臨時国会が28日に召集されますが、きのうくらいから冒頭解散になることが確定したかのようなニュースになっています。
余程の勝算がなければできないことで、総理には勝算への確信があるのでしょう。
週刊現代によると、総理は北情勢が緊迫してきてからすっかり元気になり「ツキがまわってきた」とか「安保法も集団的自衛権もやっておいてよかっただろう、シナリオ通りだ」と周囲に洩らしているそうです。
ほんとうにシナリオ通りなのです。
総理は国連総会に出席し、20日に一般討論演説を行うそうですが、そのときの自分の雄姿を国民の目に見せつけ、その映像が国民の脳裏から薄れないうちに、解散総選挙へという流れを作っているのです。
北のミサイルといい、民進党のごたごたといい、みんなシナリオ通りだということです。
国連での演説は当然北への制裁圧力に決まっているのですが、世界からは何で日本は制裁に熱心なのかと不審に思われないでしょうか。
対話と圧力と言いながら一度も対話したことはなく、犬の遠吠えのように制裁、制裁と言っていることに不審を持たれないでしょうか。
しかし、世界は知っているのです。
総理の下心はとっくに知られているのです。
なによりも、日本の国民が不審に思わなければならないのに、数度のけたたましいJアラートに思考力を麻痺させられてしまったのか痴呆状態になっているようです。
総理は国内のことにはまったく関心がありません。
だから、政策にも統一性、整合性が無くバラバラです。
それにたとえ財政が破綻しても、戦争になればチャラになるので
何も心配していません。
日本のオリンピック誘致に不正があったとガーディアン紙が報じました。
それでも開催権を没収されることはないだろうということです。
フト思ったのですが、安倍政権からオリンピック熱が急速に冷めていると思いませんか。
なんとなく、オリンピック中止や返上も視野にありそうです。
それならうれしいことですが、安倍政権の行き当たりばったり、その場しのぎのやり方には怒りを禁じ得ません。
しかし、何をしようと何ががあろうと、次の選挙で勝って緊急事態法を成立させればもう独裁が万全になります。
国民が泣こうが喚こうが知ったことではなくなります。
先日来、日本に仇為す「悪」を懲らしめてください、日本を助けてくださいと、こころの中で呟くというより叫んでいるのですが、だれに向かって言っているのか言えばいいのかが分かりません。
日本の神々の沈黙がうらめしい。
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