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谷間の百合

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2017年 04月 15日 ( 1 )

冤罪が増える予感。

ベトナム国籍女児殺害事件の容疑者が逮捕されました。
ほんとうにDNAが一致したのなら間違いないのでしょうが、やはり冤罪でないことを祈らずにいられません。
過去にDNAが一致しない疑いがあった容疑者が死刑になった例があり、たとえDNAが絶対だとしても、扱い方次第ではどうなるか分からないという疑いをわたしは捨て切れないのです。
なんとなくですが、これから冤罪が増えるような気がするのは、安倍政権がどんな法律無視をしても通ってしまっている現実があるからです。

取り調べの可視化はまたうやむやになってしまったのでしょうか。
外国の警察のドラマでは、取り調べには必ず弁護士が同席していますが、日本では叶わぬ夢なのでしょうか。
海外から、日本の刑事司法は中世だと非難されても政府は恥じるどころか馬耳東風です。
わたしが危機感を持つのは、警察のみならず日本中が世界からの批判に聞く耳を持たなくなってきていることです。
これ一つをとっても戦前回帰の風潮だと分かるのです。


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高校生1000人を対象にしたアンケート、「証拠がなくても自白の強要は許されるか」という設問に対して、7割の生徒がイエスと答えたという驚くべき結果が出たそうです。
自分はゼッタイ、容疑が掛かるようなことはしないと思うからでしょうか。
逮捕される確率が宝くじに当たるより遙かに低いのは確かですが、しかし、いままで、自白の強要で冤罪に苦しんできた人がいるのを知らないはずはないのに、そういう答えがでてくることにわたしは驚くのです。

たとえば、袴田さんは酷暑の数日間にわたる苛酷な取り調べでついに自白するに至るのですが、そういう状況を想像できないのは人間としてどうなのでしょう。
若い親が、どんな子どもに育ってほしいかと聞かれて、殆どの親が他人の気持の分かる優しい人間になってほしいと答えるのですが、親自身の言動がそれを裏切っているということはないでしょうか。
そうでなければ、自白の強要をよしと答えるような子どもにならないと思うのですが。

こういう高校生が生まれたのも、安倍政権のなんでもありの体質の影響だとわたしはハッキリそう思います。
この高校生たちも、安倍政権がそうであるように、基本的人権の何たるかを知らないのです。
オリンピックのための共謀罪といわれれば、ほとんどの人がいいこと、必要なことだと思うようです。
テロ防止という名目の法律が、実はどれだけ恐ろしい思想を秘め、どれだけ恐ろしい実効性を伴っているかを知っている人はごく少数です。
みんな他人事だと思っているのです。


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by michi-no-yuri | 2017-04-15 12:05 | Comments(0)