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谷間の百合

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2017年 05月 15日 ( 1 )

かれらは人間に関心がない。

久しぶりにアラン.ドロンの名前を聞いて訃報かと思ったら引退のニュースでした。
引退がニュースになるような大物なのでしょうが、わたしは、かれのどこがいいのかがついに分かりませんでした。
こういう場合、いつごろからかわたしはタイプではないとか嫌いとかではなく、「縁がなかった」のだと思うようになりました。
そこで唐突ですが、わたしがアラン.ドロンだけではなく、白人は嫌だ、やっぱり日本の男がいい、肌も合うしと言ったとしても、それはあくまで個人の好みの問題であって、そこに差別意識やナショナリズムが毛頭ないのは断るまでもありません。
「私は日本人でよかった」とはそこが根本的に違います。
たとえば、フランス政府が「フランス人でよかった」などというポスターを作るでしょうか。
それだけでもあのポスターの異常性が分かるのではありませんか。
おそらく、外国の反応としては、コンプレックスの裏返し?とか、あるいはナショナリズムの臭いを感じて眉を顰めることでしょう。
政府や神社本庁の意図としては、愛国心の涵養なのだと言うのでしょうが、政府主導の愛国心がいかに危険でいかがわしいものであるかを日本人は忘れてしまったのでしょうか。

高瀬川
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「逝きし世の面影」ブログの最新の記事に、国連会議の場での上田秀明国連大使の醜態が書かれています。
日本の刑事司法は中世だと指摘されたことに逆上して「シャラップ!」と叫んだという件ですが、弱いところを突かれると狼狽え逆上する総理と同じで、こういう人間がどれだけ国益を損ねているか、想像するだに恐ろしいことです。
刑事司法が中世である証拠や事実を突きつけられたら、かれは「黙れ!黙れ!」と叫びながら悶絶するしかなかったのではないでしょうか。
なぜ、頻繁に外国へ行き外国事情にも詳しいと思われる総理や官僚に、国際常識や国際感覚が無いのでしょうか。
一歩も日本から出たことがないわたしの方が、まだ国際常識があるのではないかと思うのは、結局のところ、人間を見ているかどうかの違いではないかと思うに至りました。
かれらは人間に関心がないのです。
だから、刑事司法にも関心がありません。
どうせ、取り調べで苦痛を受けるのは他人だと思っているのです。
人間に関心がないから、戦争することも平気です。

かれらは子どものころから勉強一筋で、人間は目に入らなかったのでしょう。


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by michi-no-yuri | 2017-05-15 10:18 | Comments(0)