わたしは、選挙に不正さえなければ、自民党は惨敗するのではないかと思っています。
野党が勝つというのではなく、自民党が自ら敗けるべくして敗けるということです。
先日、街頭インタビューで、安倍支持の男性が、「もう安倍さんには飽きた」と言っていたことがすべてではないかと思うのです。
反安倍の人はもちろんですが、親安部の人も一向に北をやっつけてくれない総理にストレスが最高値に達していると思われるからです。
いつまで犬の遠吠えを続けているのだと。
こういう北への軍事行動を期待する人間は、それがどれだけ日本だけではなく世界に惨禍をもたらすかなど想像もできないのです。
ここで、あっと驚くような新人が現れたら空気も一変するのですが。
先日、もう潰えたはなしですが、細川元総理が考えていた新党に、田中角栄のお孫さんの名まえがあって驚いたのですが、わたしは以前、小沢さん、鳩山さん、田中真紀子さんの息子さんたちが選挙に出れば、確実に風を起こせるのにと書いたことがありました。
この暗雲が低く垂れこめ空気が澱んでいるところに、一条の光が射すような、そんな人が現れないものでしょうか。
河野外相が、北と国交のある160の国々に対して、「外交関係、経済関係を断つよう強く要求する」と言ったそうです。
狂ったとしか思えません。
人々が気が付かないうちに、日本は戦前の大日本帝国に帰っていました。
それらの国が要求に従わないときは、日本自らが国連を脱退するという悪夢が甦ってきます。
いまごろ気がついても遅いのですが、それでもまだ間に合うのです。
希望を捨てるわけにはいかないのです。
韓国の文大統領が、北へ人道支援すると言っていることに、日米が強い不快感を示しました。
産経では、それを韓国の裏切りとまで書いています。
トランプ大統領は、そのお金が核ミサイル開発に使われるとか言っていますが、韓国は乳幼児と妊婦への現物支援だと言っているのです。
それに反対する理由があるとは思えません。
たとえば、日本が東西に分断されているとしたら(実際に、戦後その可能性がありました。)東の人間がアメリカにたいして西をやっつけてほしいと願うでしょうか。
相手が餓死してほしいと願うでしょうか。
金正恩が本気でアメリカに仕返ししたいなら、韓国と融和することです。
ロシアや中国と仲良くすることです。
アメリカが一番嫌がることは、ミサイルでも水爆でもなくそういうことです。
それは日本にも言えることですが。
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