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谷間の百合

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七日 その一  総理はいつになったら辞めるのか。

カジノ法案が6時間弱の審議で衆議院を通過しました。
採決で、ほとんどの自民党、維新の党の議員が起立し、公明党は自主投票となりました。
そこで感じたのが、自民党議員の多さです。
つまり、こういうときの数合わせ要員の多さです。
このごろ、「税金泥棒」という言葉を聞かなくなりましたが、わたしはきのう、久しぶりにその言葉を思い出していました。
富田公明党幹事長代理は
「亡国の法案だ。アジアのカジノを全部見てきたが集客は減っている。経済成長にはならない。」
と言っています。
しかし、総理は成長戦略の目玉だと言っています。
ほんとうはどうでもよくて、とにかく景気のいい話で八方塞がりの今を切り抜けることしか考えていないのです。
オリンピック、大阪万博、カジノなど、完成前に頓挫するのか、完成後に廃墟同然になるかのどちらかになるのでしょう。

観光立国を素晴らしいことのように言うのはやめてほしい。
技術立国を誇ってきた日本は、いつから観光客の財布を当てにするような卑しい国になったのですか。
しかし、総理の推進する観光立国はあくまで隠れ蓑で、その裏で着実に軍事立国が進行しているのです。
観光立国は小泉元総理に始まります。
おそらく、IMFかどこかからの指示だったのでしょう。
もう、のどかで落ち着いた日本を期待するのは諦めるしかなさそうです。


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韓国のパク大統領は、弾劾になるかどうかはまだ分かりませんが、遅くとも来年の春には退陣するでしょう。
オバマ大統領の在任期間は、後1ヵ月と少しを残すのみとなりました。
キャメロンは拍子抜けするほどあっさりと辞めてしまいました。
国民投票に敗れたレンティ伊首相も辞意を表明しています。
オランド大統領も再選出馬しません。
伊勢志摩サミットに集まった首脳の内、就任してまだ1年強のトルドー首相を除いて、残るのはメルケル首相とわが総理だけになりました。

聞けば、総理は長期政権を目指しているのだとか。
あと3年権力の座にしがみ付いて、叔父佐藤栄作の記録を破りたいのかもしれません。
もうそれだけしかレガシーがないということが自分でも分かっているのでしょう。
後世の歴史家は、腐敗した政権が長く続いたせいで、日本という国が滅びたと書くことになりそうです。
母洋子さんが言った「宿命の子」とはそういうことだった?


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by michi-no-yuri | 2016-12-07 10:25 | Comments(0)
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