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谷間の百合

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2017年 07月 17日 ( 1 )

加戸さんには加計問題は理解できない。

産経の名物w記者の阿比留さんが、前川さんの参考人招致の翌日の在京各紙の加戸さんの扱いが小さかったこと、とくに、毎日、朝日は一般記事のなかで一行も取り上げていなかったと不満をぶちまけています。
前川さんの言い分だけをクローズアップする印象操作を行いながら与党側が印象操作をしていると決めつけていると。
阿比留さんはこれに対して勝海舟の次の言葉が浮かんだそうです。

「世の中、無神経ほど強いものはない。あの庭前の蜻蛉(トンボ)を御覧。尻尾を切って放しても平気で飛んでいく。」

この勝海舟の言葉は、良心や魂を失っても権力にしがみ付く厚顔無恥な人間を指して言ったものだろうと推察するのですが、これを印象操作を批判するための譬えにするのはおかしくありませんか。
だれとは言いませんが、阿比留さんはこの言葉を向ける対象を間違えていますよ。

ところで、加戸さんは産経のインタビューに、政治によって行政が歪められた例として、「教科書誤報事件」を挙げています。
「侵略」が「進出」に書き換えられたとマスコミが騒いだ事件です。
加戸さんはこう言っています。


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「官邸が、教科書を政府の責任で是正するという宮沢喜一官房長官談話を出した。文部省がやる検定を官邸がむりやりに、理不尽にも。
鈴木善幸首相の中國訪問が予定されているから円満にという政治の思惑なんて見え見えだったが、行政の筋が曲げられたと思っても言いませんでした。それが役人の矜持ですよ。」
「そこのところが、前川君は則(のり)を超えちゃったのかな。」


しかし、加戸さんの言っていることは行政が歪められた例ではありません。
国にとっても、国際的にも「侵略」が「進出」で通るはなしではありません。
政府の方針が自分の歪んだイデオロギーと相いれなかったというだけの話で、前川さんが何を問題にしているかをまったく理解していないというかそもそも理解する気が無いのです。
加戸さんの言っていることは政治問題ですが、前川さんは政治問題ではないと明言しています。
政治問題だったら、則を超えたことになりますが、前川さんはそこははっきり線を引いていたのです。

前川さんが福島の夜間中学で「新聞の読み方」を講義したということですが、わたしも聴講したかった。
新聞の読み方なんか教えてもらわなくても、ちゃんと読めてるわいと思う人が圧倒的だと思いますが、そうではないのです。
前川さんは、これはフェイクだとか、間違っているとか言う人ではないので、どういう講義だろうと興味があります。


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by michi-no-yuri | 2017-07-17 10:09 | Comments(0)