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谷間の百合

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十四日 その二  もう二度とレガシーになるような建物はつくれない。

三越百貨店は当時のわが家から歩いて10分くらいでしたので、若いときはよく行っていました。
その三越はすでになく、いまついに大丸百貨店も解体されたことを菅野完さんのツイッターで知りました。
取り壊されるという噂を聞いたのは2年くらい前でしたが、わたしは悲痛なうめき声をもらしてなんで、なんでと呟いたものでした。
菅野さんもまた
「なんで大丸壊したんや。なんでや。なんで大丸壊す必要あったんや。なんや、これは。なんで大丸がないんや。」
と悲鳴を上げています。
よく分からないのですが、壊して新しいものを建てたい人がいるようなのです。
その方がお金になるらしいのです。
しかし、新しく建つ建物はどれもこれも安っぽい。
安っぽいものしか知らない子どもが可愛そうです。
建物が安っぽくなるのに比例して人間も安っぽくなっている。

形のあるものがいつかは必ず消滅するのは分かっていても、もう少し、愛着と哀惜の念を持ってほしいと思うのです。
「かっこよかった大阪」を代表するものが次々と失われていく、、

これから、オリンピック関連の施設が建設されるのですが、とてもレガシーになるようなものは出来ないと思います。
リオのオリンピック後の施設が廃墟のようになっている写真を見るまでもなく、わたしには東京オリンピックのあとの光景が見えていました。
都知事がアスリート.ファーストと言ったものだから、スポーツ団体の関係者が次々とでてきて、われもわれもと施設の新設を要求しました。
あさましいことだと思いました。
せいぜい数百人のスポーツ選手のために、何百億円も掛けて安っぽいものを建てるのです。
人口減少と維持費を考えると、廃墟になるしかないのです。
何百億円掛けても、もうレガシーになるものを作るのは不可能です。
人間が変わってしまっているのですから。


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by michi-no-yuri | 2017-03-14 11:49 | Comments(0)
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