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谷間の百合

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十三日 その一  ボート会場のことなんか知ったことか!

きのう、雑用をしながら国会中継を聞くともなく聞いていたのですが、面白いなと思ったのは、総理が自分が感情的になると質問者に冷静に議論しようということです。
自分に言い聞かせているのでしょうかw
きのうは年金のことが議論されていましたが、それなのに、テレビでは相も変わらずオリンピック関連のことばかりやっています。
4年先のたった2週間のスポーツの祭典の、そのまた一部のボート会場のことなんか知ったことか!と思いました。
国際ボート連盟の会長が急遽来日して高圧的、感情的に会場の変更は認めがたいと言っていましたが、日本の事情に口をだすな!と思いました。
ほんとうに、国民にとってボート会場のことなんか知ったことではないのです。
それで、連日小池都知事の登場となるのですが、これもだれかが小池さんを総理にするための露出作戦なのかと思ってしまいます。
給料の半額を辞退しましたが、新党立ち上げには莫大な資金が必要とされることから、よほどお金持ちのスポンサーがいるのでしょう。


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麻生さんが、オリンピックはあくまで東京オリンピックなのだから国はお金を出さないと言いました。
だったら、なんでお金を出さない国のトップがマリオに扮してリオにまで行ったのですか。
オリンピックでは、いままで政権の長はあくまで脇役に徹し、政治の介入にならないようにしてきていたのです。
それを壊したのが安倍総理なのですが、恥かしいことに、あのパフォーマンスが好評を博したといまでも思っているようなハダカの王さまなのです。

ドゥテルテ大統領がもうじき来日し、天皇陛下にも謁見します。
けさ、街頭インタビューを見ていたら、あの暴言を吐く人でしょう?と言うものの、あとは口を濁してしまい、だれも否定も批判もしませんでした。
続きは口にできなかったようなのですが、おそらく高須院長の擁護論に通底する心情だったのだろうと推察しました。
ドゥテルテ大統領のやり方に、右の人間は左翼をやっつけてほしい、リベラル派は、極右の人間を一網打尽にしてほしいという願望を持ったのではないでしょうか。
ドゥテルテ大統領を擁護、賛美することが、安倍政権の軍国化や全体主義に利用される恐れがないか、わたしは大変危惧します。


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by michi-no-yuri | 2016-10-13 11:44 | Comments(0)
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