きのうは松本人志さん指原莉乃さんらが総理と会食したことを取り上げ非難するカキコミをたくさん目にしました。
しかし、向こうは、僻みだとか負け犬の遠吠えくらいにしか思っていないでしょうね。
そして、周囲には、総理って気さくでとってもいい人とか言い触らしていそうです。
有名人は一般人とは違って、社会から対価を得ているという考え方から、社会的政治的発言をすることはいいことだと思いますが、そのときはあくまで社会正義にのったった意見が求められるのではないでしょうか。
松本さんに欠けているのはその社会的正義なのです。
それにしても、松本さんは政権に近づくことの危険を知らなさ過ぎます。
一度、たけしさんに「バカヤロー」と怒鳴ってもらうことです。
たけしさんがどれだけ薄氷を踏む思いで権力との距離をとってきたか、聞いてみるがいい。
かっては、あれっ?と思う発言もありましたが、たけしさんは綱の上でバランスをとりながら権力側に落ちないようにと必死で自分を保ってきていたと思います。
そこには恐怖に近いものがあったのではないでしょうか。
あのバイク事故はなんだったのだろう。
作品が外国で賞をとるのはなんでだろう。
何でいつも顔があんなに悲しそうなのだろう。
支配者、権力者は社会的影響力を持つ人間を放ってはおきません。
それに逆らうことは、ときに死を意味します。
呑気なものですね、松本さんは。
でももう終った人間です。
もう在日社会からも、島田紳助さんの影響下からも逃れることはできません。
タモリさんはいままで一切政治には近づきませんでした。
自由人だからです。
自由のなかでしか生きられないタモリさんですが、自由が失われようとしているいま、黙っていられるのでしょうか。
さんまさんは直接政治的な発言はしませんが、戦争のために税金を納めているのではないという怒りは、現政権への批判として核心を突いています。
さんまさんはよく分かっているのだと思いました。
分かっていないのが松本人志という芸人です。
芸人が権力の代弁をするということがどういうことかも分からないような人間が芸人をしていたのですね。
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