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谷間の百合

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十三日 その二  「宿命の子」

わたしは読んでいませんが、総理の母洋子さんが、雑誌のインタビューに答えて「晋三は宿命の子」だと言われたそうです。
総理大臣になるのが宿命だったという意味でしょうから、あんな総理は嫌だと思っている人間には気分のいい発言ではないでしょう。
安倍晋三が総理になるのが宿命だったということは、ああいう総理を戴くのも日本と日本人の宿命だということになるからです。
どんなに嫌おうがこの事実を否定はできません。
そこで、考えなければならないのは、なぜかれが総理になったかということです。
はっきり言えるのは、日本人が先の戦争から何も学ばなかったことに原因の一つがあるということです。
だから、戦前のある一時期に郷愁を抱き、そこへの回帰を促すような体制作りをしている人間が支持されるのです。


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ドイツではネオナチが蠢いたら、圧倒的な国民世論がそれを封じ込めてしまうようですが、日本ではそうはなりません。
ドイツの悪はホロコーストであって、日本とは比較にならないと言って戦前の軍国主義に無批判な人もいます。(西尾幹二さん?)
戦前の亡霊が白昼堂々と姿を現しているような政治が行われているのがいまの状況です。
改憲の目的は戦争をすることであり、戦争にならないと経済がもたないとか、戦争のトリガーを求めていると発言するような人間が総理の側近です。
また、総理の周辺では(とくに桜井よし子さん)世界の警察を降りたアメリカへの恨み節が渦巻いています。
(だから、ロシアということに、、?)
改憲を待ちきれずに集団的自衛権を通した意味をほんとうに真剣に考えてほしい。
中國脅威論などは、火の無いところに無理に煙を立てているようなものです。
尖閣や南シナ海を見ろと言うのでしょうが、だからなんなんですか。

安倍晋三が日本の総理大臣になるのが宿命だったということは、戦争になるのも宿命だということになります。
日本人が戦争から反省も学ぶこともしなかった罰に、神が安倍晋三を日本に遣わしたのではないかと、ふとそういう思いが過りました。
今度は山河もなくなるかもしれません。
戦争によらずとも、、、


唐招提寺
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by michi-no-yuri | 2016-05-13 14:10 | Comments(0)
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