ブログトップ

谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

2017年 06月 02日 ( 1 )

前川さん決起の歴史的意義。

きのうの「報ステ」での前川さんのインタビューを聞いていて、少し見えてきたものがあります。
前川さんが文科省先輩の木曽参与の名まえを出したのは、お互い了承の上かあるいは暗黙の了解があったのではないかと思いました。
木曽参与は「よろしく」とは言ったが圧力はかけていないと言い、さらに、獣医学部新設をめぐる一連の動きを「巨大な忖度の塊だと思う」と述べています。
わたしは、文科省に不満、怒りが充満していたのではないかと思いました。
前川さんが一人鉄砲玉になったのではないのだと思いました。
前川さんの一歩も退かぬ態度に、文科省のみならず日本の憤懣や正義を背負っているのだという気迫と覚悟を感じるのです。
(動機について、与謝野さんの死がどうの、ネオコンがどうのというのは見当違いだと思います。)

分が悪くなると黙っていられない総理が、早速前川さんについて、だったらなぜ直接訊きにこなかったのだと批判しました。
訊きに行ったら、総理はどう答えるつもりだったのですか。
どうせ、知らない、頼んだ覚えはない、圧力など一切かけていないと言うのは分かりきったことではありませんか。
それでは、間に立って前川さんを急き立てていた立場の人間はどうなるのですか。
かれら個人に、急がせる動機も理由もまったくないのですが、総理は自分さえ言い逃れができたら、かれらが困った立場になろうが知ったことではありません。
前川さんはそれができなかったのです。


c0243877_1113928.jpg


国民は張本人がだれか、もう みんな知っています。
それでもなお嘘をつく人間が日本の総理でいることの不条理に国民は苦しんでいるのです。

前川さんは、面従腹背にもリミットがあると言いました。
いま、リミットに近づいている官僚がどれだけいるのか、わたしは祈るような気持ちで待ちたいと思います。
官僚がソッポを向けば、政権は立ち行かなくなります。
自分一人で答弁できる大臣なんかいないからです。
外野からだと、政権を倒すことは簡単に見えます。
官僚の反乱、そして、マスコミが本気になって事実を伝えるだけで、政権はすぐにも倒れるのです。

前川さんは、一私人になったいま100%の「言論の自由を」があると言いました。
言われている守秘義務違反についても、機密、秘密扱いのものを洩らしたわけでもなく、秘密にしてはいけないものだから公にしたのだと。
国民に事実を知らせるのが民主主義の基本だと。(マスコミは耳がイタイでしょうね。)
わたしは、前川さんには、子どもの貧困と同時に真の「ゆとり教育」にも取り組んでほしかったと思いました。
貧しい上に過重労働なんて、そんなの人間の「生」ではありません。
だから、思いやりや笑顔が失われ苛めが蔓延る社会になったのです。


c0243877_1115216.jpg









×
[PR]
by michi-no-yuri | 2017-06-02 11:03 | Comments(0)