詩織さんがやり遂げたいこと
詩織さんは、政府や自分をレイプした男に復讐するつもりはないという。
「みんな私を安倍晋三と戦おうとしているいるように見せようとする。
そんなことはどうでもいいのです。山口でさえ、どうでもいいんです。
私は司法を機能しているかどうかに関心があるのです。
上のツイッターは詩織さんに成り代わって書かれたものです。
わたしは詩織さんの勇気と賢明な判断を讃えたい。
だれにも真似のできることではありません。
ほんとうに、山口なんかどうでもいいのです。
あんな男に拘っていたら、それこそ魂の殺人を受け入れることになります。
あんな男に魂を殺されて堪るものですか。
詩織さんが言うように、問題は司法なのです。
わたしはいつも思っています。
どんなに政治が腐敗しても、司法さえ法の下の平等、公平を守っている限り民主主義は大丈夫だと思っていました。
それが基本的人権の柱だからです。
しかし、現実はその柱が腐って朽ちる寸前です。
先日も、顔も語り口も漫談家のような磯崎元総理補佐官が、基本的人権を否定する講演をしていましたが、自分たちはどんなことがあっても法に守られる存在だとでも思っているのでしょうか。
自分を特権階級の特別な存在だと思わなければこのような発言は出来ない筈です。
裁判官は公平性を保つために、交友関係には厳しい縛りがあるように聞きましたが、そんなことは絵空事でしょう?
政治的な案件は、すべて政権の方針に沿った判決が出ているではありませんか。
まるで政権の下請けではありませんか。
詩織さんは日本の司法に賭けているのです。
日本の民主主義を問うているのです。
国家権力に物申すことほど空しいことはありませんが、ここで黙ってしまうことは自らの民主主義と自由を手放すことになります。
官邸が山口敬之を逮捕直前に逃したことにたいして、みんなもっと怒らなければいけないのです。
ほんとうに、いつの時代のどこの国のことかと思います。
総理は悪いことに関しては頭がよく働くようで、その一つが警察官僚を取り込んだことです。
警察に権力を持たしたことです。
信じられないようなことが国の中で起きているのです。
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