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谷間の百合

taninoyuri.exblog.jp

世界が変わり、日本も変わる。

驚いたり失望している人が多いのですが、わたしはクリントンが勝利すれば、それは不正選挙の結果だと思っていました。
テレビのニュースや情報番組を見ているとキャスターやコメンテーターがみんな茫然自失、落胆ばかりか中には怒りを隠さない人もいました。
つまり、メディア自体が洗脳されていたからです。
ず~つとクリントン優勢を報じてきたメディアは、その情報をどこから貰っていたのですか。
まさか、自分たちで取材し分析していたわけではないでしょう。
また、メディアの敗北と言っていた人がいましたが、それは世論を誘導できなかったという意味ですか。
右から、意外なことにリベラルな人までが落胆し怒っていることの不思議。
もちろん、トランプさんは未知数ですが、わたしが、一つだけ良かったと思うのは、良くも悪くも日本が自分の頭で考えなければならないときが来たということです。
そういう意味で、わたしまでもが身の引き締まる思いがするのです。
どうか、何事も起きませんように。

わたしは、人々の反応を見ていて、つくづく、日本が独立国でなかったことを思い知らされました。
みんな、アメリカなしの日本が考えられないのです。
そういう人間が「日本をとり戻す」という甘い嘘に幻惑されていたことから醒めざるを得ないときが来たということです。


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大村知事が顔面蒼白?で、アメリカにはぜひTPPの批准をしてほしいと訴えていました。
大村さんといい、ここにきて維新と組もうという河村さんはどうかしている。
頭を冷やせと言ったところで、肚が据わっていなければどうしようもありません。

トランプさんも反対しているTPP。
日本にとってもアメリカにとってもいいことはないTPP。
だれの利益になるかと言えば、多国籍企業です。
多国籍企業は、魂も祖国も持ちません。
だから、いいようにとれば、トランプさんによって、日本が魂と祖国をとり戻す機会が到来したということです。
(TPP推進のオバマ大統領はとっくに多国籍企業の下僕になっていたのです。)

オバマ大統領の格調高い演説にくらべて、トランプの演説は、、、と言う人がいました。
わたしは文学的、哲学的な言葉より正直で愛のある言葉が聞きたい。
トランプさんが「いままで忘れられていた人々も、これからは忘れられることはない。」と言ったとき、わたしは、やはり大きく感情が揺すぶられました。
忘れられていた人々の中に労働者がいました。
鳩山さんが言った貧しき者、弱き者、小さき者もそのなかに入っていたことでしょう。
トランプさんも鳩山さんもお金持ちですが、そういう人が労働者や貧しい人々の上に想像力が働くということはなんと素晴らしい徳性でしょうか。
日本はいま99%の人が忘れられています。


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アメリカが変わり、韓国が変わり、世界の枠組みが大きく変わろうとしています。
そういう中で、日本だけが、おいてけぼりで周章狼狽しています。
自分というものを持っていない日本が狼狽えるのは当然です。
このままだと、日本包囲網ができるかも。
中國包囲網などという邪悪で途方もない考えを持ったバチが当たるのかも。
総理は早速補佐官をワシントンに遣わすようですが、トランプさんに会うというより、いままでのご主人に会って身の振り方を相談するというのが主要な目的ではないでしょうか。

きのう、株価が下がるなか、一つ軍事関連の株が急騰したということです。
アメリカに捨てられたという焦りで、日本は軍拡に走るのかもしれません。
街頭インタビューで、トランプになると、日本は日本で守れということだから良かったのではないかと言う人が2.3人いました。
わたしも、自国のことは自国で守るということに賛成ですが、しかし、かれらの考えは違うのです。
あくまで「戦前回帰」への夢で言っているのです。
これほど危険なことはありません。

日本に新しいリーダーが登場するのも夢ではないような気がしてきました。


大根めし 美味しかった
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by michi-no-yuri | 2016-11-10 10:29 | Comments(0)
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