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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

わたしはドゥテルテ大統領を信じる。

総理はドゥテルテ大統領に、米国との協力はアジアの平和と繁栄に重要不可欠なことだと述べ、それに対してド大統領も「国際法に基づき平和に解決したい」と答えています。
新聞は、「際立つ緊密さ」と書いていますが、わたしは、総理とドゥテルテ大統領のこころの内は180度違うように思いました。
総理の胸にあるのは、あくまで対中包囲網であるのに対し、ド大統領の基本にあるのは、ただ平和的に解決したい、戦争はマッピラだという心情だと思いました。
日本にしたら、あれだけ犯罪者を問答無用に殺しているような国だから、戦争だって平気なはずだという思惑があるのかもしれません。
しかし、ドゥテルテ大統領にあるのは、フィリッピンを犯罪の無い、他国から干渉されない真に独立した平和な国にしたいという一念だと思います。
わたしは、そういうドゥテルテ大統領を信じたいのです。

産経の記事から。
≪「私の祖父はGHQに戦犯として逮捕され3年間拘置された」
これを聞いてドゥテルテ大統領は「わが意を得たり」とばかりに米国批判をまくし立てたが、一段落したところで首相はこう言った。
「だが、日米安保条約を改定したのは私の祖父だ。私心ではなく国民と国益を考えたからだ」
ドゥテルテ大統領は神妙な面持ちで聞き入っていたという。≫



わたしはドゥテルテ大統領を信じる。_c0243877_13361273.jpg


A級戦犯だった祖父が3年後に釈放されたことを総理は、GHQが祖父を有能な人間として必要としたからだとでも思っているのでしょうか。(確かに、ある意味有能な人間だったでしょう)
しかし、たとえ、いのちと引き換えにGHQに魂を売っていたとしても、総理は何も感じないでしょう。
それに対して何かを感じるような人間なら、いま総理になっていることはありません。
総理が憲法を無視しても、国民の反対を押し切っても安保法案を通したのは、祖父を見習ったからに違いありません。
そして、それは国益と国民のことを考えたからだと言うのでしょう。
憲法改正も祖父の悲願だったのです。

今日、総理はオーストラリアのターンブル首相と浜辺を散策していましたが、あの余裕綽綽とした態度はどこから出てくるのでしょう。
まるで、すでに「世界の真ん中で輝く国」の総理大臣になったつもりのようです。
オーストラリアとはTPPで連携していくようですが、総理がTPPについて強硬な態度を崩さないのは、トランプの暗殺でも織り込んでのことでしょうか。
暗殺がなくても、アメリカがトランプの思うようにはいかないことを誰かから聞いているのかも。


わたしはドゥテルテ大統領を信じる。_c0243877_1344373.jpg










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by michi-no-yuri | 2017-01-14 13:43 | Comments(0)
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