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谷間の百合

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牟田口廉也のクローンがいっぱい。

台湾では、5時間に及ぶ大規模停電の責任をとって担当大臣が辞任しました。
日本は台湾を見習わなければなりません。
フクシマでは、東電も政府もだれ一人責任をとりませんでした。
不祥事で辞表を提出したのは、オンブ政務官だけだったと思います。
日本は、いつからか世界に冠たる無責任国家になっていました。
「インパール作戦の真実」がそれを痛感させてくれました。
インパールでは信じられないことが起きていました。
余りの悲惨さに、こころが怒りと恐怖で震えました。

先の戦争における最大の無謀な作戦だったと言われるその作戦を決定したのは、結局誰だったのでしょう。
上層部の個人的な人情や忖度の流れに牟田口廉也が乗っかったかたちで力を得、作戦を強行したものの形勢不利となるや、いち早く一人戦場をぬけ出して帰国しました。
こういう信じられないようなことが他にも満州や樺太で繰り広げられていたのです。
国民は守られたためしがありません。
敗色が濃くなると、かれらはいち早く同胞を捨てて我勝ちに逃げ帰ったのです。
しかし、これは過去の有事のときだけの現象ではありません。
この平時において、はや国民は棄民されているのです。
上層部はみんな牟田口なのです。
総理や稲田さんなどは牟田口以上に牟田口なのです。

徴兵制の必要を説く人がいるようです。
どうしてもということなら一つだけ条件があります。
上級国民からお先にということです。
そして、戦争になれば、最前線に立ってノブレス.オブリージュを体現するというのが条件です。


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牟田口廉也に仕えていた斉藤少尉が詳細を書き残していました。
牟田口が、5千人殺せば敵陣を攻略できると言ったことを。
なんと、5千人とは敵兵のことではなく、自分の指揮下にある日本兵のことだったのです。
少尉が驚いたということですから、「死ねば」ではなく「殺せば」と言ったのは事実だったのでしょう。
存命だった斉藤さんは、上層部の人間のほんとうの顔を、70年以上溜りにたまっていた思いを、嗚咽を噛み殺しながら吐き捨てるように語りました。
一日も忘れることはなかったのでしょう。

対するイギリス軍は体勢を立て直し、武器と食料を空輸で賄えていました。
しかし、日本兵には食べるものがありませんでした。
銃は捨てても最後まで飯盒を手放さなかったという兵があまりにも哀れです。
いまも、何も変わっていないのです。
みんな牟田口のクローンなのです。

産経が「たたえられぬ『国の英雄』」という見出しで、総理が参拝できない背景を問題提起しています。
靖国の英霊は叫んでいるでしょう。
英雄なんかにしないでくれと。
どれだけ空腹を満たしたかったか。
どれだけ生きて日本に帰りたかったかと。
いいかげん靖国を美化して利用するのは止めろ。
餓死や病気で死んだ兵士を美化し、、まだ懲りずに戦争しようとしている人間に災いあれ、呪われてあれ。


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by michi-no-yuri | 2017-08-16 10:26 | Comments(0)
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