食糧自給率が23年ぶりの低水準だそうです。
平成28年度のカロリーベースの食糧自給率が前年から1ポイント下がって38パーセントになったということです。
農水省は今回の下落は自然的要因が大きいと言っていますが、今回はそうであっても、根本の問題は政治にあります。
なんで遠い中東やアフリカから食料を輸入するのだろうかと考えて、やはりコストと、その地域でのプレゼンスを高めるのが目的なのかなと思いました。
とくに中國との市場獲得競争は熾烈を極めていることでしょう。
過日、どこかの知事が北朝鮮を飢えさせればいいとか言って物議をかもしました。
知事は、日本は未来永劫飢餓に見舞われることはないとでも思っているのでしょうか。
日本は飢饉になっても輸入に頼れると思っているのでしょうか。
わたしは、敵に塩を送るではありませんが、困っているところには国を問わず助けたらいいのにと思います。
「情けは人のためならず」です。
日本の功徳(くどく)になるのです。
いまの天候不順は地球規模の災害を齎します。
いつ、どこが災害に見舞われ、飢饉になるか分からないのです。
また、紛争や戦争になれば補給路が断たれます。
安全保障とは、一に食糧の確保です。
いくら兵器や武器を増やしても、いざというときに、鉄砲の弾は食べられません。
最近、車で走っていて枯れ木の多いことに不安になります。
家から近くの山を見てもあちこちで枯れています。
調べたら、「ナラ枯れ」という病気のようです。
楢だけで他の木にうつることはないのでしょうか。
みんな大木なのですが、枯れたまま放置なのでしょうか。
ホームセンターにはありとあらゆる虫に対応する殺虫剤が並んでいます。
かたつむりや蜘蛛、アリなど、以前には考えられないことです。
こういうことも自然破壊につながることで、いつか人間は逆襲されることになるのではないかと思います。
つくずく、自然を大切にしなければと思います。
スズメバチの巣なんか田舎へ行けばどの家でも見かけるものです。
たしかに怖いのですが、蜂は人間に関心はないでしょう。
蜂にしろヒアリにしろ余り恐怖心を植え付けてほしくありません。
恐怖心で死ぬことだってあるのですから。
ちなみに、わたしはゴキブリは平気です。
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