舛添都知事の豪華出張旅行が糾弾されています。
東京都はよほどお金があるのか、石原知事時代も度重なる大名旅行が話題になっていました。
わたしは舛添知事が会見で記者の質問に、「トップが二流のホテルに泊まるのは恥ずかしいでしょう」と答えているのを知って、他人のお金で見栄を張ってどうするの!と思いました。
こういうセンスにはもう付ける薬がありません。
産油国の王様や独裁国の首長ならともかく、一応先進国日本の都知事のこういう考えこそ恥ずかしいのです。
こういうのを田舎者思考というのです。
東大を出ていようが、フランスに留学していようが、田舎者は永遠に田舎者です。
(断るまでもなく、田舎者とは田舎に住んでいる人のことではありません。)
二流の安宿に泊まれと言っているのではありません。
なぜ超一流から二流になるのですか。
その間に、条例で上限が決められている値段の範囲でいくらでもいいホテルがあるでしょう。
自分だけファーストクラスに乗り、自分だけ超一流ホテルのスィートルームに泊まって気分がいいですか。
ほんとに、お里が知れる人ですね。
(わたしなら、スィートルームに泊まったら落ち着かなくて一睡もできないでしょうね。さすが舛添さんは旅慣れておられる。)
国連の人権委員会で、アフリカの委員から日本の刑事司法は中世だと言われて日本の大使は逆上しましたが、舛添さんのような考え、体質もまた中世なのです。
それに、総理がその典型ですが、事実を指摘されて逆上するような人間に責任ある地位は務まりません。
都知事の大名旅行や国会や地方議員の視察に名を借りた観光旅行の実態が暴露されるたびに、日本の後進性を嫌というほど思い知らされます。
佐藤優さんが、国会議員(上級議員?)が外国に行くと、そこの日本大使館は、夜のお相手をする女性の世話まですると言っておられましたが、いまもそうでしょうか。
(日本に限ったことでもないかもしれませんが。)
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