ブログトップ

谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

十五日 その二  菅さん、「答えない権利」などありません。

菅官房長官が記者の執拗な追及にたまりかねていろいろ規制をかけ会見打ち切りもよくあるようです。
きのうの新聞で、菅さんが、パウエル元米国務長官の著書の中にあった、記者にも質問する権利があるように、自分にも答えない権利があるという言葉に救われたと言っていることが取り上げられていました。
しかし、パウエルさんは間違っています。
そんな権利はありません。
相手のあることや国の機密に属することなら言えないことがあるのは分かりますが、加計や山口敬之の件で答えない権利など発生しません。
嘘と隠蔽で塗り固めてきたから言えないだけのことです。
答えない権利などと言えば世界が崩壊します。
菅さんがそういうことを平気で言うのは、すでに世界(民主主義)が崩壊している証拠です。
たとえば、殺す権利とか不倫する権利とか言われたらどう答えるのでしょうか。
そういうことを、改憲論者はもっとも嫌悪してきたのではありませんか。
かれらが嫌うのが国民の権利ということで、だから基本的人権を削除したかったのでしょう。
権利は自分たちにはあるが、国民にはないということにするのが改憲の肝ではないのですか。


c0243877_1221792.jpg


わたしは、菅さんが梶山静六を政治の師と仰いでいると知って、強い違和感を覚えました。
梶山さんは、母親が長男の戦死を悲しんで三日三晩泣き通したことを傍で見ていて、このような悲劇は二度と起こしてはいけないとの思いで政治家を志した人です。
日本人の血であがなった憲法9条の精神を決して捨ててはいけないと言っていた人です。
菅さんは、師の何を見てきたのですか。
郵政民営化ではキーマンといわれ、TPPもまだ諦めていません。
憲法改正論者で安保法案成立に関与した人間が、どうして梶山さんを師だと公言できるのか不思議でなりません。
田中真紀子さんから「軍人」と言われた梶山さんは姿勢のいい人でした。
それは政治に対する姿勢の良さでもありました。
貧相で昏くておどおどした目をしている菅さんとは何一つ接点がないような人でした。


c0243877_12215064.jpg











×
[PR]
by michi-no-yuri | 2017-09-15 12:25 | Comments(0)
<< 冷たい給食と冷えたこころ。 十五日 その一  家族会はアメ... >>