、神戸製鋼や三菱マテリアルの不正であり、シャープや東芝の身売りです。
橋梁や水道管、ガス管の多くが耐用年数を迎えたということですが、いまの日本にそれに対処するための財政的余裕も労働力もありません。
もともと貧しい国の人たちとは違い、日本人がその不備、不便に耐えられるでしょうか。
曽野さんにお聞きしたい。
乞食はいないけど、過労で死ぬ人がいるのはなぜですか。
「日本は国家としての経営に成功したのだ」
ということは政治が良かったと言いたいのですね。
いまの安倍政権の政治を目の当たりにしてそういうことが言えるとしたら認知症を疑ったほうがいい。


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国連から衝撃的な指摘がありました。
日本の最低賃金は「最低生存水準」を下回っているというものです。
最低賃金は、先進国中ぶっちぎりの一位で、しかも、パート労働者の賃金水準が時給ベースで正社員の半分にも満たないのは日本だけだということです。
先進国では60%、北欧やスイスでは90%だということです。
時給の比較ではフランスが1311円、イギリスが1055円で日本よりはるかに多いのです。

わたしはほんとうによく思うのです。
時給が1000円になれば、どんなにたくさんの人が喜ぶだろうと。
それだけでどれだけ世の中が明るくなることだろうと。
しかし、大企業は別として、小さな会社や工場、商店はしたくても出来ないのが現実ではないでしょうか。
だから、わたしはその分は国が補填すればいいと思うのです。
アメリカから、在庫の役立たずの兵器を買うのを止めればいいだけです。
総理は雇用が増えたことをいつも自慢しますが(人手不足だから当たり前)賃金が増えたと自慢したいと思うことはないのでしょうか。
曽野さんもその一人ですが、上級国民はまったく別の世界に住んでいて下級国民である庶民の姿はまったく視野の隅にも入らないようです。


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by michi-no-yuri | 2017-11-26 11:12 | Comments(0)