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谷間の百合

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竹中平蔵の詭弁。

産経が森友加計隠し解散だと言われていることに猛反発しています。
北の脅威を隠す報道だと言っています。
北がそれほど脅威なら、政府が率先して本気だというところを見せろ!と言いたくなりませんか。
直ちに原発を止め、外遊(外交ではない)を止め、死ぬ気で北と外交をしてからでないと国民は本気にしませんから。
国連総会で、総理は北の脅威は対話不足によるものでは断じてないと力説していましたが、不足もなにも一回でも対話したことがありましたっけ。

きょうの「正論」の執筆は竹中平蔵さんで「『加計』批判に見る日本の危うさ」というものです。
前川さんが政府批判をしたとき、「あなた自身は学部新設を52年間行ってこなかったことの責任をどう感じているのか」と糺すべきだったと言っています。
変だと思いませんか。
52年間新設されなかったことの説明をすっ飛ばしてなぜ「責任」問題に飛躍するのでしょうか。
こういうのを橋下徹お得意の論点ずらしというのでしょうか。
似た者同士ですね。
52年間新設されてこなかった理由は前川さん初めいろんな人が説明しています。
需要が無かったということだったのではありませんか。
ただ、獣医師が偏在していたことが問題だっただけです。
責任問題が派生する余地などどこにもありません。
(わたしは今治に建設の獣医学部には別の目的があるように思えてなりません。)


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竹中さんがいくら旗を振っても、もう規制緩和は色褪せたのです。
小泉元総理に始まる構造改革、規制緩和が日本の解体だということが多くの人の目に見えてきたのです。
日本憎しのこころでやってきたのでしょうが、もう終わりにするのが自身のためだと思いますよ。
規制緩和のせいで、歯科医師や弁護士があぶれているというではありませんか。
また、観光バスの事故が起きるたびに規制緩和の弊害が言われているではありませんか。

それにしても、竹中平蔵さんの口からシビリティ(礼節、節度)という言葉が出てくるとは思いませんでした。
52年の空白ではなく、プロセスばかりが強調されることが、なぜかシビリティを欠くことになるそうです。
二階幹事長の「森友、加計は小さな問題」発言も聞き捨てなりませんが、竹中さんがプロセスを追及することを、スキャンダル的視点を強調するものだと言っているのも民主主義を否定する重大な失言です。
スキャンダルの出所が安倍総理自身だということが分かっていないようです。
だから総理は、自分のスキャンダルを隠すために解散総選挙をするのです。


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by michi-no-yuri | 2017-09-21 10:56 | Comments(0)
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