危惧した通りになってきました。
保守?論壇を代表する一人である京大名誉教授の中西輝政さんが「日本よ、今こそ真の独立を!」と言っています。
総理のブレーンだと思われていましたが、去年の慰安婦での日韓合意を不服として総理と決別しました。
「もはや、グローバリズム時代は去って、ナショナリズムに回帰した」そうです。
わたしも真の独立を願ってきましたが、かれらの言っている独立とは似て非なるものです。
先に、不勉強だとお断りしておきますが、先の戦争の原因となったABCD包囲網なるものも、元はと言えば日本の無知と思い上がりが招いたことだったのではありませんか。
思い上がりから、向こうの仕掛けた罠が見えず自ら嵌って行ったのではありませんか。
今も、まったく同じです。
日本のナショナリズムをアメリカは待っていたのです。
これでまた日本人は戦争するだろうとアメリカはほくそ笑んでいることでしょう。
いままで保守の人たちはひたすらアメリカを頼り縋ってきました。
しかし、ここにきて、アメリカが世界の警察を降り、トランプが大統領になるかもしれないということになって、そんなことならこっちから三下り半を突き付けてやろうとなったようです。
なんと!日本は日本一国で中国と戦争するつもりでいます。
南シナ海問題でも分かったように、東南アジアで中國を敵に回す国はありません。
韓国もいざとなったら中国に寝返るでしょう。
日本は世界の孤児となっても戦争する気でいます。
飛んで火に入る夏の虫になろうとしています。
日本が中国の植民地になるのは歴史の必然なのかもしれないと思ってわたしは慄然としました。
そういう因果があるのです。
西尾幹二さんが、総理への直言として、なぜ中国の脅威を国民に隠すのかと言っていますが、西尾さんの目はいつから節穴になったのですか。
中國が脅威だから戦争をせよとでも!?
脅威だから戦争をしてはいけないのです。
なんでこんな簡単なことがわからないのでしょう。
本来、積極的平和主義とは外交に徹するということです。
しかし、安倍政権に外交ができる政治家がいません。
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