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谷間の百合

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2017年 05月 20日 ( 1 )

目的は思想信条の取り締まり。

テロ等準備罪が衆議院で可決されました。
民進党はそんなことは分かっていたのに、法相の不信任案提出しただけというお粗末さ。
この法案は森友、加計とは比べものにならないくらい重要な法案ですが、だからこそ、森友一本で戦うべきだったのだと思います。
問題を分散させてはいけないのです。
共謀罪より安倍政権打倒なのです。

過去3回この法案が廃案になったのは小泉政権時でしたが、数の論理でいけば簡単に通すことができたのに、そうならずに流れたのは、当時の自民党のなかに共謀罪の危険性を認識している議員がいたからです。
あの小泉総理までもが「自分は平成の治安維持法を作った首相とは言われたくない」といったほど、筋の悪い法案だったということです。
それほど多くの議員が共有していた「危険なもの」」という認識や感覚が、安倍一強のもとで雲散霧消してしまいました。
小泉純一郎さえ恐れた共謀罪を、安倍総理は森友、加計に蓋をするために利用したのです。
たった自分一人の保身のために、、

国連がこの共謀罪について「プライバシーや表現の自由を不当に制約する恐れがある」という内容の書簡を日本政府に送付していたということです。
政府は共謀罪は、国際組織犯罪防止条約の締結に必要だと言っているのですが、国連の「立法ガイド」の執筆者は、「テロ対策は条約の目的ではない」と明言し、さらに、総理の意図を見透かしているかのように「イデオロギーに由来する犯罪のためではない」と釘を刺しています。


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法相の答弁が迷走するのは当たり前です。
ほんとうのことが言えないからです。
ほんとうの目的は思想、信条を取り締まることだからです。
思想は国家主義にもとずかないもの、信条、信仰は国家神道でないものは弾圧の対象になるのでしょう。
アメリカでは反戦を言うとテロリストになるそうで、日本も、平和、基本的人権、民主主義が言葉狩りの対象になりそうです。

思想なんてろくなものではないとしか思っていない無知蒙昧な輩が思想を取り締まるのです。
かっての、「きりしま事件」では、椿の花を赤いと詠んだ句を、赤(共産主義)の宣伝だとして逮捕した、笑い話のようなことが現実に起きたのです。

治安維持法が施行される前の新聞の見出しが、「社会運動が抑圧されることはない」「純粋な運動は傷つけはせぬ」というものだったそうで、わたしは、純粋な運動と聞いてナンノコッチャと思いました。


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by michi-no-yuri | 2017-05-20 11:05 | Comments(0)