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谷間の百合

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十九日 その一  ボート会場に韓国案がでてきた背景。

IOCからボート会場に韓国案が出されたことに対して、日本側はその意図を計りかねおそらく牽制だろうと言っていますが、わたしはそうは思いませんでした。
なぜ、IOCから韓国という名前が出てきたのか、ほんとうにおかしいとは思いませんか。
そんな前例があったのだろうかと思っていたところ、2014年のIOC総会で、例外的に、開催国以外でも一部競技の実施を容認する改革策が採択されていました。
例外とはどういう場合なのか、そこに明記されているのでしょうか。
東京オリンピックが決まったのは、2013年の9月の総会でしたが、そのときバッハさんも会長に選任されています。
そのおよそ1年後に、IOCに寄せられた4千件の意見を40項目に集約したものが「オリンピック.アジェンダ2020」という改革案なのだそうです。
その中の一つが「開催国以外でも」という一項なのでしょう。
あくまでも東京に照準を合わせた改革策です。
わたしは、改革策には韓国の強引なロビー活動があったのではないかと疑いました。
そうでなければ、IOCから簡単に韓国の名まえがでてくるのがおかしいのです。
IOCの人間が日韓の歴史問題を知らないはずはありません。
たとえ、知らなくても、どこの国にも隣国との関係には微妙なものがあることくらい分かるでしょう。
タテマエ上は政治は介入してはいけないことになっていますが、オリンピックがナショナリズムのぶつかり合う場であることはみんなが認めていることです。
なぜ、IOCは日本人のナショナリズムを刺激するような発言をあえてしたのでしょう。
まさか煽るのが目的?


十九日 その一  ボート会場に韓国案がでてきた背景。_c0243877_111499.jpg


わたしは、やはり韓国の執拗且つ熾烈なロビー活動があったのだと思います。
韓国と日本は兄弟のような国だとアピールしたのならともかく、韓国と日本は同じようなもの、あるいは日本は韓国のものだと匂わすようなことを言ったのではないかとわたしは勘繰りました。
そして、そのときハッとしたのです。
かれらの目的は韓国による日本併合ではないかと。
かれらは、受けた屈辱を未来永劫忘れることはありません。
まさかそんなこと、と一笑に付す人が多いかと思いますが、どれだけ日本人が極楽トンボかということです。
そういう極楽トンボが安保法案に賛成して戦争も辞さないと言っているのです。

わたしには感情の対立を助長する意図はまったくありません。
ただ、IOCからなぜ韓国の名まえが不用意に発せられたのかを考えてほしいと思いました。
IOCがナショナリズムを刺激し、煽るようなことを言ったことが問題だと言いたいのです。
国にたいする侮辱とまでは言いませんが、もう少し、国民感情に配慮があってしかるべきだったのではないでしょうか。
(平昌冬季オリンピックへの伏線という意味もあったのでしょう。)


十九日 その一  ボート会場に韓国案がでてきた背景。_c0243877_1135874.jpg










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by michi-no-yuri | 2016-10-19 11:07 | Comments(0)
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